平成24年10月21日 高妻山2353m 山行ルート地図 周辺地図(中心は駐車場)
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戸隠キャンプ場入口に登山者用駐車場があり車内で寝る。車中泊の車は数台あったが、分散して駐車しているので気にならず。
昨日とは違って健脚者向きの山とあったので、日ノ出前に出発にする。戸隠キャンプ場受付(トイレ横)横の車道を歩き、橋を渡ると左にトイレがある交差点がある。昨日、車で下見しているので道は分かっていたが、ここで2名が道が分からずにウロウロしていた。
トイレ前を直進すればキャンプ場である。右折して戸隠牧場への車道を歩き、ゲートがある牧場事務所(料金所)に着く。
牧場内の車道を歩くと、左にトイレがある。ここに来てやっと登山道の標示があり、右折して直ぐに左折すると一不動を経ての登山口に着く。右の道を行くと五地蔵岳へ直接登る登山道があるらしいが、手持ちの資料では記載がなかった(山行ルート地図参照)。
柵内に入り牧草地を歩き、柵から出ると、大洞沢に出合い、沢を渡りブナ林内を登っていく。数度、沢を渡り返すとクサリのあるナメ滝が現れる。
追い越されていた若夫婦が先に登る。奥さんが2〜3m程登ったが滑り、再度登り返すのを見て、細君が恐怖を感じたようだが、無事に登ることができた。確かに足の置き場所によって、滑る箇所があった。クサリをしっかり握り、試し置きしてから足に体重を掛けるようにするのが良いと思われた。
水量の少ない不動滝まで来ると、今度は、一枚岩の上部をトラバースするクサリ場があった。ここからは登って来た大洞沢の眺めは良かったが、用心して撮るのを止める。そして3mほどの岩を上がり、クサリ場が終わる。
氷清水(最後の水場)で若夫婦が水を汲んでいた。「昨日は雨飾山の登ってへん?」と聞くと「イエス」だった。リュックと帽子に覚えがあった。ご夫婦も下の駐車場で車中泊していたらしい。
ガレ石の道を急登すれば稜線上に出て、一不動避難小屋に着く。右折して最初の峰に登るが、急坂で10分以上かかる。登った峰には二釈迦の石祠がある。ここからは黒姫山・飯縄山が望まれ、眼下には牧場が見える。少し歩くと北西に美しい山容の高妻山が樹間から望まれ、前方には五地蔵岳への凸凹した峰が望まれる。
峰ごとに数字と仏教用語の名が着いた石祠がある。三と四のアップダウンは楽に通過し、五地蔵への登りは少しキツク感じる。五地蔵の石祠の少し先に五地蔵岳がある。ここからは妙高山・黒姫山・飯縄山が一望できた。
戸隠キャンプ場。登山者用駐車場は車道を渡った所にある。 |
左;トイレ。ここを右折 |
戸隠牧場へ。 |
戸隠牧場事務所。直進します。 |
やっと登山口に。もう迷う心配は無いです。 |
大洞沢に出合い、直ぐに沢を渡る。 |
朝日が昇ってきました。 |
数回、沢を渡り返す。 |
ナメ滝のクサリ場。 「あのリュックと帽子、雨飾山でも」 |
一枚岩のクサリ場。 横に移動です。 |
右下は不動滝ですが細って迫力ありません。 |
不動滝上部から3mほど登ります。 |
もう直ぐ氷清水の湧水口です。 |
涸れた沢を登ります。 |
一不動避難小屋。 ここから稜線歩き。 |
最初の峰に登ると二釈迦 最後の十阿弥陀まで9峰あることになる。 |
二釈迦を過ぎると高妻山が望まれた。前方には峰が連なる。 |
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背後には戸隠山が望まれる。 左;飯縄山と戸隠牧場。 |
やっと緩やかになると、大岩が重なった十阿弥陀である。そして前方には山頂が見えた。 |
妙高山・黒姫山・飯縄山(いいづな) |
火打山と妙高山 |
鞍部からの登り返し。 |
八丁ダルミへ下り、最後のキツイ登りが続く。 |
八丁ダルミ付近。高妻山が邪魔をして風が通らないので暑い。 |
「いつ終わるのだろうか」キツイ登りです。 |
騙し頂上があってもいいです。緩やかな道だったら。 |
山頂が見えました。 |
展望の良い高妻山頂上に着く。北アルプスにかかっていた雲が切れ始めたが、昨日より霞んでいる。それでも火打山・妙高山・黒姫山・飯縄(づな)山。そして山麓には信越高原が広がり、間近に戸隠山を見下ろす。
昨日、登った雨飾山 |
北アルプス 中央;白馬三山 |
信越五岳の妙高山 黒姫山 飯縄山 |
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信越五岳の戸隠山 |
下山は往路を戻る。氷清水で残り少なくなった水を補給してクサリ場を慎重に下り、ブナの原生林に癒されながら下る。
黒姫山 登るのに必死でした。背後に展望があったのとは。 真下の稜線まで急降下します。 |
五地蔵岳から下山。 |
牧場とキャンプ場 |
一不動避難小屋 |
大洞沢へ。 |
氷清水を補給して下山です。 |
不動滝の右岸のクサリ場 |
帰りも緊張します。 |
単独の山ガール。 |
尾根道の登山道のようだ。 |
私たちは一不動コースを往復。 |
ブナの樹 |
牧場で遊ぶため入場料支払っている家族づれ。 |
食べながら帰ります。 |
無事に駐車場に戻ってきました。 |
登山者用駐車場。 |
下山後、行楽で賑やかな戸隠高原を通り、戸隠神告げ温泉へ。十人いたら身動きできない脱衣場と内風呂だけの湯船では、身体はサッパリしたがゆったりと寛ぐ気分にはなれなかった。
17時に戸隠を出発する。カーナビは長野ICから中央道を指図する。おとなしく指図に従い、初めての長野市中心街を走り、遅くなったが高速道路に入る。途中で夕食を済ませ、ゆっくり走っている間に、恵那山付近の渋滞もなくなり、小牧JCTの渋滞もなくなり、23時過ぎに帰宅する。 総走行距離930km