平成22年3月14日 動山(ゆるぎやま) 604m

年度別

 前日に天気予報が晴れマークに変わる。晴れた日に開くフクジュソウも観たいが、真っ白な白山も見たい。悩んだが、展望登山にして、前から興味を持っていた動山と鞍掛山に登ることにする。
決めると今度は「霞んで展望が悪いのでは・・。」と思う。更に西日本の一部で黄砂が観測されており、益々不安になり、「白山に近い取立山にする方がいいかな?」。一応、複数のガイド本を持って出発。

 3時半に枚方を出発。北陸自動車道・加賀ICから国道8号線を小松市方面へ。那谷寺の道標で右折。那谷寺山門で左折、粟津温泉街で右折して大杉谷川沿いに県道161号線を南下、バス停「下大杉」に注意して走る(県道には『社白山神社』と『動山登山口』と刻まれた石の道標があったが気付かずに、中大杉を過ぎ上大杉まで走ってしまう)。
県道から少し入った所に白山神社があり、そのまま林道を500mほど入ると終点に弘法水があり、7台ほどの駐車場ある。6:45着  枚方から265km

周辺地図

7:10登山口〓8:05〜25動山頂上〓9:05登山口

 リュックを1つにして、荷物を必要最小限にする。殆ど空になったリュックに雪道を予想してカンジキを2組入れて、アイゼンを装着。
登山口は駐車場前の木橋のある所。左の斜面を数回ジグザグに登ると、直ぐに尾根道になる。全く雪がないのでアイゼンを外す。
気持ちのよい尾根道で前方に山頂が、背後には加賀大日山が見え出し、山頂からの白山の展望に期待が膨らむ。
やがて山斜面の道を、左へ移動すると再び尾根道になり、大岩のある岩稜になる。この辺りから濡れた岩と更に落ち葉が凍っており、登るのに難儀するようになる。
観音岩を過ぎ、『山頂まで200m』の標示を見て登ると、積雪の多くなった尾根道が山頂へと真っ直ぐに延びる。


県道161沿いにあった登山口の石標

登る前に弘法水を汲んで。




白山

山頂直下

 360度の展望だ。朝日を受けて白山が輝く。右へ向きを変えれば、昨年秋に登った加賀大日山もドッシリとした山容で鎮座している。更に右には春に登った富士釈迦ヶ岳も。西には柴山潟が見え、そして日本海も。
広い山頂を歩き回り足跡を残す。


加賀大日山  富士写ヶ岳方面

奥越の山々;取立山・赤兎山・経ヶ岳方面

白山北部;富山方面

柴山潟、日本海方面

 名残惜しいが山頂の避難小屋でアイゼンを付け、次の鞍掛山へ登るため下山する。

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