平成26年12月28日(金) 黒岳1087m (あし)鷹山(たかやま)(越前岳)1504m 呼子岳1310m

山行地図 周辺地図(中心は山神社駐車場) トップ 年度別
 11月に登る予定をしていた二百名山の愛鷹山魂の最高峰・越前岳と三百名山の黒岳。当然、眼前に迫る富士山が目的です。
日帰りでは高速料金・ガソリン代の出費を考えると勿体ないので、百名山である天城山を翌日に登ることに。
しかし、2日連続で富士山展望が見られる確信がなく、ドタキャンを数回もしてしまう。
年も瀬も押し迫り、最後のチャンスに思える。年賀状の題材には間に合わなかったが、これ以上先延ばしすると詳細な行程も忘れてしまいそうだ。運を天に任せて決行を前日に決める。

 富士山三昧を期待して前夜22時に枚方を出発。日本海側は雪が降っているようだが、伊勢湾岸自動車道では小雨、静岡県に入ると星空になり安堵。
東名・裾野ICから国道469号線を約9km走り、バス停『愛鷹山登山口』に。左折して林道を1km走ると山神社駐車場に3時20分に着く。 枚方から383km

4:38山神社登山口〓5:27〜30あしたか山荘〓5:37富士見峠〓6:06〜7:00黒岳〓7:20富士見峠〓8:34〜37富士見台〓8:59〜9:39越前岳

越前岳
〓大沢ルート下山〓10:41呼子岳〓10:58割石峠〓11:48大杉〓12:40山神社登山口

、氷点下2℃、無風なので寒く感じない。頭上は満天の星だ。
簡易トイレのある30台ほどの駐車場には私の車だけ。
「もしかしたら赤富士が観られるかも」と思い御来光を黒岳から拝むことにする。

林道を挟み斜め前が山神社登山口。 

ライトを頼りに鳥居を潜り植林内に入る。

神社。「え〜と、登山道は・・」 左にありました。

無人のあしたか山荘(無料)。入口が分かりません。

富士見峠着。黒岳へ

天然杉の巨木が自生している。

6:06に黒岳着。ゆっくり登ってきましたが・・。
氷点下5℃前後、時間が経つにつれ寒くなってくる。

東の空が赤くなってきた。 中央;箱根山 & 裾野市の夜景

6:33 朝のラジオ体操の時間。

駿河湾 位牌岳・ 

以前は美観を損ねる宝永火口に思えたが、違和感無く眺めていた。 富士山山頂に朝日が。 

箱根山 


6:54 雲の中からの御来光

広い山頂で御来光を撮ったり富士山を撮ったりと忙しいのですが身体は冷え切っています。
寒いょ〜。 越前岳へ。

黒岳の天然大杉

途中にあった富士山展望台。

展望の無い富士見峠を直進

植林。関西の山と雰囲気は同じ。

鋸岳展望台  左;位牌岳

樹間からの富士さんと一緒に歩く。

潅木帯

五十銭紙幣は知りませんね。

富士見台

富士見台  広大な裾野も見納め。

尾根は細り、傾斜が増す。

相変わらず氷点下。霜柱も巨大です。
越前岳山頂
展望は西半分

南アルプスが望まれた。
氷点下5℃だが無風なので助かります。 山頂の泥濘は凍結。

駿河湾と富士宮市街地

富士山山頂  最高峰;剣ヶ峰  

左;上河内岳 聖岳  赤石岳  荒川三山   塩見岳

     塩見岳   白峰三山(農鳥岳・間ノ岳・北岳)白峰三山の前に毛無山 ・雨ヶ岳


富士宮市街地  明日、訪れる予定の三保の松原が薄っすらと見えている。
大沢コース下山

急なヤセ尾根を下る。

金時山(中央)かな?

位牌岳〜鋸岳〜呼子岳 

富士山と越前岳 数分後、雲が沸き出し富士山は見えなくなってしまう。

呼子岳頂上
「山梨県側からだと、未だ富士山は見えているのだろうな」

割石峠のキレット

割石峠から大沢(須山)へ下ります。

大きな杉が現れる。
大沢ルート
赤ペンキ・ケルン・テープ・ヒモ・道標などが多くあり
ルートで迷うことはなかった。



大杉を通過し、堰堤が見え出した。
工事用の林道歩きでガレ石も少なくなるかと思ったが
林道は荒廃しており、幾度も右岸左岸の繰り返し。
ガレ石の道が延々と続いた。



広くなった大沢。ここを横切れば舗装された林道になり山神社は近い。
今回は涸れた大沢でした。

無事に下山しました。
広い駐車場には4台だけ。
山頂で単独の男性と出会っただけの静かな山旅でした。



 下山後も富士山が見えない。
予定では伊豆半島の達磨山付近の県道18号から富士山を眺めてから『道の駅・伊豆のヘソ』で車中泊だったが、
日帰り温泉『ヘルシーパーク裾野』で入浴後、道の駅へ。
コンビニで食料を調達して、16時に『道の駅・伊豆のヘソ』に。
暗くなる前にワインを飲みながら夕食を済ませて17時半に就寝。
眠りは浅いが3時過ぎまで眠ることが出来た。
朝食を済ませてから天城山登山口(約1時間)のある天城高原ゴルフ場にナビをセットして出発する。

天城山のレポ

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