平成24年4月8日 鈴鹿C竜ヶ岳 1099.6m 遠足尾根から宇賀渓本谷
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宇賀渓本谷の左岸にある林道を歩くと、林道終点(裏道・本谷の登山口)手前に遠足尾根登山口があった。
植林内のしっかりしたジグザグの斜面を登ると尾根道になる。途中にあった岩場の小さなピークから竜ヶ岳が望めたので小休止した後に、樹間から見える大きなコブに向かって急坂を登る。
遠足尾根出合で左折、キツイ登りもなく花を捜しながら潅木帯を歩くが、花は全く見つけられず。
時々見える竜ヶ岳、南北に延びる鈴鹿山脈の主峰の山々を望みながら登っていくと、残雪が現れる。
そしてササ原に出ると感激の展望が広がる。
壷足のある裏道と出合い。更に登ると鈴鹿山脈主稜線に出合う。ここで計画通り右折して銚子岳へ向かうが、急斜面の残雪の多さに不安があり、途中で撤退して竜ヶ岳へ。
国道沿いの無料駐車場 |
宇賀渓の駐車場からの竜ヶ岳 |
売店を過ぎ宇賀渓本谷の橋を渡る。 |
遠足尾根コース登山口 |
植林内の急な坂。目印のテープは多い。 |
岩稜から望めた山頂(中央) |
急坂が続く。 |
遠足尾根出合。 |
藤原岳 |
緩やかな道が多い遠足尾根。 |
近づいてきた山頂 |
オモト 花を捜しながら登るが見つからず。 |
先月下旬に登った藤原岳と孫太尾根 |
ササ原に出てくると展望が広がる。 左;竜ヶ岳 |
鞍部が裏道分岐のようだ。 |
裏道のホタガ谷 |
背後は遠足尾根 |
銚子岳・御池岳・藤原岳方面 |
鈴鹿山脈主稜線出合 |
銚子岳へ |
しかし残雪が多い。 |
撤退です。 |
竜ヶ岳へ |
【竜ヶ岳〜石榑峠〜長尾滝〜宇賀渓】
山頂への登りで少し息を切らす程度で竜ヶ岳頂上に辿り着く。北方向に見える藤原岳は賑わっているだろうが、こちらは多い時でも20人以下である。そして背丈以上あったササも枯れているので、座っても展望が楽しめる。
中道を下山する予定だったが時間に余裕があるので、石榑峠から宇賀渓本谷へと下るコースに変更する。
前方には釈迦ヶ岳・御在所岳・雨乞岳などの南へ延びる鈴鹿山脈、振り返れば伊吹山も見え出した大パノラマのササ原だ。
しかし、足元は雪融けの水溜りと泥濘である。さらに急な下り坂になり、思った以上に時間がかかる。重ね岩付近の潅木帯に入って、やっと乾いた下山道になる。
重ね岩によじ登りガッツポーズをして記念撮影。そして抉れた急な坂を下り、岩稜が現れたら石榑峠は直ぐだ。
旧国道421号線の石榑峠。県境はクサリで通行止めになっていた。滋賀県側には三重県・名古屋ナンバーの車も駐車していた。車道を歩き三重県側に下ると、車幅2m以内に規制するコンクリートブロックがある。
ここが小峠で峠谷に架かる橋を渡り登山道に入る。
何度も渡渉を繰り返したお陰で登山靴が綺麗になっていく。堰堤を過ぎると砂山分岐がある。
更に下り、左岸に移動して鉄梯子を下ると長尾滝に着く。効果の程は知らないがマイナスイオンを浴びる。
滝下から右岸へ、そして左岸へ移動するとヨコ谷出合(中道出合)。ここから山腹道を宇賀渓本谷に沿って流れ落ちる水音だけを聞きながら下っていく(宇賀渓本谷沿いの川中コースもあるが難路らしい)。
小さな谷にある五階滝を横切り、ロープのある岩盤を急降下すると本谷に下りて来る。
鉄製の橋を2ツ渡ると林道終点に出て裏道登山口、少し下ると遠足尾根登山口がある。後は朝の林道を下るが、途中にあった水場でスパッツと靴の汚れを落とし、駐車場へ。
静ヶ岳 御池岳 藤原岳方面 |
遠足尾根に取り付いた尾根。 |
琵琶湖は見えないが比良山地(武奈ヶ岳?)は望めました。 |
⇔微かに望めた御嶽山(中央右) |
石榑峠から長尾滝に下山することに。 |
なだらかな稜線の先に竜ヶ岳頂上 |
下山すると伊吹山が望めた。 |
眼下に石榑峠 |
重ね岩 |
石榑峠 通行止めです。 |
小峠には道路上に車幅2m規制のコンクリートブロック(写真左上)。 峠谷の橋を渡り山道へ。 |
渡渉を繰り返し、泥だらけの靴が綺麗になってきた。 |
長尾滝の左岸にある長い鉄梯子を降り滝つぼへ |
↑長尾滝↓ |
ヨコ谷(中道登山口)出合。川中コースの下山は難路のようだ。 山腹の道を選ぶ。 |
五階滝を横切る。 足元を流れ落ちる滝。 |
山腹から岩盤を急降下して本谷へ。 |
鉄の橋 |
こちらは吊橋。危険と云われても・・。 |
林道終点に出てくる。 |
無事に駐車場に着く。 |