テクテク入道ヶ岳

二本松尾根登山口へ アセビのトンネル 山頂にて 山頂の広い草原
頂より  野登山          仙ヶ岳      宮指路岳
鎌ヶ岳、御在所岳望む 北の頭から頂上と井戸谷分岐 井戸谷へ

平成14年5月5日 A入道ヶ岳 906m 曇りのち晴れ

【地図:御在所岳・鎌ヶ岳】

 前日の昼から小雨が降り出す。明日は雨だろうと山行予定を立てずに夜になってしまたが、寝る前に決めたのが前回山頂からの展望が見られなかった今回の山。天候を諦めながらも展望に期待している?

 西名阪からR1〜R306から見える山々は雲がかかっており、三重県全域に濃霧注意報が出ているが、ここまで来て中止はできない。県道11号を走り椿大神社山門の西を通り過ぎて神社裏辺りにある北尾根登山口前(愛宕神社鳥居前)に駐車する。

5:10自宅〓7:05〜23北尾根登山口前に駐車・登〓30二本松尾根登山口〓8:17滝の谷分岐〓23二本松避難小屋〓9:10〜45入道ヶ岳頂上〓53〜10:00北の頭〓02井戸谷分岐〓45〜50井戸谷避難小屋〓11:13井戸谷登山口〓30北尾根登山口前着

 北尾根コースは前回登ったので、今回は二本松コースからにする。北尾根登山口を通り過ぎて、林道を歩くと堰堤がガレ石で埋まった広い川原に来る。ここが井戸谷・二本松尾根分岐点である。ここから見る山の上部は雲が懸かっている。
直進すると椿キャンップ場横を通り、林道を上がると井戸谷登山口であるが、僕らは川原を横切って二本松登山口へ。
登山口からはスギ林のややキツイ登りが続く。雨上がりで湿度も高く汗がよく出る。支谷の沢を渡り、暫らくすると谷沿いの道に出るが直ぐに杉林内に。やっと道が緩やかに、そして自然林になった所が滝の谷分岐だった。暑さに弱い我輩は休憩しようと思っていたが細君は登って行く。

登山口地点では、この辺りはガスの中だったと思われるが、ガスは無くなっていた。展望に期待がもてるようになってきた。尾根道になった登山道を休まずに登ると二本松避難小屋があった。ここ辺りからアセビの群落が現れるようになり、やがてロープが張られた急坂のアセビのトンネルとなる。山頂は近いので、喘ぎながらも休まず登ると明るくなって、ササ原が広がり山頂の鳥居が前方に見えてくる。

入道ヶ岳頂上に着く。初めは鎌ヶ岳・御在所岳の頂はガスがかかっていたが360度の展望が望める。残念ながら青い伊勢湾を望むことができず靄がかかっていた。ここから見える鈴鹿の山は殆ど登っているので、以前に歩いたコースを目で追いながら眺望を楽しむ。 又、アセビの新芽が山肌を赤く染めて美しい。

北へ下り、鞍部の帰り道に選んだ井戸谷分岐を通り過ぎて北の頭に来る。ここでも山頂と変わらない眺望を楽しむことができる。
前回はガスの中の歩きで地図と頭の中の地図が一致しないで不安を感じながらの山歩きだったが、今日は地図を見なくても大丈夫だ。

 井戸谷分岐まで戻りササ原の谷間を下ると自然林になる。井戸谷コースも急坂のコースで慎重に下る。やがて、急に湧き水出てくる。少し下ったところで左岸に渡り、下ると井戸谷避難小屋があった。やがて再び右岸に渡ると遠巻きのスギ林の道になる。右からも沢音が聞こえだして、右の谷に下って来ると井戸谷登山口の道標があった。ここで沢を渡ると荒れた林道になり、遠巻きにして再び沢に戻り渡ると(橋は無い)舗装林道になり椿キャンップ場に出てくる。林道を歩き車のところまで戻る。


 帰宅準備をしていると細君の両足首がヒルに吸われていた。吸われているとき分からないものかと思っていたら、我輩も一箇所同じようなところを吸われていた。用心しながら歩いていたのだが・・。翌日我輩は吸われた箇所が残っているだけだったが細君は赤くはれていた。


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