平成19年6月10日 ()遅ヶ尾(ちお) 540m

 関西の百名山であるが、山行時間の半分が車道歩き。登山口まで車で上がると1時間弱で山頂到着では、遠路から1座目的では登れない山だった。以前から序(午前は来日岳登山だった)に登りたいと思っていた。
清水・竹野川からみるとコニーデ型の死火山で、独特の山容の依遅ヶ尾山は登行意欲をそそってくれる。
清水で少しウロウロするが標示を見つけ山に入る。片道一車線の道路は宇川まで開通しており、もし歩いていたならば、苦痛を感じていたと思う。
周辺地図


清水付近からの依遅ヶ尾山

13:35登山口〓14:20〜15:23依遅ヶ尾山〓16:00登山口


登山口

休憩所

林道と分かれ山道に。

ここでいっぷく;登山道から見えた日本海。
 十台以上は駐車できる登山口に着く。準備をしていると夫婦が下山してくる。だが登山者ではなく自衛隊の航空ショウを見に山に登ったらしいが、ガスで見えなかったらしい。
下草に覆われた林道をジグザグに登ると元祖茅葺屋根の『ありがとう棟』があった。一呼吸入れて林道と分かれて山道に入る。『山頂まで1200m』を過ぎると急坂になる。
グッドタイミングで『ここでいっぷく』の標示に従い小休止。ここからは先ほど登った来日岳がある西方面と日本海が望まれた。
山頂からの尾根に登りつくと緩やかな道になる。いままで大した音ではなかったが、自衛隊ジェット機の凄い爆音が間近に聞こえて、山に激突しないかと恐怖を感じる。ジェット機との交通事故はご免願いたい。

【依遅ヶ尾山頂上】


役行者を祀る石室

眼下に竹野川

東西に広い山頂

東方面

 静けさが戻り、石室に役行者を祀る依遅ヶ尾山頂上に着く。展望は良かったのだが、一息ついている間にガスがかかり始め、慌てて南方面を撮るが、以後望むことができなくなる。
山頂は東西に広がり二等三角点は中央にあった。丹後半島の先端・経ヶ岬が見えるかと、東に移動するがガスで見えず。
ガスの切れを待つが、切れそうで切れない。寒く感じるようになったので、何かの序に(貧乏人なので温泉旅館での蟹三昧はないが。)、再び登ることにして往路を下山する。

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