平成26年3月11日 鈴鹿遠足尾根で撤退の竜ヶ岳

8-7.7*8-8.2514-3.1724-4.825-5.24

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 強い寒波が居座っていたが、やっと冬型気圧配置が緩み 晴れの予報。竜ヶ岳に登ることにする。

 名神・八日市ICから国道421号線・石榑トンネルから宇賀渓に向かう予定でいたが、目覚まし時計より早く起床してしまったので、下道の国道307号線・421号線から行くことにする。
日野町からは路面凍結のためノロノロ運転になり、予定時間より遅れて宇賀渓駐車場に着く。

7:50駐車場〓8:24遠足尾根登山口〓9:34岩場のピーク〓10:16遠足尾根出合(790m)〓12:00〜12:45撤退場所で昼食(880m)〓15:10駐車場

国道421号線を東へ。
石榑トンネルまで行けるか心配したが除雪されていた。
永源寺ダム湖付近では道路から外れ、動けなくなった車も。

石榑トンネルを抜け、三重県に入れば雪はないだろうと
思っていたが予想外の雪にびっくり。
有料なのだから一部だけでも除雪して欲しいですね。
スニーカーでは降りられません。
車で雪を固めてから準備にかかります。。


右の車、今朝の3時から登ったカップルです。
展望の良い岩場のピークまで登り、引き返して来ました。
下山途中、モンベルチェーンスパイクを紛失とか。

雪が無ければ金山尾根を登り遠足尾根下山の予定でしたが、
岩場のピークまで踏み跡のある遠足尾根から登ることにします。
序に彼らの落し物を捜しながら登ることに(見つけました)。

新雪20センチほど。

林道を歩き遠足尾根登山口に着きました。

今朝のカップルの踏み跡があり助かります。ツボ足で登ります。

展望の良い岩峰のピークからの竜ヶ岳

伊勢湾

ここからは踏み跡なしです。少し下ります。

ロープ場 助かります。

スノーシューを付ける。

もう直ぐ、遠足尾根出合

ここまでは快調に遠足尾根出合に辿り着く。

20〜30センチの落込み。
山頂まで行けそうに思えたが、
ヒールリフトを上げると登りやすいが、空間に雪が溜まり重たくなる。
雪を払うとヒールリフトも下がり、又上げなくてはならず。
疲れている時は本当にしんどいです。

登りになると厳しい、交代しながら登る。。 U字の登山道は吹き溜まりの雪が。
のんびり写真を撮っていると「代わって!」

スポンジケーキみたいな雪。段差50センチ前後の雪面に足を置くと、あれあれ10〜20センチの段差になるのだ。しかも延々と続く。
振り返っても助っ人はいない。

斜面にある道が分からないので尾根へ。

「見晴らしの良いササ原に出るまで頑張ろう」と。

やっと後続の若者が追い着いてくる。
何と足元はアイゼンだった。
若者はカンジキに履き替える。
感謝してくれていた。
その間に先に進むとササ原に出てしまった。

追い着いた若者に先頭を譲ると、2番手、3番手がこんなに楽だとは。
数十メートル先を登る若者、何度も息を整えながら登るが
疲労困憊していた私達は追い着けず。
協力したいが体力の違いが。





中央手前;三池岳・釈迦岳 煙芻ン所岳

山頂・・。行けるか、無理か? 強気と弱気が交差する。

ササ原に出ても体力は戻らず。撤退だ(大涙)

12時のサイレンが下界から聞こえてきた。
登頂を諦め昼食にする。

達成感を味わうことなく食事。

下山支度をする頃、若い男女が登ってくる。
「この先は、深いカンジキ跡だけだから辛いよ」と。
「予想以上の積雪で、登れるか分かりません」と云って
アイゼンで登っていった。
その後には着かず離れずに登る中年の男性。
多分、ト○ース、ド○ボウに徹しているのだろう。
アイゼンで登っていった。

これで何回目の撤退だろう?
悔しいね!

下山はアイゼンで。  藤原岳 

山頂から見たかった白山。

北アルプス。  こんなに晴れるとは・・。日本海側の山に登ればよかったのかも。

御嶽山かな。 山頂から山座同定したかった。


林道に出てくる。

無事下山。今日は車が汚れそうだ。

荒島岳・常念岳・薊岳そして竜ヶ岳と全てが雪による撤退だ。
不完全燃焼ながらも無事に信楽ICより帰宅する。 

国道421号線(滋賀県)の側道にある『京の水』。入口には本線の除雪された雪があったが、冬季は小さなスコップを積んでいるので取り除き進入。


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