平成19年10月28日 A大長山 1671m B赤兎山 1629m

前回17年7月

 3時30分枚方を出発。京都東ICから湖西道路を走り、栃ノ木峠を越して今庄から福井市へ。勝山市から国道157号線を走り小原から林道に入る。小原集落を過ぎた所のゲート(夜間は施錠するらしい)は開いていたが、手前にロープが張られていた。一瞬、通行止めかと思ったら、おじさんが寄ってきて、1人300円の協力金を徴収される。サービスに「水芭蕉の湯」100円引き券を貰ったが、今日は夕方までに帰宅しなくてはならない。
 舗装された林道を4,5km走り、残りの6,5kmは凸凹道をゆっくり走って、6時40分に登山口近くの駐車場に着く。枚方から220km

林道の規制
開放時間は
夏季6月中頃〜8月31日 6時〜18時 

冬季9月1日〜降雪による通行止めまで。 6時〜17時
家庭用ペット持ち込み禁止。


周辺地図

7:03登山口〓7:38小原峠〓8:03刈安山〓8:52〜9:15大長山〓10:12小原峠〓10:44〜11:45赤兎山(山頂と赤兎避難小屋の中間で昼食)〓12:15〜20小原峠〓13:00登山口

【小原峠へ】


水場前の駐車場

登山口のお地蔵さん

植林内を抜けると紅葉

陽が差す下山時に期待する。

誰もいないブナ林の小原峠。

 駐車場から見える山肌の紅葉が奇麗で、大いに期待が膨らむ。少し先の登山口へ。植林の越前禅定道を谷沿に登って行くと、ブナ・カエデ等に変わり、期待以上の紅葉に興奮気味になって小原峠を目指す。
 誰もいないブナに囲まれた小原峠に着くとガスがかかる。西に少し下ったお地蔵さんがあるところからは樹木越しに白山が望まれるのだが、下山時の楽しみにして左折して大長山へ。

【大長山へ】


ガスがかかりはじめるが、一過性だと確信していた。

あれが大長山?登ると更に奥に。

山を覆っていたガスは白山方向へ。

大長山は私たちだけ。展望を独占。

中央に越前・加賀大日山  取立山方面

 大長山まではアップダウンを繰り返しながらの登りになる。ガスと赤い実を付けたナナカマドの紅葉もいいものだ。30分ほどで刈安山を越すとガスが切れて展望が広がり、前方に大長山が見えてくるが、山頂は更に奥でここからは見えない。
草原状になると見晴らしが良くなり青空下の登り。右には白山、左には経ヶ岳が鎮座し、眼下に見える山すその紅葉も美しい。ロープのある岩場を登ると、緩やかな道になり足早になって台地状の最高点へ。
 大長山頂上は私たちだけで大展望を独占。先週、初冠雪があって期待していた白山だが、融けてしまっている。
リュックを下ろし、暑くも寒くもない(約12℃)草原で、地図を広げて山座同定を楽しむ。

【小原峠にて】


戻ると賑やかな小原峠。

峠のお地蔵さん

峠からの白山。

小原峠を過ぎ急登すると刈安山と大長山が望まれた。

 十数人が休息して賑やかな小原峠まで戻って来る。少し休憩して赤兎山へ。
ブナ林内の急坂が続き、高度を上げるとブナの黄葉は終わっていた。ぬかるんだ個所を過ぎ、大舟山分岐を右に見て、更に登ると草原に出る。前方に見え始めた赤兎山へ。

【赤兎山】


赤兎山頂上にて。順番待ちの記念撮影。

経ヶ岳

山座同定の難しい両白山山地(南方面)の山々。
御嶽山を更に12倍ズームアップ
更にズームアップ

室堂の赤い屋根の建物

白山と別山   赤兎避難小屋

昼食;おでんに餅を入れて。

 山頂の記念写真も順番待ちの赤兎山頂上からは大展望が広がる。撮影を済ませてから前方に白山を見ながら避難小屋方面へ下りて行く。赤い実を付けているナナカマドの紅葉は遅かったが、今日は空気が澄んでいるので、白山が近くに感じる展望だ。よく見ると室堂センターや三ノ峰避難小屋まで見え、今年の春に縦走した銚子ヶ峰から三ノ峰の稜線も良く分かる。その上、雪を覆った御嶽山まで遠望できてラッキー。
帰りの時間が気になり始める。赤池・避難小屋まで下らずに、展望の良い道端で昼食にする。

【下山】

 飽きるほど白山を見て赤兎山から下山する。更に小原峠で樹木越しの白山に別れを告げて、朝の越前禅定道を下ると、陽差しに映える紅葉が美しいので、登りよりも時間を費やして登山口に戻ってくる。
駐車場前の水場で、ストックと靴の泥を洗い流してから家路につく。

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