平成18年11月26日 箕面 A天上ヶ岳520mA(さい)(しょう)ヶ峰540m

平成17年11月の最勝ヶ峰と勝尾寺

 此のところ日曜日の天候が悪い。今回も昼前から雨の予報だ。山を諦めて豊田市の香嵐渓へ紅葉狩りに行こうかと思ったが、わざわざ天気の悪い日に行くのも勿体無い。
そして思い出したのが大阪府下の紅葉狩りの名所である明治の森・箕面国定公園。
 9時より交通規制(箕面駅方面からの一方通行になり片側が駐車場になる。)。人出と渋滞を避けるために、6時過ぎに枚方を出発。勝尾寺前を走ると境内の紅葉が美しい。雨が降らなければ寄ることにする。ピークを迎えた紅葉の道を走り、箕面市営大日駐車場(無料)に着くと既に20台ほどが駐車していた。車内で地図を広げて歩くコースを決め、先ずは箕面ノ滝へ。


箕面市営大日駐車場(無料)
7:00市営大日駐車場〓7:15箕面ノ滝〓紅葉狩り〓7:55三国峠分岐〓8:20三国峠(岳)か?〓8:50車道出合〓9:00車道より山道・天上ヶ岳へ〓9:22〜25天上ヶ岳〓10:00政の茶屋〓10:18〜40食事〓11:05最勝ヶ峰〓15勝尾寺分岐の鞍部〓11:22〜50勝尾寺〓12:40政の茶屋〓13:05駐車場


箕面川(谷)の紅葉

箕面滝

 紅葉しかけたモミジの大木が自生する薄暗い遊歩道を下ると箕面ノ滝に着く。滝周辺の紅葉はこれからのようだ。早朝なので人も少なく滝音だけが聞こえてくる。滝を眺めていると心が落ち着くのは何故だろう。カメラのブレを防ぐために柵などの上にカメラを固定して撮る。アングルはどうでもよい。
 箕面川沿いに下るとモミジの赤・黄・緑が美しいが、薄暗くて上手く撮影できず。
「こんにちは」とウォーキングしている地元の方に言われて、爽やかな気分になる。(序でに空も爽やかになってくれよ。)
遊歩道の途中に三国峠分岐があった。地図には記載ないが、ようらく台園地へ行けるようだ。下流の落合谷からの予定だったが、ここから登ることに変更。


三国峠へ。

ようらく台園地にて。

中央左;鉢伏山方面  中央右;最勝ヶ峰方面

天上ヶ岳分岐

天上ヶ岳の役行者像

天上ヶ岳より大阪平野

 雑木林のつづら坂を登るとピークに着く。ここが三国峠かも?箕面ノ滝と五月山への分岐になっていた。
五月山方面へ。稜線を歩くと見覚えがある『ようらく台園地』内に入る。以前、落合谷から登ったときに通過したのだが何処で合流したのか分からず。
 車道に出てくる。右折して車道を歩くと道は分かれる。右の車道を歩くようだが、鉄のハシゴがあったので、ここから山道に入ると車道に出て、再び山道に入り政の茶屋へと。天上ヶ岳かと間違いそうな553mのピークを左に見る。歩き易い植林の稜線を過ぎると北方面の展望が良くなり、天上ヶ岳分岐に着く。ここには立派な道標があるが天上ヶ岳への標示はなく、手製の小さなプレートにマジックで書かれたのが吊るされているだけ。右へ緩やかに100mほど下って行く
 役行者像がある天上ヶ岳からは大阪平野が望まれる。ここが天上ヶ岳山頂?
分岐まで戻り、下っていくと自然研究路2号と3号に出合い3号を下る。箕面ダム分岐で政の茶屋へ。



政の茶屋。右に東海道自然歩道が。

東海道自然歩道西端起点

左;東海道自然歩道を選ぶ。
    右;帰り道の自然研究路4号

チャート石

最勝ヶ峰を巻いて。

最勝ヶ峰山頂にある開成皇子墓

展望の良い岩場。

岩場より。  中央:生駒山

東海道自然歩道西端起点である政の茶屋から、東海道自然歩道の最初の山である最勝ヶ峰へ、直ぐに自然研究路4号(帰り道)があるが左の自然歩道を登る。
ベンチがあったので最初のピークで食事する。今回も雨を予想して立ち食いできるようにカップヌードルとサンドイッチ。
3つほどピークを越すとチャート(放散虫遺骸が深海底で堆積してできた褐色の岩)と云われる岩が点在するようになると方位盤がある。しかし樹木が成長して展望が効かない。
 山頂を木道で巻いて西に出ると開成王子の墓になっている最勝ヶ峰に着く。開成王子と由来がある勝尾寺からは鐘の音が響いてくる。
西に少し下ると露岩がある。ここからは左に京都方面、中央に生駒山、右には大阪のビル群を望むことができた。


二階堂に下りて来る。

三色のモミジ

本堂

最勝ヶ峰を借景にする勝尾寺。

旧勝尾寺参道を上る。

自然研究路4を歩く。

政の茶屋のモミジ

 更に下り、最初の鞍部が勝尾寺分岐(道標なし)。右折して下ると勝尾寺の二階堂に出てくると凄い人出。
紅葉した境内を通り過ぎて山門へ。山門を出て旧参道の階段を上がり南へ。再び静けさが戻り、参道途中にある分岐で右折して研究路5号を歩く。車道に出て横切ると研究路4号に変わる。そして東海道自然歩道と合流して旧政の茶屋に戻ってくると朝とは大違いで凄い人出だ。大樹のモミジの葉が美しいかったが人出に圧倒されて撮り損なう。
 自然研究路3号と2号を歩いて戻ることができるが、最短コースの交通規制された車道を歩いて駐車場に戻る。


車道を歩き出発点へ戻ることに。
 雨に降られずに予定通りに歩き、素晴らしい紅葉狩りができたが、残念ながら写真では表現することが出来なかった。

トップ