平成25年5月2日(木) Aハライド908mからヤシオ尾根・国見岳1175mから国見尾根
渋滞と登山者で混み合いそうなゴールデンウィークの休日を避けて、咲いていると思われるアカヤシオを観にヤシオ尾根から国見尾根を下山する計画を立てた。だが、八十八夜だというのに冬型気圧配置になり、山は荒れ模様のようだ。予定通り決行する。 昨日から国道477号線(鈴鹿スカイライン)が通行可能となり、7時過ぎに武平トンネルに着くと駐車場は既に8割ほどの駐車に驚く。灰色雲に被われた滋賀県側から武平トンネルを抜けると三重県は快晴だった。 中道登山口を過ぎた辺りから駐車場所を捜しながら走り、場所を選ぶことなく空いているスペースに駐車する。 |
7:33裏道登山口〓8:11藤内小屋〓8:31三岳寺跡〓9:37腰越(こしごえ)峠〓9:55〜10:00ハライド〓11:25キノコ岩〓11:30〜12:20青岳(昼食)〓12:35〜40国見岳〓12:50〜13:17天狗岩・ゆるぎ岩〓13:45岩峰1004〓14:37〜44藤内小屋〓15:13登山口 総歩行距離 約10km |
1台のスペースあったので駐車。だが、もう少し先にも駐車場があり 3台分の空きがあった。登山口まで0.8km歩きました。「まぁ、いいか。」 |
裏道登山口。ゲートのある車道を100mほど歩き、 登山届箱のある所より登山道に入る。 |
数個の鉄橋が設置されてある。 |
高巻きして下りて来ると左岸へ。 |
イワカガミ |
右岸へ。 |
右岸沿いの登山道。 |
中道分岐 |
藤内小屋。トイレ有料 |
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アズマギク? |
タチツボスミレ |
藤内小屋から裏道とは分かれて丸太橋をわたり腰越峠へ。 |
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丸太橋を渡ると直ぐに下山口の国見尾根分岐がある。右岸を歩く。 |
岳不動分岐。左岸に移動してUターンすると。 |
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Uターンすると三岳寺跡。 |
尾根の鞍部に乗り左折すると急な・・。 |
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急なヤセ尾根を登る。 |
ハライドが望まれた。 |
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キノコ岩や青岳への分岐, 腰越峠方面へ向かう。 道標やテープはしっかりあるが、踏み跡は薄くなる。 裏道からハライドに登る登山者は少ないようだ。 |
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道標があるのにヤセ尾根を直進してしまう。気付き引き返す。 間違う登山者は私達だけではなさそうだ。 |
戻り尾根から急降下して沢を渡り、登り返す。 ややこしい地形だ。 |
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割谷に出合う。 |
道標に従い割谷を渡る。頭の中の地図はゴチャゴチャです。 |
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今度は細った沢を直登します。 |
頭上では風の音がすごい。腰越峠は近いようです。 |
腰越峠付近からのハライド。 強風で身体はよろけて、撮影もブレます。 この後、直ぐにウィンドブレーカーを着る。 |
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ニシキゴロモ |
ハライド 2℃ 顔にアラレが当たると痛い。 体感温度は氷点下です。 |
ガスがかかる御在所岳・国見岳(国見尾根) 右;これから登るヤシオ尾根。アカヤシオは上手く写らず。 今朝、御在所岳では樹氷が観られたらしい。 |
眼下に朝明渓谷 水晶岳・金山・ハト峰・猫岳から釈迦ヶ岳への稜線 |
釈迦ヶ岳 |
体が冷えてしまう。早くヤシオ尾根に登って身体を温めよう。 |
上空は晴れていますが、みぞれ混じりの小雨が顔を叩きつけます。 |
登り返し。みぞれ混じりの小雨が降る。 |
ハライドの岩肌 |
アカヤシオ。終わりかけもあればこれからのもある。 | |
釈迦ヶ岳。強風に負けずに咲くアカヤシオ。 |
身体が温まり、緩やかな道になると分岐に着く。 |
山座同定をする。 |
御池岳・藤原岳・竜ヶ岳・釈迦ヶ岳方面。 |
標識が多いのは入山料を徴収するようになったからか? |
手前の岩棚からキノコ岩を見る。 |
団体さんとかち合う。寄らずに青岳へ。 |
県境尾根に出合うと直ぐに青岳だった。 |
以前は半信半疑の青岳だったが立派な標識が。左折20m先 |
青岳 座れば強風も凌げる。 周りの山からは目立たない青岳だが、展望は良いので、昼食にする。 |
知多半島・渥美半島 ・答志島・志摩半島まで望まれた。 |
中央アルプス |
乗鞍岳 御嶽山 |
中央奥;雲母峰 国見尾根と国見岳 |
ゆるぎ岩 天狗岩 |
国見尾根のP1004 |
国見岳へ。バイカオウレン・ショウジョウバカマが多く咲いていた。 |
国見岳 |
国見尾根の奇岩 |
御在所岳(右) 鞍部に鎌ヶ岳に山頂部が見える。 |
石門。国見尾根分岐手前を右折。 |
国見尾根を行く |
御池岳のガスが切れた。ハライドほどではないが、風が相変わらず強く、冷えたのか二人とも少し頭痛がする。 |
御嶽山 |
中央アルプス 恵那山 |
天狗岩 |
天狗岩 |
天狗岩からのゆるぎ岩 |
ゆるぎ岩からの国見尾根 眼下に藤内小屋が見えていた。 |
ゆるぎ岩 天狗岩 |
展望の良い岩棚からの藤内壁。右端;御在所岳 国見尾根を歩いていると藤内壁から四六時中、大声が聞こえてくる。だが、ロッククライミングする人影は見えない。 |
望遠鏡で捜すと人がいました。自衛隊が訓練していたのでした。 |
岳不動尊分岐に降りてきました。岳不動尊は通行止めです。中央左にはハライドが見えています。 先に見えるP1004の岩峰の手前より藤内小屋へ激下りします。 |
P1004の岩峰。アカヤシオ、展望も見納めです。 |
激下りが続きます。 |
やっとハルリンドウとご対面です。たくさん咲いていました。 |
道標はなかったがテープ・紐が多く巻かれていた。 |
藤内小屋に戻ってきました。 |
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無事に下山です。 |