平成26年3月31日 大倉尾根から塔ノ岳1491m  丹沢山1568m

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 前日は日本海の低気圧が通過、本州は雨となったが、31日には三陸沖へ移動しながら発達。
北日本では冬型低気圧のため大荒れとなる。
予報では31日は西日本や関東の太平洋側では天気が回復し、富士山周辺の天気が良いらしい。

 消費税アップ・高速料金の大幅割引が削減される前日に関東まで、遠距離ドライブをすることにする。
前夜、強風による交通規制を心配して21時30分に枚方を出発する。滋賀県・三重県では雨が降っていたが、伊勢湾岸道路では星が見えるようになり安堵する。岡崎・豊田付近では横風による60km/h規制があった。従う車はいないが、トラックを追い越す時は緊張する。
車道幅が広く、トンネルが多い新東名では風の影響も少なく走れたが、我が車の古いナビ地図では案内してもらえなかった。
大井松田ICで降り、国道346号線から県道706号で大倉へ(ICから約12km)。 走行距離410km 2時30分着 所要時間5時間(京都南ICから大井松田IC) 深夜料金5割引 4350円 (帰路;御殿場ICから大山崎IC 深夜料金3割引 5900円 総走行距離840km)

 

5:40駐車場〓5:56登り口〓カメラ電池落とし15分ロス〓6:52大倉高原山の家7:02見晴茶屋〓7:38駒止茶屋〓8:00堀山ノ家〓8:53〜58花立山荘〓9:34〜9:50塔ノ岳〓10:48〜11:51丹沢山〓13:04〜13:25塔ノ岳〓14:43駒止茶屋〓15:43駐車場


平日なので500円、3台停まっていました。どんぐりハウスへ。
あまり眠れなかったが出発です。

ビジターセンターと、どんぐりハウス前に登山届箱。 隣はトイレとバス回転広場。 (ハウス内には水洗い場があるとか)

ハウス裏手には。  残念ながら登山者用駐車場ではないようですね。

秦野戸川公園からの日の出。

暫くはウォーミングアップが続く。

丹沢山までだと9.6kmの長丁場になります。

丹沢山まで標高差は約1380m。

整備された登山道。暫くは直線の斜面の道を歩きます。

分岐、『大観望』の標示があったので左の道を選ぶ。(下山は近道の右でした)

やっと大倉尾根に乗りました。

大倉高原山ノ家入口

大倉高原山ノ家の水場。キャンプ場。 人気なし。

大観望。富士山が見えると思っていましたが、違いました。

大観望

見晴茶屋を通過。

@ きつい

バカ尾根と云われる大倉尾根。大阪では『バカ』はきつく感じられアホが使われる。
アホみたいに長い尾根。アホみたいに整備され過ぎた登山道。アホみたいに単調な登り。バカにできないきつい登り(やはり、これかな)。

A

B

C

D

E 平地(多々ある)を歩いている感覚になるが、かならず楽の後には・・。

登ったのでは?Aと錯覚する。

人気なしの駒止茶屋通過。 @〜Eに似た登山道を前後して登る。

シロモジ

西方面を気にしながら登っているとやっと富士山を拝むことが。  その後はアホみたいに見ることができる。

堀山ノ家。営業しているのかな? 『カレーうどん500円』やて

堀山ノ家の正面には富士山が。尾根道は直角に曲がる。


更に険しくなってきました。


また、木道か。

まだ、平地もあるのか。学習しています。楽の後には苦があることを。 

未だ、新しい木階段なのにアイゼンで傷んでいます。

何故かイライラしてきました。整備され過ぎた登山道のためでしょうかね。
疲れもピークに。

バカ尾根、いつまで続くのだ。

視界が広がり気分転換はできるが、急坂は変れへんし暑い。

山頂の雰囲気が漂ってきたような(願望です)。
同年代の男性が抜くときに
「5分ほどで花立山荘に着きますよ。そして30分で塔ノ岳です」と。
疲れはマックスに達しています。
「多分、無理だとおもいます」と
関西弁を使わずに何故か標準語で、ゆうてしもた。

