平成26年10月24日(金) 紅葉の唐谷から経ヶ岳 1625m
先週の刈込池の紅葉狩りで奥越の紅葉は来週でも観られると思い、4年ぶりに経ヶ岳に登ることにした(4回目、唐谷からは3回目で唐谷コースを外すことは出来ません)。 予報では3日間晴天だが週末の2日間は登山者が多そうなので、金曜日に登ることにした。 熊の出没情報だけが気がかりだったが。 北陸道で夜間一部工事通行止めがあるので、深夜1時45分に枚方出発、高速道を走らず、一般道の湖西道から敦賀、今庄を経て福井市へ。国道158号線を走り県道26号線に入り六呂師高原へ。高原を少し下ると広域基幹道路・法恩寺線入口があり、左折するとイノシシ避け電流柵があり、外して進入する。 枚方から218km |
|
6:35唐谷林道出合〓7:11唐谷登山口〓1時間20分ロスタイム有〓10:38〜10:47池ノ大沢湿原〓 ロスタイム20分有 〓11:24切窓〓12:00〜13:15経ヶ岳〓13:47切窓〓15:08保月山〓15:57保月山コース登山口〓16::00駐車場 |
帰り撮影。 暗闇の早朝はこの岩を探しました。 |
帰り撮影 |
電流柵を外して林道に入ります。 |
唐谷林道出合に着きました。 リュックと細君をここで降ろします。 |
保月山コース登山口近くの駐車場。 |
唐谷林道入口で細君とリュックを下ろし保月山コース登山口手前の駐車場へ。 駐車場からは自転車で約3,5km戻る。 自転車でへばってしまうのを避け今回はきつい登り箇所は自転車を押して登り 12分ほどかかり唐谷林道出合へ戻る。 |
駐車場前は展望所です。 日の出前の雲海に荒島岳 銀杏峰・部子山が望まれる。 |
|
ゲートのある唐谷の林道。道標はありませんでした。 |
夜露 スパッツを着けて正解です。 |
林道は4年前よりも下草が多く茂る。 上半身も夜露で濡れる。 |
|
登山口の標示はありませんでした。目印は看板と木にぶら下ったテープ。行き過ぎると沢があるので気付きます。 | |
登山口から5分ほどで石仏があります。歩き難い斜面の道が続きます。 | |
唐谷の本流に下りてきました素晴らしい紅葉です。 渡渉のち枝沢も渡渉して画像中央の小尾根を急登します。 |
|
渡渉場所にて。 唐谷に陽が差しはじめる。 |
|
小尾根のブナ林 |
|
小尾根は急登ですが最高の紅葉です。 |
|
小尾根を登りきると台地になり登山道に水が流れています。 |
|
唐谷が明るくなってきました。 暑くなりそうです。保月山コースの岩稜と山肌の紅葉が素晴らしいです。 |
|
眼下の滝 登山道は滝上部へ |
|
滝展望地点からの保月山コースの山肌の紅葉 |
|
ロープのある滝の上部まできました。 1時間20分ほどロスタイムして再び戻ってくるとは・・。 |
|
ガレ石のくぼ地。前回よりも下草・樹木が茂り雰囲気が変っていた。 |
前回の記憶が残っているガレ場。 |
前回、こんな上部までガレ場を登ったかな? 不安になりGPSを覗くと。 地図上の登山道は谷の西側になっている。 ロープのあった沢まで引き返すが、間違った箇所はなかった。 地図の記載が間違っていたのだ。 再度、登り返す。大幅な時間ロスだが、 たくさん歩けてラッキーだと思うことに。(嘘) この上部に左の尾根への取り付き箇所があった。 |
黄線が軌跡。 黒線が地図の登山道。 |
タイムロスしている間に谷底にも陽が差し込むようになっていた。 荒島岳 銀杏峰を遠望。 |
|
やっとロープが張られた地点よりガレ石の谷間と分かれ、尾根に取り付く。 |
|
撮影しやすい場所で撮っていますが前方の登山道を見ると頭上を見ている感じがする。 今回一番の急登です。 |
|
急登、私達の脚力で30分以上は続きました。 |
