テクテク烏谷山・比良岳・打見山・汁谷坊村より

大橋小屋付近 縦走道出合  ゲレンデより武奈ヶ岳望む 汁谷
汁谷 汁谷 色づき始めた白滝谷 

 平成9年10月26日 坊村から南比良峠 烏谷山からとやま1077 8℃・比良岳・打見山 白滝谷                                            作成平成14年3月

桧塚を予定していたが変更して、先週に続いて比良山系の山に。予報は低温で時雨れるらしいが汁谷の黄葉に期待する。

6:40牛コバ・白滝谷登山口・林道終点〓7:35奥の深谷出合〓47小川新道分岐〓50大橋小屋〓55金糞峠・南比良峠分岐〓8:08水晶小屋〓25南比良峠〓9:30烏谷山〓47葛川越〓10:10比良岳〓41木戸峠〓11:00〜40打見山展望台〓12:35牛コバ・オトワ池分岐〓45夫婦滝〓14:05牛コバ着

薄っすらと黄葉してきた林道終点までバイクで入る。白滝谷登山口は林道終点にあるが、大橋小屋への登山口は林道終点より60m程戻った所にある。奥の深谷出合までの登山道は記憶が薄れてしまっているがしっかりした道で迷うような道ではなかった。資料をみると前回の下りと同じ所要時間で登っている(前回は20℃・今回は8℃)。

奥の深谷に降りて来て右岸へ橋を渡ると谷が広くなっている。休憩には良い場所だが疲れていないので先へ進む。10分程で小川新道分岐を過ぎると大橋小屋に着く。小屋からは飯を炊く臭いと煙が上がっており、周りの樹木は黄葉がピークを迎えていた。しかし、どんよりとした空で鮮やかな黄葉とは程遠かった。小屋の上流で橋を渡ると金糞峠・南比良峠分岐がある。道標に従い枝分かれした沢を渡り南比良峠へ。

細くなった沢道を登る。水晶小屋を過ぎ、左に堂満岳が見える辺りから小雨と強風が吹く(木枯らし1号だった)ようになり雨具を着る。登り切ると縦走道の南比良峠に着く。黄葉は所々残っている程度で殆どが落葉していた。縦走道を南へ、ガスが風に流されて、時々ガスの切れ目から黄葉した山斜面が見ることができた。晴れていれば気分爽快で烏谷山・葛川越・比良岳と縦走することできただろうが・・。天気は回復傾向にあるが冷たい風は相変わらず吹いている。窪地の広い樹林帯を抜けると、数体のお地蔵様が迎えてくれて木戸峠に着く。

木戸峠で右折するとゲレンデに出てくる。右は帰り道の汁谷へ。左折してゲレンデを登ると打見山頂上に着く。
諦めていた展望が拡がる。眼下には琵琶湖が見え南には蓬莱山へとゲレンデが延び、北には主峰・武奈ヶ岳への縦走道が望まれる。
ゴンドラで上がってきた観光客は寒そうに足早に帰っていく。風を避けて食事する。

 先ほどの登って来たゲレンデを下り木戸峠分岐で直進して汁谷へ。汁谷は期待通りの黄葉が拡がっていた。牛コバ・オトワ池分岐までの遊歩道を楽しむ。牛コバ・オトワ池分岐にあるあづま屋にリュックを置いて夫婦滝を往復する。来週ぐらい最高の黄葉が見られそうな白滝谷を下り牛コバへ。途中、小雨が降り傘をさして歩く。白滝谷コースは平成8年11月17日参考に。

 打見山頂上で観光客に会っただけで誰にも会わない静かな山行だった。

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