2015年(平成27年)12月20日 奥美濃 展望の蕪山(かぶらやま) 1069m 前回の記録 2014年4月12日ページ下段
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昨年4月、大パノラマの展望だった。「次回は紅葉シーズンに登ろう」と思っていた。紅葉シーズンが終わってから気付いたが、登ることにした。 3時20分に枚方を出発、東海北陸道・美濃ICから板取川沿いの県道81号線・国道256号線・県道52号線を走る。 信号のある板取中学校を過ぎてから次の交差点を右折、坂道を上がって行くと21世紀の森公園駐車場に着く。 6:20着 枚方から214km |
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7:07 21世紀の森公園駐車場〓7:13株杉群生地散策路入口(登山口)〓8:30尾根〓9:30〜10:48蕪山〓10:50奥牧谷下山口〓11:21奥牧谷源頭部〓11:42カツラの木〓12:08〜13滝〓12:40林道終点〓12:50 21世紀の森公園駐車場 |
エンジンをかけたままで明るくなるのを待つ。寒くなると毎回、「なんで、山登りを・・」と思ってしまう。 勇気を出し車外に飛び出すが、寒くて、早く行動したくなる。 リュックを担ぐと身体の一部になってしまい、重さを感じなくなり、山頂を目指すのみ。 雪はなさそうだ、スノーシューは車に残し、アイゼンだけを持って出発。 |
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単独の男性が準備しています。 山頂では出会いません。 遭難?? |
林道ゲート。直ぐに散策路入口があります。 |
株杉 |
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あれ! ・・・? 前回下山した登山道とは違うことに気付く。 |
谷と谷の間を登るので水場が多い。 |
山頂まで2515m付近で前回の登山道と合流。 | |
尾根道なると蕪山が望まれ、自然林になる。。 |
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最初のピークへの登り。 |
最初のピーク。 9:59 |
9:01 山頂まで30分かかりました。 |
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数回のアップダウン。 |
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蕪山頂上 今回も大パノラマです。(残念ながら前回よりは感激は薄いです) 前方には見え出した白山。 |
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右;大日ヶ岳 |
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左;三ノ峰 中央奥;白山 中央右;別山 |
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左; 毘沙門岳 大日ヶ岳 白川方面 |
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鷲ヶ岳 烏帽子岳方面 |
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北アルプス 笠ヶ岳 槍ヶ岳 穂高連峰 |
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槍ヶ岳方面 |
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穂高連峰 |
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乗鞍岳 |
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御嶽山 |
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中央;小秀山 今回は中央アルプス見えず。 |
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右端;恵那山 |
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高賀三山 瓢ヶ岳 高賀山 今淵ヶ岳 |
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名古屋方面 |
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伊吹山 舟伏山 方面 |
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日永岳方面 |
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滝波山方面 |
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無風・・・暖かい |
レトルトのおでんにお餅をいれて。 |
山頂は私達だけです。 |
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さようなら北アルプス。 |
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さようなら白山 |
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奥牧谷下山 奥牧谷を下山することにしたが、登り下り、どちらもお奨めできるルートではない。 踏み跡の薄い箇所、朽ちた丸太橋と不安を感じる所が多々ある。 |
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山頂から2分、登山道が左にカーブする地点に目立たない目印がある。ここが奥牧谷への分岐だが、分かり辛い。 踏み跡を捜しながら下る。 目印のテープを捜しても見つけられることは少ない。 |
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私は尻餅を数回してサッサと下るのだが慎重な細君。 |
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昨年の記憶があるので、ルートの不安は少ない。 |
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一旦右岸へ。左岸の植林内を下るが踏み跡は薄い。 |
カツラの木 |
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斜面を歩き、奥牧谷本谷へ小尾根越え。 |
奥牧谷本谷にある滝 |
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涸れ谷にかかる朽ちた丸太橋。 重い私が渡れば細君は安心して。 |
登山道から見えていた滝。寄り道して観に行くが道は無かった。 |
滝からは迷うことない。しかし、左岸の林道終点が見えると道が無くなりプチ藪漕ぎをして左岸へ渡る。 |
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林道を歩き戻る。 |
林道ゲート横にある祠。 |
無事下山。 |
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最近話題になっている根道神社のモネの池へ。 大勢の見物客にビックリ。 私は株杉の方が凄いと・・・・。 細君のお気に入りの『道の駅・平成』に寄り道してから帰宅。 枚方18:30着。 |
平成26年4月12日(土) 奥美濃 展望の蕪山(かぶらやま)1069m
町会の会計をしていた細君、会計監査を済ませて一段落し、外出しやすくなる。 好天気が予想される山日和、さて何処に行こうか迷ってしまう。取立山から鉢伏山か、それとも荒島岳かと。どちらもメインは白山の展望だが、未だに雪山登山になる。蕪山だと残雪はないだろう。未登なので直ぐに決まる。 関ヶ原ICから下道を走り、大垣から岐阜市へ。国道256号線を板取川沿いに走り、県道52号線に。信号のある板取中学校を過ぎから右折して、21世紀の森公園駐車場に着く。 枚方から186km 帰路;美濃ICから帰宅 210km。 16:45着 |
7:50 21世紀の森公園駐車場〓8:02奥牧谷登山口〓8:30滝〓9:00カツラの木〓9:28奥牧谷別れ〓10:00〜11:20蕪山〓13:02尾根道登山口〓 15分ほど 株杉散策路を見学 〓13:22駐車場 |
21世紀の森公園駐車場からの高賀三山 |
広い駐車場です。 |
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株杉見学は下山後の楽しみに。 |
