テクテク鎌ヶ岳鎌尾根より
平成17年5月15日 水沢峠からE鎌ヶ岳 1030m
笠形山のクリンソウかシロヤシオのどちらを観にいこうか迷う。クリンソウは我が家でも咲いているのでシロヤシオにする。大峰のシロヤシオはまだ早そうなので鈴鹿に行くことにする。
前回、楽しく鎌尾根を縦走できたので再度登ることにする。
6:37カズラ谷出合登山口前に駐車〓7:10水沢峠登山口〓8:05水沢峠〓8:26水沢岳〓10:33岳峠〓10:45〜11:32鎌ヶ岳〓13:25カズラ谷出合登山口着 |
記録は下記(平成13年5月20日)を参照して下さい。
キャンプ場から更に林道を走る。 下山道のカズラ谷出合登山口前に 駐車(約10台可)する。 |
不動橋を渡ってから登山口に注意して歩くと水沢峠登山口に着く。 小さな谷から登る。 |
大岩と岩壁の谷から左の谷に入り峠へ。 |
水沢峠直下のシロヤシオ。 前回は散っていたが満開だった。 |
展望は東方面だけ。 雲母峰・伊勢湾が望めたが、雲が多くなったきた。 |
水沢岳からは、楽しい鎌尾根歩きが始まる。 ブナ林内にはミツバツツジ・シロヤシオが咲く。 |
麓の四日市では見えていた鎌ヶ岳だがガスがかかってしまう。 撮影にも力が入らない。 ←水沢岳の急なガレの下り。 樹林との境目を慎重に下る。 |
滋賀県の大河原橋からの稜線出合付近でガスが切れて鎌ヶ岳が初めて顔をみせる。撮影ポイントを探しウロウロ。 鎌ヶ岳を見られて、元気が出る。歩きも軽やかになったと思ったら大河原橋への稜線を下っていた。 |
雨乞岳 険しい尾根に。踏み跡を外さない限り大丈夫だ。 |
水沢峠で1人、そしてこの地点で擦れ違っただけの静かな鎌尾根だった。 |
深い谷と雨乞岳 |
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水沢岳から歩いてきた鎌尾根。 |
綿向山 雨乞岳望む |
写真を撮るのに没頭して進まない我輩。細君は最後の岩峰に登り待っている。 |
鎌ヶ岳山頂
水沢岳から歩いてきた稜線 |
平成17年4月24日撮影
下山
下山は岳峠まで戻る。 ササが覆い茂る長石谷分岐を過ぎると直ぐカズラ谷(雲母峰へ)分岐がある。 イワカガミが多く咲く尾根道だが、一箇所だけある谷間を横切る水場辺りからは花も無く単調な下りになる。 |
窪んだ登山道を下る。 |
展望が殆ど無い下山道だが水沢岳が望めた。 |
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カズラ谷に降りてくる。ちょっと休憩したいところだが山ヒルには御注意! 200mほど谷を下ると駐車した林道に出る。 |
花
ガクウツギ |
ミツバツツジ |
マムシグサ |
シライトソウ |
タニウツギ |
タニウツギ |
ツクバネソウ |
チゴユリ |
シロヤシオ |
シャクナゲ |
ハルリンドウ |
イワカガミ |
ジシバリ |
タニギキョウ カズラ谷にて。ヒルがいたが我慢して撮影しました。 吸い付かれましたがセーフ。 秋まで鈴鹿の山とはお別れです。 |
平成13年5月20日 水沢岳1030mよりC鎌ヶ岳1161m 晴れ 120km
地図【御在所・鎌ヶ岳】
今日の予想最高気温30度らしい。霞んで展望は駄目だろうが、シロヤシオが咲いているかも?そして奇岩・岩峰・ヤセ尾根がある鎌尾根に魅力を感じて行くことにする。
西名阪⇔R1⇔R306⇔県道44を走り宮妻峡へ。途中で工事中のためにキャンプ場の駐車場まで行かれず25分ほど(約1,5km)余分に歩くことになる。
4:25自宅〓6:20駐車場〓43キャンプセンター〓48カズラ谷登山口〓7:20水沢峠登山口〓<10分休憩>〓8:17水沢峠〓47水沢岳〓10:25岳峠〓<10分軽食休憩>〓10:40〜11:20鎌ヶ岳〓32岳峠〓43キララ峰分岐〓カズラ谷コース〓12:45林道出合〓13:10駐車場
林道からの水沢岳 |
水沢峠への登山口 |
大岩と岩壁。上部で左の谷へ。 |
タニウツギ・ミツバツツジが咲く林道を歩くと広い駐車場があるキャンプ場を通り過ぎ、5分ほどで帰り道になるカズラ谷登山口に着く。付近には10台ほどの駐車スペースがあった。
更に林道を歩き、不動滝へ下りる道を左に見て、、中谷に懸かる不動橋を渡り6〜7分で小さな涸れ谷に水沢峠登山口の道標を見つける。
谷道を7分ほど登ると山腹の道になる。大きな谷の対岸にイワクラ尾根を樹木越しに見て、涸谷や水の補給が出来る谷を数個横切る。
水沢峠への最後の登りはガレ石の谷だった。大岩と右岸の岩壁が迫ってくると左の支谷に取り付いて急坂を登ると水沢峠に着く。
鈴鹿山地南方面 |
水沢岳を過ぎ樹林内へ |
水沢岳の急なガレ場を下る |
水沢岳への登りにかかる。取っ付きはザラ石で滑って当然の急登の足場(ずり落ちることは無いが)、ロープがあれば助かるのだが。細君は四足に近い状態で登ると直ぐに樹林に入りシロヤシオの花が落ちている。頭上の木には花が殆ど付いていない。「遅かったかな?」と思う。
高度を増すと南方面の展望が開け仙ヶ岳・野登山、手前に宮指路岳・入道ヶ岳が見えだし、頭上にシロヤシオ、足元にはイワカガミが咲いている。
喘ぎながら登り切ると三等三角点の水沢岳頂上に着く。展望は東の四日市市方面だけで霞んで見えない。
緩やかな稜道を北へ。新緑のブナが美しい林内にシロヤシオが咲いている。
シロヤシオとシャクナゲ |
見事! 花が重そう |
暑くなってくる。林内に入るとホッとする。 |
深い谷と雨乞岳 |
近付いてきた鎌ヶ岳。ガレ石の斜面が痛々しい。 岩峰が迫ってくる。 さて何処を?一瞬不安を感じた 手前の岩峰は左から下りながら巻く。 |
前方の展望が開け、大きなガレ場の下りにくる。ここからは鎌ヶ岳への荒々しい鎌尾根の稜線が見渡せる。眺めは良いが足元は見るからに滑りそうな急な下り。樹林とザラ石の境を折れそうな木を優しく握り慎重に降りるとササ原になり満開のシロヤシオが多く咲く。樹林に入ると爽やかで、荒々しい岩場がある山とは思えないほどだ。
岩峰が近づいてくる。何処に登山道が付けられているのだろうか不安に。トライすると手前の大岩は左に下りながら巻いて、難なく通過できる。
常に鎌を見ながら幾つかの痩せ尾根、小岩峰を越して行く。
ガレ石を高く積み重ねたような鎌ヶ岳が目前に迫ると東の林内へクサリを使って下る。鞍部で帰りの分岐点であるササに覆われた岳峠、直ぐに長石谷分岐を過ぎると鎌ヶ岳への急登。陽が照り暑いが最後の登りだ。 |
下山。岳峠まで戻り、雲母峰に延びる尾根を歩く。シロヤシオ・イワカガミとミツバツツジが群生している。 |