9分かかって山荘に到着です。当然ながら塔ノ岳へは
30分では登られへんかった。

塔ヶ岳直下で、先ほどの男性がもう下って来ました。
自信喪失です。

富士山の裾野まで見えるようになりました。

やっと花立山荘に到着。

中央;金時山 
カメラ電池を落としたとき追い越された親子がエネルギー補給中でした。
小2になった次男君、むちゃ元気です。

雲が全くないので危機感がないですね。雲があれば早く山頂へと気合が入るのですが。
子供達とのんびり会話してエネルギーを貰いました。先に登ります。

修復された崩落箇所。山荘を先に出発したのに直ぐに抜かれました。
また、平坦な道、という事は・・。

残雪が現れる。車にスパッツを置いてきたのを後悔。

金冷し(鍋割山分岐) あと0.6kmか?

バカ尾根やったな〜。もう少しや。
 つづら坂はなく、緩やかなカーブが殆どで前方の登りが見えます。また平行道が多々あり、
今まで経験したことがない尾根道で、何故かしんどいバカ尾根でした。。
危険な箇所はなかったのですが。

塔ヶ岳頂上

塔ヶ岳山頂に着きました。心配した風でしたが穏やかなので良かった。
お握りを一つ食べ、子供からお菓子を分けてもらい元気がでました。

静岡のサッカー少年は元気です。バッジを買ってご機嫌でした。

東京方面  中央:江ノ島

相模湾 天城山 金時山方面 

晴れ過ぎです。 少し雲があるといいのですが。 左肩辺りに山中湖  南アルプスも望まれます。

南アルプス。

南アルプス

南アルプス

南アルプス

 北西方向   八ヶ岳 中央奥;金峰山?

「お菓子ありがとう」。  親子は鍋割山へ

尊仏山荘横手より丹沢山へ。

塔ヶ岳から下ると丹沢山が分からなくなってしまいました。中央

鞍部。ここまで下ると、へこたれます。

日高のブナ林(おそらく?)

「丹沢山は右でありますように」と願いながら縦走。 蛭ヶ岳は不動ノ峰の背後で見えません。

 竜ヶ馬場 1504 少し下ります。

最後の登りになりました。鞍部から100m近く高度を上げます。

丹沢山山頂



三角点


不動ノ峰  丹沢山の最高峰・蛭ヶ岳

最高峰の蛭ヶ岳までは遠いです。私には無理ですね。  みやま山荘

塔ヶ岳からの縦走尾根

ランチタイム  展望は塔ヶ岳の方がいいですね。
山頂には20人ほど、登山者の年齢が若くなってきました。 
下山 


コーヒーとカップヌードルの水を2リットル持参しました。
やっとリュックが1.5kgほど軽くなる。

戻ります。 ここを過ぎれば塔ヶ岳への登り返しです。

塔ヶ岳に戻って富士山を撮る。山中湖が見えてます。

贅沢な話ですが飽き飽きするほど観た富士山です。以後、富士山は写さないことに。

気合を入れて下るぞ! 

中央が大倉尾根、バカ尾根にバカにされないように頑張って下るぞ。
 
下山、始めは後続の登山者に譲ってばかりだった。年齢からでしょうかね。身体の反応が鈍いのです。
やっと下山モードになり、抜かれなくなる。
2/3は下ったと二人とも思っていたら、道標は『塔ヶ岳3km・大倉4km』の標示。
二人の落胆は凄かった。「気合だ!気合だ!気合だ!」

無心に下るのみ。

大倉高原山ノ家の手前で左折(近道)。 冷たい水を飲み損ねたが。

どんぐりハウスに靴の洗い場があるのも知らず駐車場へ。

無事に戻ってきました。

 
  靴だけ履き替えて丹沢湖の北にある中川温泉・ぶなの湯へ。温泉周辺の桜は満開、ミツマタの花も満開だった。
17時まで営業だが、到着したのが10分前で間に合った。
18時の閉館まで、私だけの風呂場ではあまりにも広過ぎる。童心に戻り泳いでみたりする。
18時に帰路に着く。

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