平成24年10月26日(金) 福定親水公園からC氷ノ山1510m〜東尾根
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バス停『氷ノ山鉢伏口』 左の狭い道を下る。 |
福定親水公園駐車場 |
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氷ノ山は5年振り。東尾根を周回コースするのは10年ぶり、随分とご無沙汰していた。
平日なので最初の登山者かと思っていたら、既に7台ほど駐車場していた。隣の和歌山ナンバーは車中泊で食事中。他に窓ガラスが曇っているのが2台あったので、既に出発したようだ。
福定親水公園駐車場からトイレ前を通り階段を上る。橋を渡るとキャンプ場だったのに、炊事小屋は無くなり岩がゴロゴロする河原になっていて驚く。登山道は、その河原を歩く。
登山道に入ると、山頂まで4.5kmの標示。落差65m布滝に寄ってから紅葉しかけた『小豆コロガシ』の急坂尾根・曲り坂を登る。途中にある不動滝展望所は樹木が生長して観ることができず、水瀑の音だけが聞こえてくる。
ご丁寧に『曲り坂終わり』の表示がある。ここからはスギ林の平坦な道になり、冷気が漂う広場に地蔵堂がある。相変わらず、お粗末なトタンのお堂であった。
自然林に変わると抉れた谷に近づいてくる。私の記憶では、溝程度の沢を横切った覚えがあるが。「コースが変わったのか?」と思った。道は崩落のため迂回して上へ。そして下ると谷間には金属の手摺り付きハシゴが上り、下りにも設置されていた。土石流で抉られた谷になってしまったようだ。
ハシゴ場を過ぎると、直ぐに『木地屋跡』だった。
高度を上げる毎に紅葉の色づきが良くなる。湧水がある毎(ひえの水・弘法の水・一口水)に口に含む。やがて不動谷を挟み山頂避難小屋が見えるようになる。
広く切り払われた背丈以上のササ道になると氷ノ山避難小屋のある氷ノ山越に着き、鳥取県若桜町からの登山道と合流する。
左折して尾根道を南へ。暫くは緩やかな尾根道で、ブナの大木が今年最後の枯れ黄葉で奉公している。背丈以上のササがなければ、もっと存在を示すことができるのだが。
コシキ岩には登らずに、左から巻くと暫く細い道が続く。積雪期には注意がいる地点である。やがて、よく整備された道をジグザグに登り、コシキ岩からの稜線に乗る。コシキ岩からの稜線道にはササに隠れた踏み跡があった。
やがて尾根が分からなくなり、斜面にある石畳・木道の階段を登る。
橋を渡ると登山口 |
以前はキャンプ場の炊事場だったのだが。 |
頑張ろう! |
直ぐなので寄り道。 布滝 |
曲り坂。 昔は小豆コロガシと云われ直線だったらしい。 |
布滝から約30分ほどかな。 |
地蔵堂 |
堂内 |
土石流で深く抉られた谷 |
おぉ!綺麗な黄葉だ。 |
斜面の紅葉も綺麗だ。 |
夏も涸れない氷ノ山の水 |
カメラを仕舞っても直ぐに出してしまう。 |
山頂避難小屋が見える。 |
カエデ |
氷ノ山避難小屋 とお地蔵さん 氷ノ山越の分岐にて。 |
広い尾根道を南へ。 |
ササがなければ。鉢伏山 |
ブナの枯れ黄葉 |
ブナの枯れ黄葉。 |
鉢伏山 |
山頂の前にコシキ岩。 曇ってしまう。 |
コシキ岩。踏み跡はあったが登らず。左から巻く。 |
左上に氷ノ山越の避難小屋 |
山頂避難小屋はもう直ぐです。 |
氷ノ山頂上に着く。平日なので、同年代が多い。今日は追い抜いた登山者はいたが、追い抜かれずに山頂に着いた(下山は逆だったが)。
朝方は晴れだったが曇り空になってしまう。山頂から山肌の紅葉を楽しみにしていたので残念だ。少し霞んでいるが、兵庫県最高峰から360度の展望を楽しむことが出来て満足であるが。
山頂に着きました。 |
トイレつき展望台 |
扇ノ山方面 |
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蘇武岳 妙見山方面 東尾根下山口 |
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三ノ丸 三室山方面 |
山頂避難小屋の右より東尾根へ下山。古生沼を右に見て、湿地帯の木道を歩き千本杉を過ぎる。木道が終わり、暫くすると神戸大ヒュッテが建つ大段平分岐に下りて来る。
北東に下山して、東尾根を下山するのだが、暫くは紅葉を観ながら斜面を下る道が続く。
水場を過ぎてから東尾根に乗り下る。ドウダンツツジ群生地(数本しか確認できず)を過ぎ、幾度も立ち止まり紅葉を楽しみながら下る。
東尾根避難小屋に着く。小屋裏側で左折して木階段の急な斜面を下る。やがて緩やかなになり、東尾根登山口の林道に出合い、林道を2,4km歩き福定親水公園駐車場に戻る頃には山頂付近には雲がかかっていた。
無事に戻ってくると、2箇所ある駐車場は満車で林道にも車が止められていた。
十年前に、教えてもらった湧水をポリタンクに汲んでから帰宅する。 枚方18時15分
千本杉 |
神戸大ヒュッテの分岐 少し休み下山です。 |
東尾根コースだが斜面を下る。 |
人面岩 写真の方が良く分かる。 |
東尾根道に。 |
ササが邪魔で紅葉が見辛いです。 |
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東尾根避難小屋 |
避難小屋裏手を左折、急な階段を下ります。 |
。緩やかの道になり鉢伏山見えると林道は近いです。 | 林道出合。 |
無事に下山。駐車場は林道の向かい側にもありましたが、路駐の車も。 |