平成19年5月27日 (なる)谷山(たにやま) 1597m 砂御前山 1326m

 4年前にリュウキンカ・水芭蕉・シャクナゲ、そして迫力ある白山が間近に見られる山だと知ったが、登る機会に恵まれなかった。
昨年は林道が通行止めだったのか情報は入らなかったが、先週頃からネットで紹介されるようになり、林道は私の愛車でも走れそうだ。
しかし前日の土曜日から黄砂のため視界が悪そうだ。今シーズンも駄目かと思ったが、何処の山に登っても視界は悪い。鳴谷山だったら目前に見える白山までの距離は7〜8kmなので霞みながらも見えるだろう。花を主目的にして決行することにする。
 3時半に枚方を出発、京都東ICで降り、湖西道路(R161号)を走るが、視界は7キロ以下に思えガックリ。急いで行くことはないので、敦賀市から今庄経由で福井市から勝山市へ。R157号を走り加賀・白峰へ。
手取ダム湖の桑島大橋を渡り左折、小さな橋を渡り数十mより百合谷(びやっこだん)林道に入る。
舗装された林道を走り、左にカ−ブするところに『←大嵐山・砂御前山→』の分岐。ここより砂御前への道は地道、ゆっくり走り林道終点の登山口に着く。

 周辺地図
大嵐山・砂御前山分岐

7:50登山口〓8:45〜9:00鎧壁(撮影に)〓9:13砂御前山分岐〓11:15〜13:00鳴谷山頂上〓14:10砂御前山分岐〓14:40砂御前山〓14:55百合谷・鳴谷山(じぶね)分岐〓15:53登山口



登山口

グリーンシャワー

数段になって落ちる滝

大杉とシャクナゲの尾根

鎧壁

鳴谷山


 登山口前の広場には既に12台駐車しており、直ぐに満車になりそうだった。広場奥より山に入るとチゴユリが咲き、空気まで緑に染まりそうな新緑。15分ほどで滝が見えてくると傾斜が増してくる。
古杉が見え出すとシャクナゲが咲く尾根に出るが、殆どが萎れていた。暫く尾根道を歩くと鎧壁に出てくる。ここからの新緑が美しく鳴谷山頂が望まれた。
 鎧壁を過ぎると湿地帯のお花畑だ。ピークを迎えたキュウキンカ、花よりも大きな葉の水芭蕉はお世辞にも可愛らしいとは云えない。可愛いい花を見つけるのに苦労する。
ザゼンソウ・エンレイソウ・サンカヨウ・タケシマランなどの撮影に夢中になっていると頭上でガサガサと音がする。見上げるとコシアブラを採取中の男性がいた。以後、頭上も時々見るようになる。
 古杉のある尾根に上がると砂御前山分岐だが、休憩中のハイカーがいて分岐の標示に気づかずに通り過ぎてしまう。大杉谷林道分岐を過ぎてから地図を開けて気づいたが下山時に登ることにする。
道端はマイヅルソウの絨毯になるが未だ咲いていない。ツバメオモトが咲き始めたブナ林内からダケカンバの樹が見られるようになるとミツバオウレン・バイカオウレン・イワウチワが咲いていた。


大杉

ブナ林

残雪

ダケカンバ

前方に白山

上空には灰色雲が覆うようになり山頂近くではガスがかかっているようだ。山頂からの展望は諦め気味になる。
撮影に時間を費やしながら、ダラダラと歩いているとガスは無くなり明るくなるが、黄砂で霞んでいる。
草原なると待望の白山が眼前に広がる。上部はガスがかかり、少し霞んでいるが流石に雄大である。

【鳴谷山頂上】



ガスと黄砂で今一の山頂に着く。

ガスに隠れる白山山頂。

 鳴谷山頂上は大勢のハイカーが白山を見ながら寛いでいる。スタートが同じだった4人ファミリーは食事が終わり、私たちの遅い到着に驚いた感じだった。
時間が許す限り山頂にいることにする。食事しているとガスは山頂部分だけになり、南方面の取立山・赤兎山が薄っすらと見えるようになってきた。
切れそうで切れない白山山頂のガスにイライラ。後半になって3回ほどガスが切れると、七倉山や別山にガスがかかってしまい一喜一憂。しかし、白山の大パノラマを見られ満足して下山。


鳴谷山より下山。霞む赤兎山・取立山。

ブナ林と別山

砂御前山分岐

シャクナゲと鎧壁

【砂御前山へ】


展望のよいやせ尾根

鳴谷山   白山   別山

赤兎山 取立山方面

展望のない砂御前山
 砂御前山分岐まで戻り砂御前山へ。大きな根が露出した痩せ尾根にシャクナゲが咲く。根の下は空洞なのかフカフカし、右下には鎧壁が見えている。高度を上げると白山が、くっきりと見えてくる。そして取立山・赤兎山方向も。分岐から30分ほどで展望の効かない砂御前山に着く。
 分岐まで戻り百合谷林道(登山口)へ。ここで直ぐに右折して下るのだが、間違えて直進して再び砂御前に。直ぐに気づくのだが、他のハイカーも同じように間違って苦笑していた。
お花畑でリュウキンカにお別れして、所々ジュクジュクした道を歩く。最後の沢水で靴の泥を洗い流してから登山口に戻ってくる。広場には私の車を含めて4台だけだった。

 桑島大橋前の白峰公民館の総湯(320円×2人)で入浴してから17時、帰路に着く。


チゴユリ

フモトスミレ

リュウキンカ

ザゼンソウ

ミズバショウ

サンカヨウ

エンレイソウ

クルマバツクバネソウ

ツクバネソウ

ホンシャクヤク

オオカメノキ

マイヅルソウ(蕾)

タムシバ

ムラサキヤシオ

イワナシ

ミドリユキザサ

ショウジョウバカマ

ミツバオウレン

バイカオウレン

イワカガミ

イワウチワ

タケシマラン

ツバメオモト

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