平成18年1月29日 日野山 795m 鬼ヶ岳 533m

以前から北陸自動車道の福井市方面から見た山容の美しい山に注目していた。福井の山にも登るようになって越前富士(日野山)だと知り登りたいと思うようになる。
今年こそ、冬山に登ろうと思っていたが記録的な豪雪で天候に恵まれず機会がなかったが、やっと好天気になる。序にホノケ山に登る予定(鬼ヶ岳に変更)を立てる。
 京都東ICから国道161号から敦賀より国道476号〜国道365号を走り今庄へ。ナビの設定地点を間違い早く日野川を渡ってしまう。日野神社が分からず15分ほど集落でウロウロした後、日野神社入口にある地元の集会所に駐車する。

4:30自宅〓7:28集会場〓33日野神社〓8:00三つ目の堰堤〓17石の唐戸〓8:39室堂〓9:30〜10:17日野山頂上〓11:35集会場


【駐車場〜日野山頂上へ】


駐車場所より日野山

日野神社

登山口

三ツ目の堰堤を巻いて登る

石の唐戸

作業道に出てくる。鬼ヶ岳方面

室堂

越前市を取り巻く山々

静かな山歩きが楽しめた。

ブナ林

 先着の車が一台、リュックなしで長靴姿の男性が登って行くところだった。5分ほどで日野神社に着き、左から神社裏手の猪避け柵内に入る。初めての山なのでルートに不安があったが、トレースがあり安堵する。
右に堰堤が見える。歩いているところは林道のようだが雪の下。二つ目の堰堤手前で橋を渡り左岸へ。3つ目堰堤を巻いて上部へ。雪に埋もれた焼餅岩も分からずに沢に降りて石の唐戸に着く。登り返し弁慶の3枚切りと云われる岩も分からずに通り過ぎる。
雪で覆われた作業道に出てくるが、日野川が流れ越前市から鬼ヶ岳方面が望まれた。
 スギ林内に入ると中間点である5合目の室堂があった。休憩所に入りアイゼンを付けようか迷ったが屋根に積もる雪の多さに恐くなり休まずに登る。
やがて、明るい雑木林になる。一筋に延びるトレース頼りに登る。今どの辺りを登っているなか分からない。比丘尼ころがしは過ぎたのだろうか?
2日前から体調が悪くて昨夜はお粥だったためか、登りをきつく感じる。細君はトレースのお陰で迷う心配がないので先に登り離されて行く。上部でブナ林の樹氷が綺麗だと聞こえてくるがピッチが上がらない。辿り着いたときには花吹雪状態である。
また叫び声が聞こえてくる。頂上に着いたようで展望に感激しているようだ。

 【日野山頂上にて】


埋もれていた鳥居

日本海と鬼ヶ岳方面

 日野山頂上に着く。先着していた2人の男性は下山していたので私達だけ。山頂の新雪に大きな壷足を残して移動しながら展望を楽しむ。
私達はこの展望を観たさに登っているのだが、下山した2人はお参りする為に登っているのだろうか。
暫くすると犬連れの男性が登って来るが神社にお参りすると白山側の展望を観ずに下山していった???
ポットの湯でカップヌードルだけの軽い食事をする。再度、展望を楽しんだ後にアイゼンを付けて下山する。


白山 別山

左奥;荒島岳  中央に重なり合う;部子山と銀杏峰

両白山地   中央;奥に冠山  金草岳方面

左;ホノケ山・敦賀半島方面

 【下山】

 多くの仲間と擦れ違う。「展望は良かったですか」と尋ねられると思ったら「鳥居が有りましたか」と数人に言われて、「なかったようです」と。地元の方には記録的な豪雪によって鳥居がなくなった方に興味あるようだ。長靴が多いのに驚く。
駐車場に戻ってくると車は溢れて周辺まで駐車していた。充分に満足してホノケ山へ。しかし・・。

今庄の国道365号線の鯖波交差点を右折してトンネルを抜ける。奥野々の集落外れで分岐があり、ホノケ山は左(左は第1駐車場への道。右の第2駐車場へ行くべきなのだが気付かず。)とあったので進むと車高の低い車では走れない工事中の雪道になる。諦めて帰宅しようかと思ったが鬼ヶ岳なら今からでも登れそうなので行くことにする。

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