テクテク白滝山・蓬莱山


クルシ谷 主峰・武奈ヶ岳 比叡山望む
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平成8年11月17日 白滝山1022m・打見山1100m・蓬莱山1174m 作成平成13年10月

 3回続けて比良山系の山に。何故か同じ方面に続けて行ってしまう。

坊村から比良山荘の角を右折。地道になった林道を寒さで固まった身体でバランスを取りながら凸凹道をゆっくりと走る。寒くて我慢できずに、バイクを置いた所が三ノ滝入り口。(花折峠で0℃)

6:00自宅〓バイク〓7:15〜30坊村(三ノ滝入り口駐車)〓35ワサビ谷登山口〓45牛コバ・白滝谷登山口(林道終点)〓9:00夫婦滝分岐〓9:10夫婦滝〓55汁谷〓10:20〜23打見山ゴンドラ山頂〓43〜53蓬莱山頂上〓11:15〜12:00打見山(食事)〓12:45オトワ池分岐〓13:12オトワ池〓23長池〓42オトワ池〓52白滝山〓14:55ワサビ谷登山口〓15:00着

 牛コバ登山口から数十歩くと林道終点で白滝谷に入る。濡れ落ち葉を踏みながら少しだけ残る紅葉を見ながら登るが冷え切った身体はなかなか温まらない。やがて谷が狭くなり、岩溝を流れるスベリ岩と思われる所を過ぎるとクルシ谷と出合う。昔はクルシ谷を牛車が葛川越(大物峠)を通り琵琶湖側と行き交っていたとか?今は踏み跡とテープが付いていたが昔の面影は感じ無い。

更に登ると白滝と思える滝が右前方に見える。この辺りは谷が広くなっており黄葉の時は美しいかっただろうと想像する。白滝を過ぎると谷から離れ、少しキツクなった登山道を登ると、再び水音が聞こえてくる。薄っすらと雪が積もった丸太橋を渡るとオトワ池・夫婦滝・打見山の分岐点で休憩小屋がある。

リュックを休憩小屋に置いて夫婦滝を見学に谷を下ると2筋になって落ちる夫婦滝を樹木越しに望むことが出来た。

分岐まで戻り打見山を目指す。やがて岩が露出した緩やかな流れの汁谷を歩く。もう少し雪が積もっていれば山水画のような景色になっていただろう。また黄葉の時期にもう一度散策したいと思う。

整備された湿地を通り過ぎると(何か植えられている。)前日の雪で薄っすらと雪化粧したゲレンデに出る。歩き易そうな斜面を選んで登ると静かな打見山頂上に着く

 曇っていて寒い。ゴンドラに乗って来た観光客も足早に帰っていく。曇っているが360度の展望を望めた。

リュックを置いて蓬莱山までゲレンデを歩いて往復する。蓬莱山頂上からは更に開けた展望が見られた。展望に満足して打見山まで戻り食事する。

 夫婦滝分岐まで戻り、左(西)のニシヤ谷を登るが水量は少ない。結構キツイ登りだが所要時間は少なく、平坦になるとオトワ池が現れる。リュックをクマザサの中に隠して長池まで往復するが曇った天気のためか、それとも時期が悪かったためか両池とも印象に残るような池ではなかった。オトワ池まで戻り、道標に従い進むと白滝山の登りになるが少し息が切れる頃に白滝山山頂に着く。落葉した樹林越しに蓬莱山が望まれた。

白滝山からは伊藤新道を下る。初めは緩やかな尾根道だが、やがてジグザグの急坂になりワサビ谷に降りてくる。

ワサビ谷にはワサビ大滝、他にも小さな滝があり楽しませてくれる渓谷だが30分足らずでワサビ谷登山口の林道に出てくる。

左折してバイクを止めた三ノ谷入り口までもどる。

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