平成25年4月5日(金) 玉置辻から五大尊岳 約780m

 周辺地図(中心は登山口) 山行地図  トップ 
 平成7年5月7日に八経ヶ岳に初登山。今から思えば無謀な登山をして以来、山の虜になってしまった。図書の『関西の百名山』を参考に当初は完登を目標に山登りを続けていたが、96座で挫折してしまう。
昨年11月、数年ぶりに3座を追加して、五大尊岳だけになった。、
大峰奥駆道の熊野本宮への最後の道であり、縦走する登山者には有意義であるが、マイカ−登山の私達は魅力を感じられない山だった。
そのため、わざわざ遠路を登りに行くのが億劫だった。
 周辺地図を見ると、観光地の瀞峡がある。平成23年の台風12号による大水害による復興への協力を兼ねて、ウォータージェット遊覧船に乗ることにした。序に五大尊岳に登ることにして実行の日を待った。

 6日は気温が20度以上になる晴れの予報。川風が気持ち良いだろうと前日の夕方に決める。
21時に仮眠して0時30分に枚方を出発。奈良市から国道24号線を走る。五條市から国道168号線を南下すると、すれ違った車はトラック1台だけだった。トンネルも増えて走りやすくなったが、急に鹿が道路を横切るので危険だ。
折立で玉置山への道に入り、玉置山の直ぐ手前で右折して瀞峡への道へ。道が広くなった所が目的地の玉置辻で、4時10分に到着し、5時半まで仮眠する。
 

6:00玉置辻〓6:20林道終点〓7:00大平多山分岐〓7:25(大森山最高点・1078m)〓7:35大森山(三角点)〓8:11篠尾(ささび)辻〓8:46〜9:00五大尊岳〓9:31篠尾辻〓10:09〜10:45大森山〓11:41林道終点〓12:00玉置辻  歩行距離11km

13:00志古・ウォータージェット乗船場〓13:30〜15:40瀞峡巡り(ネットで割引券印刷)    20:00枚方 総走行距離350km


玉置山・宝冠ノ森からの御来光

玉置山

玉置辻。 玉置山への奥駆道

林道右が奥駆道のようだが、荒れているように思われ林道を歩く。

世界遺産で整備され、迷うことはないと思う。

尾根を外した巻き道は助かる。

大平多山分岐を過ぎると植林の急な登り。 

林内にはバイカオウレンがあちこちに咲いていた。

南方面が望めた地点。 中央右は大塔山系。

展望のない樹林内

2度目の植林内の急坂

本日の最高峰。 

地理院の地図では三角点があるここが大森山になっている。

大森山からは下りになる。

西から南に方向を変えるとさらに激下り。 尾根筋が見えない。

桧・ブナ・リョウブ・ヒメシャラナド等のゴチャゴチャの森。

またまたロープ場。まだまだ下ります。

篠尾(ささび)辻の分岐。少し登り返しますが下りは続きます。

西が開けた場所。切畑に下る尾根のようです。 右端が果無山脈か?

下りに下ってやっと五大尊岳が樹間から見えました。

登り返すとシャクナゲが自生するヤセ尾根に。

熊野本宮方面が開けた地点。

五大尊岳への登りです。

780mのヤセ尾根の五大尊岳に着きました。 地理院の地図には記載がありません。
さらに南に825mの五大尊岳のピークがありますが展望がないので登りませんでした。
ここで関西の百名山達成とします。細君は女人禁制の山上ヶ岳は未踏。

五大尊岳から東(三重県)方面。
 目的地に辿り着けば食事なのだが、後が辛い登りなりそうだ。大森山に戻ってから食事をする。

ミツバツツジ

タムシバ

タチツボスミレ

無事下山。やりたくない宿題を済ませた気持ちです。

瀞峡へ

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