平成23年3月19日(土) 比良・G武奈ヶ岳 1214m


年度別

 3連休初日の天気が一番良さそうだ。軽い気持ちで武奈ヶ岳に決めたが、花折トンネルを抜けると路肩には除雪された雪が積まれていた。

6:55御殿山登山口〓10:52御殿山〓12:07〜12:57武奈ヶ岳〓13:46〜14:00御殿山〓16:00登山口

 地主神社前に駐車する。赤い橋を渡り、明王院を右に見て境内を抜けると、直ぐに御殿山登山口だが雪に覆われていた。
滑りながらよじ登り、途中でアイゼンを装着して植林内の急坂を登る。昨日の下山時の壺足があるだけで、今日一番の入山者となる(後で分かったのだが、一番の入山を嫌って車内で待機していた夫婦がいた)。
雑木林が混ざるようになると、撤退したのか昨日の足跡もなくなり、新雪に足跡を残しながら進む。
途中でカンジキに換えて登ると、スノーシューの若者に追い着かれる。若者のトレースを利用して登ろうと思ったが、急斜面では崩れ落ちる雪で登れず、新たな場所から登る。
若者は初めての武奈ヶ岳なので不安なのか、一緒に登る。「途中撤退もありえる」と思いながら、ペースダウンして登る。
明るい潅木まで登って来ると疲れが溜まってきたが、御殿山までは何とか登れそうだ。

 壺足の男性が追い着き、カンジキをつけている間に細君が先頭になり登る。途中からカンジキの男性が先頭なり登っていく。
御殿山が近づく頃には、次から次に登山者が登ってくる。道を譲ろうとしても追い越してくれずに、私の踏み跡を辿られるのには参ってしまう。

 4時間もかかって10人ほどいる展望の良い御殿山頂上に着く。カンジキの男性は既に出発していたが、その背後には壺足の登山者が。
これだけ登山者がいれば、下山時のトレースは大丈夫だろう。武奈ヶ岳を目指すことにするが、回りの登山者は動く様子がない。カンジキ等を持たない登山者が多く、トレースがしっかりするのを待っているように思われる。

 直ぐに抜かれるだろうが、先に武奈ヶ岳へ。直ぐ下の鞍部がワサビ峠だが、標示柱は雪中に埋もれていた。
細君にも付いていけず、壺足を気にせずに登る若者に追い越される。いつもだったら、見晴らしの良い西南稜では、疲れも忘れるのだが・・。

 


駐車場所

鹿も明王院に参拝。

相変わらず登山口は荒れている。

標高700m付近の急坂

ストックを両手で持って700m付近を登る。

御殿山からの西南稜

御殿山より。中央;百里ヶ岳・ 手前;白倉岳連邦

西南稜を登る細君。

左;蓬莱山

武奈ヶ岳頂上からの釣瓶岳・蛇谷ヶ峰

百里ヶ岳(中央)遠望  手前;白倉岳連邦

伊吹山

琵琶湖

 360度の展望の武奈ヶ岳頂上に着く。昨年は3時間ほどだったが、5時間もかかってしまう。曇り空だが何とか伊吹山・琵琶湖を望めたのが救いである。


下山。蓬莱山望む。

アイゼンに換えて。

登りでは苦労したが。

一寸、寄り道して。  湧水

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