平成24年10月13日(土)〜14日 甲斐駒ヶ岳 2967m 仙丈岳 3033m
今年8月、北岳から白い岩斜面の山容の美しい甲斐駒ヶ岳を見る。興味を持ちネットで調べると、私たちでも日帰りで登れそうだ。 |
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6:04北沢峠〓6:15〜6:45北沢駒仙小屋キャンプ場〓7:20仙水小屋〓7:54〜8:00仙水峠〓9:20〜25駒津峰〓9:52巻道分岐〓10:38〜11:38甲斐駒ヶ岳〓12:53駒津峰〓13:37〜40双子山〓14:51北沢峠〓15:03北沢駒仙小屋キャンプ場 |
終点の北沢峠で下車。山梨県側の林道を下り、北沢駒仙小屋分岐で、左の道を下ると完成間近の北沢駒仙小屋に着く。
テント設営料(1人500円)を支払い、直ぐにテントを設営し余分な荷物をテント内に入れて出発する。
小屋前を過ぎると橋を渡り左岸へ、直ぐに栗沢山分岐がある。ツガやシラビソの原生林が続く北沢沿いに詰める。一度、右岸に渡り、左岸に戻ると、仙水小屋に着く。
やがて、岩がゴロゴロした露岩帯を登るようになる。背後には小仙丈ヶ岳が望まれ、前方には白い岩壁の摩利支天が聳え立つ。
仙水峠に着く。東方面が開けており、御来光が拝めるらしい。金峰山方向には雲がなかったので、今朝だったら拝めたかもしれない。今日は快晴になりそうだ。今は隠れているが富士山もきっと望めるだろう。
駒津峰へは、標高差約500mの急な登りが続く。二人とも花粉症で鼻が詰まっているので、更に辛い登りになる。
針葉樹林からハイマツ・シャクナゲが多くになると、時々展望が開けて駒ヶ岳が全容を現し、背後には鳳凰山のオベリスク、その後方には富士山が望まれるようになる。
『六合目』のプレート360度の展望で賑わう駒津峰に到着。駒ヶ岳の白い岩稜の直登コースを登る登山者が小さく見える。予想以上に急登に思える。巻き道か直登か迷う。下山者に尋ねても、私たちの年齢を考慮するためか「簡単だった」と言う登山者はいない。分岐点で再度決めることにする。
岩稜を5回ほどアップダウンする。手こずる女性がおり、少し渋滞して、六万石を気付かずに通過すると分岐だった。女性は巻き道へ。
やはり、後悔しないように直登を選ぶ。後続の登山者に先に登ってもらいトライする。直ぐに足場のない岩。細君のお尻を押し上げる。大きく持ち上げると怖がる。何とか越えることが出来たが、恐怖で膝が笑ってしまったらしい。この先が心配になったが、後は四足で登れた。
騙し山頂もなく一等三角点の甲斐駒ヶ岳頂上に辿り着く。展望は北ア・中央ア・八ヶ岳・鳳凰山・北岳・仙丈岳・富士山などなどの大パノラマである。
11時になれば雲が湧き立ち展望が悪くなるものだが、未だに全ての山々が望まれる。暑くも寒くもなく最高の天候だ。
仙流荘バス停。 満天の星です。 |
臨時バスで北沢峠着。 |
山梨県側の林道を歩き北沢駒仙小屋への枝道に入ります。 |
来年より営業の北沢駒仙小屋・河原にテントを張ります。摩利支天が見えます。 |
北沢に架かる橋を渡り出発 |
右岸へ |
丸太橋を渡り左岸へ移動すると仙水小屋は直ぐでした。 |
仙水小屋。声を掛ければ水を使用できます。 |
同じような写真を何枚も撮ってしまいます。 |
変形したカラマツと小仙丈ヶ岳 |
サンゴゴケ |
仙水峠はもう直ぐです(7分)。 |
仙水峠からの小仙丈ヶ岳 仙丈岳山頂は見えているのかな? |
仙水峠からの甲斐駒ヶ岳と摩利支天。岩壁を見て「何処を登るのだろうか?」と不安になってきます。 |
金峰山方向が望まれた。 鳳凰山(右)のオベリスクが望まれる。今日は富士山が見えそうだ。 |
仙水峠からは展望のない原生林。 キツイ登りです。 若者には負けます。 |
ハイマツ帯になり仙丈岳山頂部が見えた。 撮影タイムがなければ、40歳代・50歳代と同じペースなのですが。 |
駒津峰の紅葉は綺麗でした。 |
アサヨ峰(300名山)・栗沢山 右;北岳 間ノ岳が見え出しました。 |
六合目の駒津峰。八合目ぐらいかと思っていたのに。 |
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駒津峰より 明日、登る仙丈岳 手前;双児山 |
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駒津峰より 富士山 |
駒津峰より 望遠鏡で見ると中央が頂上のようです。直登だと騙し頂上はないようだ。 |
駒津峰より |
5回ほどアップダウンが。 中央;六万石 |
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直登・巻き道分岐 |
中央の六万石に気付かずに通過。 細君、ここを登るのに苦戦しました。 |
新たな難所があるかと不安を感じながら登ります。 |
登って来た岩稜。 左端に恵那山が見えてきました。 伊那盆地が広がります。 |
巻き道の登山者が小さく見えます。 摩利支店・鳳凰山・富士山 |
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やっと撮る余裕が・・。 |
【甲斐駒ヶ岳】
無事に山頂に。 伊那の人は東駒ヶ岳だと云うそうです。 「さぁ。展望だ」 |
一等三角点にタッチ |
ガスの心配はありません。ゆっくり撮れます。 |
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鳳凰三山とオベリスク |
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中央アルプス;木曽駒ヶ岳 御嶽山 |
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中央アルプス 空木岳 |
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乗鞍岳 |
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手前;鋸岳 北アルプス遠望;笠ヶ岳 穂高連峰 槍ヶ岳 方面 |
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八ヶ岳 |
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八ヶ岳南部 赤岳 |
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瑞牆山 金峰山 だと思います。 |
コンビニ弁当で食事 |
諏訪湖 |
巻き道を下山 |
下山は巻き道から戻る。黒戸尾根を少し下り、少し下った鞍部を右折、白いザレ場を赤い杭を頼り下ると、摩利支天分岐がある。見上げれば山頂の人影が小さく見えるほど下ってしまっている。
登りでは気付かなかった六万石が見え出し、ガレ場を横切ると直登コースと合流して、駒津峰に戻ってくる。
北沢峠へ下山。正面に中央アルプスを見ながら下り、次のピークで南寄りに向きを変え、仙丈岳を正面に見ながら下ると、富士山も見納めになり、鞍部手前から樹林帯に入る。
登り返すと4合目の二児山で、鋸岳・駒ヶ岳の見納めとなり、展望のない樹林帯を、ジグザグに下って北沢峠に下りて来る。
3時間で下れるかな。 無理でした。 |
左が山頂です。 |
摩利支天(右の峰)に登ろうか迷いましたが登らず。 |
六万石と木曽駒ヶ岳(中央;右) |
直登コースと合流 六万石と駒津峰 |
駒津峰より。陽を受け朝より白いです。 |
駒津峰より下山。双児山へ |
富士山が動いた??? |
左;鋸岳 樹林内に入ります。 |
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東側が開けた双児山からの仙水峠方向 |
花粉症で鼻呼吸ができず。少しづつ水を飲み喉を湿らせての下山です。 |
やっと北沢峠に着きました。 |
北沢駒仙小屋キャンプ場 摩利支天の頭が見えています。 |