安全登山を祈願 |
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林道ゲート |
林道終点 奥牧谷の登山口ですが標示はない。 |
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矢印がありました。間違いないようです |
登山口は藪モドキです。チョット不安に。 |
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藪ッポイのは最初だけ。 支谷にかかる橋 |
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踏み跡が怪しくなり沢に降りると滝が出現。ラッキー! |
しかし道が分かりません。滝の反対にあったのは倒木ではなく橋でした。 |
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新しい方でも、しなっており恐怖。 |
道が分からなくなったことで、この先に不安を感じる。 |
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眼下に滝壺。 滝を巻きます。 |
滝上流のナメ滝に降りてきました。 |
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大岩がさえぎる。道は左岸でしょうか。 |
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ナメ滝。 |
左岸に移動して道を探します。 |
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細君、直ぐ撤退できるように遅れて登ってきます。 ズルイ! |
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左の谷 |
右の谷。テープを見つける。 |
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谷を分けている小尾根を登ります。 | ||
カツラの木 |
再び、沢に下り カツラや花を撮っていると単独の男性が登って来て、 少し離れたところで腰を下ろし休憩。 「その内に追い抜かれるだろう」と先に出発する。 谷はここも左右に分かれていた。 左の谷にテープを見つけ沢を渡り左岸へ。 植林内に入ると踏み跡が分からない。 尾根を登るのか尾根左の林床を行くのか迷い、目印探し。 結局は林床に目印のテープを見つける。 方向が分かれば、時々ある目印も見つけやすくなる。 休憩していた男性は着かず離れずで後方にいる。 |
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ヒダボタン |
ミヤマカタバミ |
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スミレサイシン |
ヒゴスミレ 蕾 |
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道は左の林床か、右の尾根なのか迷う。テープ(紐)を捜す。 |
林床を行くと沢沿いに道が現れる。 |
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左岸に炭焼跡。この先で右岸に移動。 |
伏流の奥牧谷。 |
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炭焼跡からは自然林になる。 単独の男性も遅れて付いてくる。 |
そろそろ分岐点(谷別れ)が気になりだした。 |
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源頭部の谷には目印・踏み跡が見つからず。 ・ |
この斜面を登るように思われる。 踏み跡・目印を捜す。くぼ地は道ではない。 |
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急な斜面を目印・踏み跡を捜しながら登る。後方の男性「もっと早く登れ」と思っているのでは。 |
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標高1000m やっと尾根に乗り楽になる。 |
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細君はもう少しで尾根に。 |
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尾根コース出合。 紐が2ツあっただけの奥牧谷コース下山口。 下山時、気付かずに通り過ぎました。 数分で山頂です。 |
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大パノラマの蕪山頂上だ! 山頂に辿り着くまで霞んでおり展望は駄目だと思っていました。 眼前に白山が見えたときは大歓声です。 時間が経つにつれ、北アルプス・中央アルプスの靄がなくなってきました。 そして南アルプスも薄っすらと見え出します。。 |
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北北東 鷲ヶ岳 烏帽子岳 |
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笠ヶ岳 槍ヶ岳 |
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穂高連峰 |
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東方面 |
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乗鞍岳 |
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御嶽山 |
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中央アルプス |
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恵那山 |
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もう少し標高があれば奥越の山も見えるのだが。平家岳の奥に白い峰があるのだが、高賀山では見えた能郷白山かな? |
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ストーブの火力があるので安価なカセットボンベから入れ替えたボンベでもストレスなく沸騰します。 |
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下山です。 |
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1000mほどはアップダウンの登山道です。 |
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ここまではアップダウンの登山道。 |
タムシバ |
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カタクリ |
カタクリ |
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トクワカソウ |
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ショウジョウバカマ |
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スミレサイシン |
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ミヤマカタバミ |
ユキザサ 蕾 |
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この付近より植林内のジグザグ道を急降下する。 |
急降下する前に一服の水 おいしい |
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尾根コース登山口 |
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株杉群生地を散策 | ||
ガイド本では一般向きとあった。 上りに利用した奥牧谷コースの所要時間は2時間ほどと短いので 楽なコースと思われた。だが、滝以降は 雪融けから日数が経っていないためか踏み跡が薄く、 また道標はなく、目印も少なくて一般向きとは思えない。 尾根コースは整備されており、迷う箇所はない。 両コースとも下部が植林なのが残念だが、 期待を裏切らない展望が望まれてよかった。 紅葉、雪山シーズンにも登りたい山である。 |