平成19年1月28日 B半国山 772m 烏帽子岳

夫婦そろって疲れ気味(介護で)である。拠って手頃な半国山に登ることにした。今回で3回目だが、何故か同じ時期に登っている(平成13年2月に記録)。今年は暖冬で雪がなさそうだが、違った風景に出会えたらいいのだが。今回は赤熊コースから音羽渓谷を観ながら登ることにする。
半国山は播州・丹波・摂津の三国が半分ずつ眺めることができる事から名付けられたとか。前回は期待外れの展望だったが、山頂からの展望が良くなったとネット仲間からの情報に期待する。


周辺地図

赤熊バス停付近

四つ角を左折

音羽谷へ
8:20枚方〓40km〓9:45バス停・赤熊〓10:30音羽ノ滝〓10:45烏帽子岳分岐〓11:03鞍部〓11:09〜17烏帽子岳?〓32鞍部(赤熊コース出合)〓11:50〜12:45半国山〓13:15分岐(宮川コース別れ)〓47林道出合(林道中野線終点)〓13:55林道中野線入口

【赤熊コース】


林道ゲートとお地蔵様

凸凹の山道

下るより登りに利用する方が楽

【音羽渓谷】


音羽ノ滝

【寄り道烏帽子岳へ】


登ることにする

 バス停・赤熊(近くの神社鳥居付近に駐車)の少し先の四つ角を左折して、林道を歩き音羽谷へ入る。
地蔵堂があるゲート(数台駐車可)を過ぎるとガレ石の多い凸凹した山道になる。左からせせらぎが聞こえ、時々は谷に下りて、淵に流れる小さな滝を眺めたたりして、時間を費やしてしまう。
下りだと足元ばかり注意して見過ごしてしまいそうな、音羽ノ滝(プレートbR)を見て、少し先で、前回では気付かなかった二股があった。右の道を登ると、再び二股になっている。ここには『烏帽子岳⇒』と書かれたプレートがあった。
地図を見ると半国山から北に伸びる稜線の山だと思われる。今までに『烏帽子』と付く山で展望の悪い山はなかった。登ってみることにする。
始めはしっかりした道だが、段々と踏み跡も薄くなるがテープがしっかり付いている。そして、前方に鞍部が見えると稜線に辿り着く。
北か南かと迷う。北には鉄塔の巡回路と思われる道が亀岡・園部の町境界線上にあるが稜線から外れている。テープも踏み跡もないが、北への稜線を登ることにする。長く感じたが、6〜7分で大岩があるしっかりした道に出て、ピーク手前に出る。この大岩が烏帽子なのだろうか?烏帽子よりクジラの背中のようにみえる。

【烏帽子岳?】


烏帽子岩かな?

半国山望む。

烏帽子岳の山頂?

剣尾山と横尾山

深山

数m先がピークだった。山名板はないが、ここを烏帽子岳にすることにした。烏帽子岳からは南に半国山が見え、更に半国山からは見ることのできなかった剣尾山・深山が望めた。


半国山への登り。

 鞍部まで戻り、登り返して南へ伸びる稜線へ。踏み跡とテープを頼ってピークを越すと、鞍部が赤熊コース出合。直進して山頂への登りになる。落葉高木樹の森は一面が落ち葉の絨毯で晩秋を感じさせ大寒とは思えない。
 誰もいない半国山頂上に着く。西方面を残して伐採されており展望がよい。北に愛宕山から嵐山、東に小塩山・ポンポン山、南に能勢妙見山・遠くに六甲山。条件が良ければ大阪湾まで見えそうだ。移動中の亀岡市では霧中を走ったが、早朝登山をすれば雲海も観られそうだ。

【半国山頂上】


半国山頂上にて。

ポンポン山方面

南方面  能勢の山々  右端には六甲山が
 

愛宕山方面


【宮川コース下山】


宮川コースを下山

半国山

大岩

右が烏帽子岳

林道中野線入口

途中で、千ヶ畑から登って来られた亀岡市の夫婦と雑談後、先に宮川コースを下山(南東方向へ)する。始めは荒れた急な下りだが、落ち葉を踏みながらの気持ち良い道だ。
分岐では『宮川バス停』を選び、左に樹木越しの山頂を眺めながら下る。途中で夫婦連れ2組と出会い、大岩を過ぎると分岐があった。
道標では右だが、左の道を下っても、途中で合流して金輪寺から宮川に行けると間違いして左へ。
山腹の歩き易い道だった。音羽谷を挟んで、烏帽子岳から山頂への稜線が見える。間違いに気付いたときは終点になっている中野林道に出たときだった。林道を歩き町道に出ると駐車した場所までは近かった。

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