平成22年5月30日(日) A鳴谷山1597m

年度別

 天気予報で、「高気圧が張り出してくる」と。てっきり晴天だと思い、細君に山決行宣言をしたが、気圧の谷と寒気が残っており雲が多いことを知ったのは準備を終えた前夜だった。
山頂から目前に迫る白山は望み薄だが、「花の観察だけでも良いか」と決行。(3年前の鳴谷山)

 3時40分に枚方を出発する。北陸道・福井北ICから勝山市へ。国道157号を走り、石川県白峰へ。
手取ダム湖の桑島大橋を渡り左折、小さな橋を渡り、百合谷(びやっこだん)林道に入る。
舗装された林道が左にカーブするところに『左・大嵐山、直進・砂御前山』の分岐標示がある。
直進の地道に入り、薄っすらとガスがかかる林道終点の登山口に着く。


周辺地図

7:38登山口〓8:35尾根取付き〓8:57鎧壁〓9:35砂御前山分岐〓11:20〜12:38鳴谷山頂上〓13:45砂御前山分岐〓14:52登山口

 登山口(駐車場)に着くと、車七台があったが誰もいない。私達だけだと思っていたが、こんな天気に登る仲間がいる。救われる思いをしていたら、次から次へと他府県ナンバーの車が入ってきて賑やかになる。
この場に及んでも、「ガスは雲海の中だから。雲海に浮かぶ白山を観られるはず」と期待して登ることにする。

 登山口からはブナ林のグリーンシャワーの道で、迷うような道ではない。右下に滝を見て登ると沢沿いの道になる。そして小さな流れを横切る山腹の道となる。

 尾根に取り付くと巨大杉(タコの八ちゃん杉・合せ杉・五葉松杉)とシャクナゲが続く。下部では終わっていたシャクナゲの花だが高度を上げると、咲いており、目を楽しませてくれる。

 尾根から外れて、左へ下ると鎧壁の岩棚に下りてくる。鎧壁は海底にあった岩が隆起した岩らしい。
鎧壁を過ぎると、キュウキンカ・ミズバショウの群生地で広い谷間の湿地帯になる。リュウキンカは少し早かったようだが、ドロドロの登山道で何枚も撮影する。

 湿地帯を過ぎ、尾根に再び取付くと砂御前山分岐がある。再び巨大杉(別れの六本杉・像の鼻杉・イカの六兵衛杉・イカの十兵衛杉・フリン杉)、そしてシャクナゲの尾根道になる。中でもフリン杉に興味を持って登ったが分らない。さて、雄松のフリンか?雌松か?
大杉にブナが交じるようになる。そしてシラカバ・ダケカンバの道になると、時々、ガスが切れるようになるが、更に頭上にも雲があり、展望は無理のようだ。
リュウキンカを見てからは、ダラダラと登っている。気付けば追い抜いた登山者はなく、追い抜かれてばかりだ。
右から巻くように山頂へ。視界が良ければ白山を望みながらの歩きになるのだが・・。


賑やかな登山口


ショウジョウバカマ


イワウチワ

尾根に取り付くと大杉が現れる。

チゴユリ

エンレイソウ

ツクバネソウ

ミドリユキザサ

ムラサキヤシオ

イワナシ

鎧壁に着いたが。

海底にあった岩だったらしい。

咲いていたリュウキンカとミズバショウ。

タケシマラン

ミツバノバイカオウレン

砂御前山分岐

ムラサキヤシオ

シャクナゲ

オオカメノキ

ガスが切れてきたぞ。もしかしたら・・

雪の上には花はないぞ。
下ばっかり見て歩く。
残雪を横切るだけなのに


 鳴谷山頂上に着く。同時に出発した京都から来たグループは、登山途中で採取した山菜で天ぷらや炒め物をして賑やかに食事中だった。
私たちは、福井市から来たご夫婦と山談義。仕事を辞めた私にとっては、久しぶりの他人様との会話になる。
相手には迷惑だったかも知れないが、楽しいひと時で興味ある山を教えてもらう。


白山にピントを合わせたのに・・。丸い石ばっかり。大昔は川原だったか?

暇なので三角点に行ってみる。

 下山、今度は大阪茨木市からの4人グループと山談義をしながら下山する。勿論、私のHPも紹介しておく。
気付けば、のんびりし過ぎた。急いで車に乗り、手取ダム湖の桑島橋前にある白峰公民館内『憩い湯桑島』に入浴する。石鹸はないが、奇麗な温泉で地元の方が利用している。400円は安い。


無事下山。

今日のお宿は大野市の河川敷公園。

雲川。

四隅には囲炉裏がある。天井には十数個のツバメの巣。

姥ヶ岳へ。福井県大野市まで走り、『スーパーみつわ』へ。前回、美味しかった焼き鯖ずしと、更にバッテラ・ブリ押ずしの3種類、日本酒と肴を購入する。量も多く、福井県でも美味しい米どころなので、コメの味は抜群だった。

 国道157号線を走る。真名姫湖青少年旅行村を過ぎると、通行止めのゲートがあるが、進入すると銀杏峰・中島コース登山口があり、向かいに河川敷公園がある。今日はここで野営することにする。

トップ