平成24年7月31日(火)〜8月2日 猿倉から大雪渓〜白馬三山〜天狗山荘〜白馬鑓温泉小屋〜猿倉
トップ | 年度別 | 白馬三山 1日目 | 白馬三山 2日目 | 山行ルート地図 | 周辺道路地図(中心は猿倉) |
【3日目】天狗山荘〜白馬鑓温泉小屋〜猿倉
|
静かな夜だったが、熟睡できないのは私の性分だから仕方ない。
御来光前にクラッカーとコンソメスープで食事を済ませ、テントを撤収しながら御来光を拝む。
今日は、下山ではあるが長丁場、その上お花畑もあるので時間がかかりそうなので、早立する(テント場では遅い方だが)。
硫黄の臭いがする鑓温泉分岐まで戻り下ると、コマクサの群落に足が止まる。更に下るとチングルマの果穂があり、時期を逃したかと思っていたら、大出原まで来ると一面が満開のチングルマ畑。そしてハクサンコザクラの群生に喜ぶ。
ここで、単独の女性と出会う。白馬鑓温泉小屋での昨夜の様子を聞くと布団1枚に2人から3人だったようだ。テント場も込み合っていたようだ。今回の計画で幕営地を鑓温泉にするかで迷ったが、お花畑をゆっくり観たいので天狗山荘にして良かったように思える。
森林限界も終わり、クサリ場が近くなると『ストックをたたんで・・。』の標示従う。しっかりしたクサリが付けられているので安心だが、足元の岩は滑りやすいので注意がいる。直ぐにクサリ場が終わると思っていたが、意外と長くて雪渓まで急降下する。右に雪渓を見ながら下ると鑓温泉小屋が前方に見える。
ご来光を拝む。 |
テントを撤収。 |
天狗山荘を出発。 |
白馬岳が少し見えている。 |
オヤマノエンドウ |
白馬鑓温泉へ下るとコマクサが群生する砂礫地に。 正面・八方尾根 |
|
コマクサ |
チングルマの果穂 あぁ〜、終わってしまっている。 高度を下げると大群落がありました。 |
【大出原】
コガネギク |
鑓ヶ岳とウラジロタデ |
お花畑 |
|
ハクサンコザクラ |
|
ハクサンコザクラと鑓ヶ岳 |
|
ハクサンコザクラ |
コイワカガミ |
アオノツガザクラ |
チングルマとハクサンコザクラ |
チングルマ |
チングルマ |
|
チングルマと鑓ヶ岳 |
ナナカマドと鑓ヶ岳 |
八方尾根 |
オオバタケシマラン | サンカヨウ | エンレイソウ |
クサリ場はここだけと思っていたら。 |
クサリ場が続きます。 |
クサリ場に咲いていたニッコウキスゲ.。 例年より少ないそうだ。 |
頭上には登山者 |
クサリ場が終わると白馬鑓温泉小屋が見えました。 |
白馬鑓温泉小屋で食事をするつもりだったが、暑くて食事する気分になれず。増してテント場からは男性の露天風呂が見える。昨日と同じ不味いラーメンを男の裸体を見ながら食べるのでは、更に不味くなりそうだ。
水を補給して涼しい場所を捜すことにして下山すると雪渓道になる。雪渓に大岩があったので、岩の上で食事することにする。昨日同様に美味しくはなかったが、冷風で暑さを凌げたのは救いである。
食事中、大出原で抜かれた男性が下りて来る。「露天風呂は良かった。湯上り後のビールは最高だった」と。私たちは足湯だけ。
雪渓を下る男性を見送っていたら、酔いのためか3回も尻餅を搗いている。何故か、スッキリした気分になる。
アイゼンを着けて200mほど下り、左へ少し登った地点で雪渓は終わる。小さなアップダウンを繰り返して斜面の道を歩くようになると、高度を下げている感じがしない。
やがて杓子沢に出合う。雪渓の杓子沢を横切り、再び斜面の道を行くと水場に着き、小休止。
水場を過ぎると登りが続き、登り切ると小日向のコルだった。コルから少し下ると湿地がありワタスゲが咲いていた。
ジグザグ道の下りで、ギボシ・シモツケソウ・キンコウカなどの花が咲く。やがて、花や展望もなくなり、何処を下っているのかも分からない樹林帯になる。緩やかな下り坂を「まだか?まだか?」と思いながら、ひたすら歩き、やっと林道に出合う。ここからは猿倉は直ぐだ。
白馬鑓温泉小屋 |
テント場 流れは温泉です。 |
足湯だけでも気持ちよかったです。 |
ここで食事。涼しかったです。 |
小日向のコルへ、山斜面を歩きます。 |
キヌガサソウ |
ツクバネソウ |
シモツケソウ |
ウメバチソウ |
タテヤマウツボグサ |
マルバダケブキ |
サンリンソウ |
落石沢 |
杓子沢を横切ります。。 |
杓子沢を渡ると杓子岳が。 |
白馬鑓温泉小屋が見えていますが。 |
山小屋の屋根は目立つものだと思っていたが・・。 |
トガクシコゴメグサ |
ゴゼンタチバナ |
小日向のコルへの登り途中より。 中央:鑓ヶ岳 右;杓子岳 |
|
ここからは下るだけ。 |
|
湿地帯付近から望めた白馬三山。 |
イワイチョウ |
ワタスゲ |
シモツケソウ |
キンコウカ |
ミヤマタムラソウ |
カラマツソウ |
林道出合 |
猿倉山荘 |
無事に下山しました。 |
白馬八方温泉「みみずくの湯」に入浴後、安曇野のレストランで夕食を済ませて、中央道を走る。途中、阿智PAで30分ほど仮眠、翌日の0時30分(高速料金深夜割引3800円)無事に帰宅する。 |
トップ | 年度別 | 白馬三山 1日目 | 白馬三山 2日目 | 山行ルート地図 | 周辺道路地図(中心は猿倉) |