|
やっと平坦な火口原に登り着き経ヶ岳が姿を現しました。 |
|
池ノ大沢湿原でリュックを下ろし小休止。おむすびを食べる。 |
|
池ノ大沢湿原からの経ヶ岳。 足元はミズゴケでしょうかフカフカですが一部は湿地です。 |
|
山頂まで1時間ぐらいかな? |
|
火口原のブナ林も、落葉せずに迎えてくれました。♪ |
|
ブナ林に見とれていたのでしょうかね。この辺りでコースから外れてしまいました。 |
|
テープを見落として直進しコースから外れてしまう。 おまけにササ・竹が刈られた痕があり気付かず。 登るほどヤブとなって4ツ足でないと登れない獣道になってしまう。 GPSを覗くと登山道まであと少しなので突破を計るが掻き分けることも出来なくなり撤退。 登山道に人がいたら熊と間違われて石を投げられたかも。 20分ほどロス。2度もロスタイムして疲れてしまいました。 「おかしい」と思いながら登ってます。 |
|
切窓にやっと到着。 |
切窓から最後の登り。 |
火口原のブナ林 |
|
急登で滑べり、何度登っても辛いです。 初めて単独の登山者とすれ違いました。 |
|
経ヶ岳 山頂にいた2名の登山者が下山、山頂は私達だけになる。 大パノラマを独占だ! |
|
白山 別山 三ノ峰 |
|
ササ薮にある三角点 |
|
白山連峰 |
|
白山・御前峰 室堂も |
|
御舎利山・別山 手前に赤兎山の避難小屋が見えています |
|
合掌 噴煙する御嶽山 手前左端;薙刀山 中央;大日ヶ岳 毘沙門岳 右端;野伏ヶ岳 |
|
乗鞍岳 |
|
荒島岳を撮るのを忘れていた。中央奥;屏風山 右に能郷白山と姥ヶ岳が望まれるのだが |
|
法恩寺山 奥;越前甲 加賀大日山 |
|
山頂に1時間以上も。保月山コースを下山する。 |
よく滑る登山道。あぁ、パンツを汚してしまった。 |
唐谷よ!最高の紅葉、ありがとう。 鞍部の切窓を直進し中岳へ。 |
|
中岳付近からの撮影。 経ヶ岳から法恩寺山への稜線の紅葉も綺麗だ。 |
|
中岳通過 |
杓子岳通過 |
灯台下暗し。唐谷からの保月山コースの山斜面は凄い紅葉だったのにササが邪魔をして唐谷は見えません。 | |
稜線上にある大岩をハシゴを使って巻く。 |
|
岩稜を通過。紅葉した潅木が観られるようになる。 |
|
錦秋の山肌にうっとり。 |
|
保月山を通過 |
|
保月山を過ぎると紅葉したブナ林内を下ります。 日差しからやっと逃れました。 |
|
保月山コース登山口着 |
無事に戻ってきました。 |
駐車場前展望所からの荒島岳 |
|
今回の山旅は予想をはるかに越えた紅葉を観ることができました。 2年前の雨飾山以来の感激です。 勤労者の帰宅時間とかちあってしまう。 『水芭蕉の湯』に入浴後、夕食を済ませてから帰宅する。 枚方21:45着 |
所要時間 | |||
登行日 | 切窓〜山頂 | 保月山コース(下) | 唐谷コース(登) |
平成14年5月 | 32分 | 2時間35分 | ・・・・ |
平成16年11月 | 35分 | 2時間18分 | 2時間27分 |
平成22年6月 | 28分 | 2時間18分 | 3時間 |
今回(ロスタイム除く) | 36分 | 2時間42分 | 3時間49分 |
今回の所要時間を過去の記録と照らし合わせてみました。 大変ショックを受けました。体力維持に努めていたつもりでしたが、 所要時間は全てで劣っています。 今回、登りではロスタイムの影響で疲れてしまったかも。 しかし下山ではダブルストックのお陰か疲れをあまり感じずにいたのですが、 歩きが遅くなっていたから疲れなかったのですかね。ショックですな。 十年前からだと体重5kgは減量しているのに・・。 歳には勝てないのか・・。 |