テクテク入道ヶ岳 展望は平成14年5月5日参照

 

 平成13年6月10日 入道ヶ岳906m 北尾根〜二本松 曇り

自宅を出発すると、視界2kmほどで交野山も見えない天気だ。展望の良い入道ヶ岳にしたが・・。今から変更するのも大変だし・・。上野市からR25を走りR306より椿大神社へ。道路からは鈴鹿の山全く見えず。

6:15自宅〓110km〓7:25椿大神社参拝〓36愛宕神社参拝〓53短山椿岳435m〓8:00大久保分岐〓8分休憩37避難小屋〓9:30〜43北ノ頭〓48〜10:35入道ヶ岳頂上〓11:05二本松避難小屋〓12屏風岩(小岐須)分岐〓12:00二本松登山口〓10着

椿大神社駐車場に車を入れる。椿大神社参拝後、左の道路に出て奥に向かうと愛宕神社参道の石段がある。ここが北尾根コースの登山口。登山道と石段のどちらを登っても杉林のキツイ登りだ。気温は20℃前後であるが湿度が高く、汗がよく出る。やがて愛宕神社に着くが、急登は続いた。緩やかな登りになると『短山椿岳』の山名板があるが地図を見ても載っていない。少し行くと鉄塔があったので、現在位置が判る。緩やかな道を行くと、大久保分岐に来る。ここで左折(西へ)して雑木林を下る。鞍部からは木の根、ロープにたよる急登になる。タオルが絞れるほどに汗がよくでる。視界が更に悪くなり50mほどになる。コンパスと地図で現在位置が判るが、頭の中にある地図と合致しない。

登り始めて1時間になった。朽ちた木をベンチにして軽食中、細君の手に蛭がくっ付いている。早々登ることに、今度は僕の首筋に何かが。手を掃いよけようとすると、ナメクジのような感触?蛭だった。吸われる寸前に気がついて助かる。

頂上からの展望が期待できないためか、湿気とキツイ登りに腹立つ。避難小屋辺りからササが生え、明るい雑木林になってくる。登るにつれアセビの林が多くなる。やがてアセビが点在するササ原になると宮妻渓、水沢への分岐に着き、数十mで北ノ頭に着き休憩する。コンパスを見ながら晴れておれば鎌ヶ岳が、伊勢湾がと、想像する。

北ノ頭から南へ行くと5分ほどで広い入道ヶ岳頂上に着く。蛭に吸われてズボンに血が付いているハイカー2人(僕らとコースは違う)。

ズボンの裾を靴下の中に入れて、鳥居下から南方向の二本松コースを下る。いきなりの急坂、ヤセ尾根の直線で滑り易い、張ってあるロープを補助にしてアセビの林を下る。道幅のある登山道で迷うことはない。登りのハイカーの胸付近が赤く染まっている。蛭に吸われたらしい。頭の天辺から指の先まで神経を尖らせて下る。

やがて雑木林になり、緩やかになると二本松避難小屋に着く。小屋を過ぎると再び急坂の下りになる。

屏風岩(小岐須)分岐に着く。ここで用を足している間に蛭が靴にくっ付く。タクトを振るように先端を動かし蛭は離れない。椿大神社への道に入ると、杉の植林帯となり、山腹を下りたり、谷に入ったり、沢を渡ったりして、迷うことのない道に導かれて下りて行き、林道を横切ると、数分で井戸谷の堰堤上の広い川原(二本松登山口)に飛び出す。水の涸れた川原を渡り車道を右に(左は井戸谷コース)行くと数分で北尾根コース登山口と合する。

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