テクテク鈴鹿A那須ヶ原山・A高畑山

中央那須ヶ原山
那須ヶ原山神社 伊勢湾と錫杖ヶ岳望む 気持ちよく縦走道を歩く
溝干山と遠くに感じた高畑山 三ツ頭  遠゚須ヶ原山 大岩を巻き稜線に戻る
    溝干山             中央高畑山 右の樹林に入り坂下峠へ
高畑山頂上より鈴鹿山地望む 歩いてきた稜線  中央那須ヶ原山 参詣橋に戻ってくる

平成15年12月7日 A那須ヶ原山 800m 〜A高畑山 773m 晴れたり曇ったり

ガイド;昭文社の『山と高原地図・御在所・鎌ガ岳』

 二山とも登っているが、那須ヶ原山から高畑山迄の区間は歩いていないので行くことにする。(前回、高畑山・前回、那須ヶ原山
大原貯水池から不老谷の林道を『那須ヶ原山』の道標に従い走ると、坂下峠との分岐がある参詣橋に着く。参詣橋を渡り少し上った所に駐車スペースがあったのでここに車を止める(那須ヶ原山登山口のある林道終点には数台の駐車スペースがある)。

自宅5:30〓R307号線経由80km〓7:25登・参詣橋・駐車〓35那須ヶ原山登山口(林道終点)〓8:18〜20那須ヶ原山頂上〓42三ツ頭〓9:16唐木山〓9:43〜56坂下峠〓10:15溝干山770m〓10:42〜11:30高畑山〓12:02〜08坂下峠〓12:43参詣橋  往路を走り14:55自宅

【参詣橋〜那須ヶ原山】
 林道道終点より右岸沿いの登山道を歩くと5分ほどで黒部滝に着く。ここから左岸に渡り山の斜面を登る。参道だけあって整備されているので迷うことはない。
 ヒノキの苗木が植えられたところまで来ると北風が強くなる。ここからは大原貯水池・甲賀町・琵琶湖方面が望まれたが鈴鹿山地中心部の御在所・雨乞岳方面は上部に雲がかかっていた。植林に入ったところで脱いでいたシャツを再び着ようとしたが風が強く戸惑っている間に身体が冷えてウィンドブレーカーまで着ることになってしまう。
 櫟野からの裏参道と出合うと間もなく那須ヶ原山神社(頂上)に着く。今回は閂を開かずにお参りをする。

【那須ヶ原山〜坂下峠】
  須ヶ原山頂上からの展望は前回よりも悪い。そして身体が冷えてしまいそうなので、すぐに下山する。
植林内を東へ7〜80m行くと油日岳からの縦走道に合流して左折。はじめは20センチほどのササが茂るアセビ・リョウブなど潅木が多く快適な稜線道だったが、ヤセ尾根と急坂のアップダウンの連続は前回の油日岳からの山行で経験済みなので楽な気持ちでトライすることができた。
 何故、三ツ頭と名が付けられたか分からないまま通り過ぎる。唐木山も通り過ぎて振り返ると三ツのコブがある三ツ頭が見えていた。
そして右へ『巻き道』の標示がある地点にくる。直進にも踏み跡があるがここは右へ下る。巻き道は長く感じた急坂を下ったので、登りもキツイだろうと覚悟をしていたが直ぐに稜線に戻ってくる。振り返ると大岩のピークが見える。直進していたら大変なことになっていたかも。
 前方にはガレ斜面が露出した溝干山と右に高畑山への稜線が段々近づいてくる。
坂下峠へ下る。ここも直進のガレ場を避け右の樹林内を一気に下る。

【坂下峠〜高畑山】
 荒れた林道が東西に伸びる坂下峠で風を避けて休憩する。喉は渇いてないが水分を補給してメロンパンとチョコを食べる。
溝干山へのガレ斜面の右側を登る。途中でガレ注意の標示を右に見て、左にあった巻き道の標示を見過ごして直進してしまいガレ場の急斜面に入ってしまう。上部にテープがあったのでそのまま登ったが、あまりお勧めできない。ここも右の樹林内の巻き道を利用しよう(帰りは利用する)。
 峠から20分ほどで溝干山頂上に着く。明朝まで降っていた雨も強風のお陰で膝辺りまで延びているササは乾いており、ここからは小さなアップダウンで潅木のササ道を快適に高畑山へ。

【高畑山頂上にて】
 山頂からは360度の展望が広がる。西に琵琶湖、北に御在所岳・雨乞岳だが雲に隠れている。東に伊勢湾、鋭く尖った錫杖ヶ岳・青山高原等の山並み、南には歩いてきた那須ヶ原山までの稜線が望まれたが今回は台高・大峰山脈の山々は望めなかった。
 南斜面で風を避けて食事する。下山する頃には御在所岳・雨乞岳・鎌ヶ岳が望まれる天気になっていた。

【坂下峠〜参詣橋】
 坂下峠まで戻り右折して荒れた地道の林道を西へ。5分程で舗装された林道になり更に下って行くと参詣橋に着く。

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