平成26年5月18日(日)  白山展望台 鳴谷山(なるたにやま) 1597m

19-5.2722-5.30

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 鳴谷山と云えばシャクナゲ・ミズバショウ・リュウキンカなどの山野草、そして間近に広がる白山の大展望だが、過去2回は快晴でも期待したほどの展望は見られずだった。
登るのだったら展望が目的になる。しかし山の天気は難しいですね。最後は春霞がないように山の神にお願いして、登ることにする。

 2時半に枚方を出発する。下道を走り勝山市へ。勝山市から国道157号線を走り、石川県白峰市。手取ダム湖の桑島大橋を渡り直ぐに左折、小さな橋を渡り30m先で右折し百合谷林道に入る。
舗装された林道が左にカーブするところに『左;大嵐山、直進;砂御前山』の分岐標示があり、直進のダートな道に入る。
低速で底をこすらないよう2.3kmほど走れば終点の登山口に到着する。 枚方から228km 帰り福井北IC〜久御山IC利用 計477km

6:52登山口〓7:42尾根取付き〓8:05鎧岩〓8:42砂御前分岐〓10:10〜11:46鳴谷山〓13:00砂御前分岐〓14:35登山口


登山口。ブナ林に囲まれた駐車場には既に2台。

天然杉保護群落林内  スパッツを着けアイゼンを持参。

百合谷の滝

トクワカソウ

色白5姉妹のトクワカソウ

ミズバショウ


オオバキスミレ

ショウジョウバカマ

コシジオウレン

コシジオウレン

タムシバ


尾根に取り付くと古木の天然杉とシャクナゲの群落が続く。


イワナシ






尾根道から下ると鎧岩に着く。

鎧岩

この先がお花畑ですが、咲いているのかな?

リュウキンカ、咲いていましたが 近寄れませんね。

ズームで。

エンレイソウ

ザゼンソウ


キュウキンカ・ミズバショが咲く湿地斜面

再び尾根に取付きます。

尾根に取り付くと砂御前分岐があります。 樹間から御舎利山・別山・三ノ峰が望まれた。

杉の古木が続く。 日本海側からの風が心地よい。


近づいてきた山頂。

?は護摩堂山の反射板か 眼下に国道157号線

小松市方面の青い海が見られた。


タケシマラン

オオバスノキ

マイズルソウの葉

残雪、数分で通過。

左;鉢伏山 中央奥;銀杏峰・部子山  手前;取立山

越前甲・加賀大日山。ブナ林にダケカンバも自生するようになる。

越前甲・加賀大日山

山頂直下の残雪、20分以上の登行。照り返しもあり暑い。

直ぐ終わると思いアイゼンは付けませんでした。

砂御前山  越前甲と加賀大日山を遠望。

急いで登ることはない。大パノラマを楽しみながら登ろう。

昔は海底だったのか丸い石が点在する。

鳴谷山頂上から白山の大屏風

完璧の展望です。

北東方向  大笠山  中央;笈ヶ岳 

長倉山 奥長倉山かな?

南東方向

白山最高峰・御前峰

願教寺山・よも太郎山・薙刀山・野伏ヶ岳の山が望まれている。

三角点は雪の下。GPSではこの辺かな。

久しぶりにゴボル。

さいなら。
下山

「叉来るからね」と白山に別れを告げる細君。

叉来てもこれ以上の展望は期待できそうにないが・・。

「そうか、紅葉シーズンに訪れてもいいか」

私も「叉来るからね」と別れを告げる。

アイゼンを付けて下山します。

砂御前山の稜線に入り、白山を望もうとしたが、大汝峰・御前峰には雲がかかっていた。 
白山は昼頃になると雲がかかりやすい。展望のない砂御前山には登らず。

ミヤマカタバミ

ミヤマカタバミ

コシアブラ 少しだけ採取

スミレサイシン

無事下山しました。

満車になったようで林道端にも駐車してありました。

おまけ

車で移動して大嵐山のミズバショウ群生地に寄りました。

残念ながら遅かったようですが、少しだけ咲いている所がありました。


サンカヨウ

オオバキスミレ

ヒダボタン

ニシキゴロモ

チゴユリ

ムラサキヤシオツツジ

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