平成19年6月10日 来日岳 567m
上空寒気の影響で、昨日から不安定な天気が続いている。降水確率の低い兵庫県北部に決めるが、さてどの山にするか迷う。 |
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7:25出発〓35登山口〓8:15ピーク304mの頭〓8:40中間点〓9:20〜55来日岳〓10:06NTT無線中継所〓40紅葉平休憩所〓11:20〜22大師山〓42温泉寺〓11:52城崎温泉ロープウェイ乗場〓12:07JR城崎駅〓12:30駐車場所 |
JR山陰線・城崎駅手前約2km地点に全長44mのトンネルがある。ここに広いスペースがあるので駐車する。駐車場所から南へ60m程歩くと『いらっしゃいませ城崎温泉』の看板と小さな橋(来日岳の案内板はなかった)。ここを曲がりJR線の宮代川橋梁をくぐると100mほどで金網の扉がある登山口に着く。
二体の石仏がある杉林の登山口だった。よく踏まれた道、参道なので簡単に思っていた登りだが結構な急坂で、底が磨り減った私の靴ではよく滑る。
心配していたガスもなくなり、自然林に変わると車・列車の騒音も気にならなくなった。やがて二体の石仏とササユリが咲くピーク304mの頭に着く。
緩やかなアップダウンに変わると寒く感じるようになる。リョウブ・カエデ等が自生する中間点を過ぎ、来日岳への登りになるとブナの木とササユリの蕾が多く見られるようになる。咲いていれば今までに経験のない見事さだろう。
駐車場所; 結和橋 |
登山口の金網扉 |
リョウブの木 |
来日岳望む |
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【来日岳】
一等三角点と14体の石仏 |
蘇武岳方面 |
丹後半島方面 |
円山川と豊岡市街地 生野方面の山々 |
山頂の北には素晴らしいブナ林があった。 |
ホオノキの葉のおにぎり・味噌汁、ゆで卵 先週、蘇武岳で採取した葉を利用。 |
山頂より下山 |
前方が明るくなり、NHKのテレビ塔の建物が目に飛び込んでくると14体の石仏がある来日岳頂上に着く。眼下には円山川、日本海、蘇武岳、氷ノ山と展望は良いが、テレビ塔・電柱・電線などが邪魔をするので少し下った道からの撮影になる。NHK作業員の大声がする山頂で軽い食事をする。
NTT無線局、矢印より山道に。 |
樹木越しに見えた日本海 |
美しい自然林 |
林道出合。直ぐ先が紅葉平入口だった。 |
紅葉平休憩所 |
管の用途は?テープ代わりになったが。 |
下山は往路を戻る予定でいたが、滑りやすい道を敬遠して、遠回りだが、大師山経由で下山することにする。更に、予定の蘇武岳登山も止めて、より短時間で登れる丹後半島の依遅ヶ尾山登山に変更する。 |
【大師山〜スタート地点へ】
大師山展望台。 |
左の稜線から登った来日岳を望む。 |
日本海と丹後半島方面。 眼下に城崎温泉と円山川。 |
温泉寺 |
城崎温泉 |
車道を歩きスタート地点へ。 |
展望台からは眼下に円山川、丹後半島の山々。背後には来日岳、そして登って来た稜線を望むことができた。
温泉寺コースを下る。中腹にある温泉寺に拝観して、参道を下ると賑やかな城崎温泉街に下りてくる。ソフトクリームを食べながら温泉街を歩きJR城崎駅へ。そして円山川沿いの車道を歩き駐車場所へ戻ってくる。
カーナビを依遅ヶ尾山にセットして丹後半島へ向かう。
低山だが、海抜0mに近い地点からスタートなので、登り応えがあった。そして自然林の美しい山だ。ハイカーは林道で出会った単独の男性だけ、そして車はシーズンオフのためか山頂の作業車のみ。お陰で静かな山歩きができた。
【花】
ホタルブクロ |
ウツボグサ |
ササユリ |
ナルコユリ |
ギンリョウソウ |
ツクバネソウ |
タジマタムラソウ |
シライトソウ |
ヤマアジサイ |
ヤマボウシ |