平成22年2月28日 鈴鹿・仏ヶ平(ほとけがひら) 569m

年度別

 先週は20℃を越す異常気温だった。急激な気温変化で、山予定が狂う。さらに、今日は朝方まで雨の予報で、予定を立てずに寝てしまう。4時に目が覚めたが予報通り雨が降っていたので再び2時間ほど寝る。
昼頃には晴れるらしいので、くすぶってはおられない。簡単に登れそうなので仏ヶ平に決め、7時半に小雨の中を出発する。

 仏ヶ平は鈴鹿南部の低山に登ると、三角形をした山容が良く目立つ山だが、脇の赤い鉄塔もよく目立つ。
しかし、鉄塔からの展望が良いらしい。


 国道163号線を走り、伊賀上野から西名阪自動車道(国道25号)に。向井ICで降り、旧25号線を亀山方面へ走る。関西本線の加太駅前を過ぎると、左に登山口がある鉄塔が見えてくる。鉄塔前に駐車スペースがあるので駐車する。

周辺地図

9:28登山口(駐車場所)〓36尾根取り付き〓10:12主尾根出合〓10:44〜50仏ヶ平〓11:13鉄塔105番〓11:32駐車場所

 鉄塔西の鉄塔巡視路の小道を歩く。線路と川にかかる橋を渡ると、広い谷間の道になる。堰堤を越して細い流れの川沿いに歩くと橋がある。ここから尾根に取り付くのだが、尾根が三ツあり、どの尾根にも踏み跡とピンクの紐が桧の木に巻かれていて、植林用か登山用なのか判断つかずに迷ってしまう。
選んだ尾根は右の尾根で、橋を渡って左にカーブした箇所にあった『矢橋界』と記された杭から尾根に取り付く

 始めは緩やかだった尾根道が急になり、30分程で主尾根に出合う。西側が抉られた痩せ尾根箇所を過ぎて山頂かと思わせるピークで、北への(直進の下りに注意)滑り易い斜面を下り、急坂を登り返す。


奥の建物は加太浄水場

加太駅方面

迷った尾根取り付き。を登る。

始めは緩やかだったが。

急坂に

主尾根。少しだけ自然林が残る。

 展望のない仏ヶ平頂上に着くが、直ぐに赤塗りの107番鉄塔へ移動する。
北方面が開けた鉄塔下、残念ながら野登山・仙ヶ岳にはガスがかかっている。鉄塔が邪魔だが仕方ないことか。
ここで寛ぐ気分になれず。物足りなさもあって、近くの錫杖ヶ岳にも登ることにして早々下山する。

 金属の橋・プラスチック階段で整備された巡視路の尾根道を下り106鉄塔に出ると、南方面が開けて加太の集落・錫杖ヶ岳・霊山が見渡せる。更に下ると105鉄塔で脇に『大般若経塔』の石柱がある。最後の展望を観てから下る。
右手から沢音が聞こえてくると、右へ曲がり堰堤下に下りてくる。少し下った地点で丸太橋を渡ると、尾根に取り付いた登り箇所に出合い、出発点に戻る。


山頂手前のピ―ク、北へ下る。

仏ヶ平頂上。

鉄塔107より。 鈴鹿の北方面 中央;明星ヶ岳

よく整備された巡視路。

鉄塔106より錫杖ヶ岳望む。

霊山方面。

『大般若経塔』の碑がある経塚。

続き錫杖ヶ岳登山

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