平成24年4月24日(火) 鈴鹿; 鎌ヶ岳 1161m
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そろそろ咲いている頃だろう。登るごとに花数が減っているので気にはなるが、今年は如何だろう。 |
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鈴鹿スカイラインの駐車場から湯ノ山温泉への車道を下ると、道標と登山届箱のある登山口から谷に降りる。
三ツ口谷からの渓谷は増水で渡渉するには少々怖い。昔あった鉄橋は押し流されてスクラップのまま谷に放置されてある。
15分ほど渡渉場所を捜すがなく、元の場所に戻ってくる。問題は飛び移った岩でバランスを崩さず、そして滑らなければいいのだが。
決断して私が先に渡渉、そして細君が跳んだ。跳んだのは細君だけでなくリュックの両サイドに入れていたペットボトルのお茶まで跳んで流れてしまう。リュック内には未だ1リットルあるので大丈夫だが。
堰堤が見える長石谷に入る。左岸より巻いて踏み跡が乱れる林内を登り、3つの堰堤を過ぎるが、途中に長石尾根分岐がある。計画では長石尾根を下山する予定だったが、再び渡渉する勇気はなくなった。
堰堤を越すと広い川原に下りて来るが、上流に小さな滝があり、谷は狭まる。ここも苦労して渡渉して、再び左岸の林内に入る。同じような滝を1ツ越して、谷に下りてきて渡渉を繰り返しての溯上になる。
増水で渡渉が大変、すんなりと渡渉できる箇所はゼロだった。2回は石を川中に入れて足場を作ったが時間がかかる。
仕方なく靴を脱いで裸足のままで登り、そして渡渉するが、アベベ(若者は知らないかな)ではないので、足裏が痛くなるし危険なので、直ぐに靴が脱げるように紐を緩く締めて、渡渉ごとに靴を脱ぐ。
ここで細君、靴の中に入れていた靴下の片方を流してしまう(靴下は2枚重ねしているので支障はないが)。
これだけでは済まずだった。川中にある石に足を滑らして下半身の半分を濡らしてしまう。細君が流れなくて良かったが。持っていた靴にも水が入る始末である。
犬星大滝までくる。大滝は支流から落ちてきているので、ここからは水量が少なくなるだろうと、靴下を履き、靴紐もしっかりと締めてから溯上する。
やっと従来の登りになるが、いつまでも流れがある。支谷からの細い滝(標高980m)を見てからやっと流れがなくなる。
流れがなくなると、直ぐにガレ石の登りとなり、ササが現れ主稜線に出合う。そして鎌ヶ岳の岩を積み上げたような荒々しい南岸壁を登る。
スカイラインの駐車場から直ぐに湯ノ山温泉への道路へ。 |
5分ほど下る長石谷(尾根)登山口 |
決断するのに15分、やっと三ツ口谷渡渉して長石谷へ。 |
左岸から3ツの堰堤を巻いて、広い河原に出てくるが。 |
また、渡渉して林内へ。深さ5cmでも急流だと靴に水が入る。 |
石を投げ入れて渡渉。 |
裸足になりました。 |
少々やけ気味に。裸足で溯上です。 |
無事に渡渉では有りませんでした。 ・ ・ |
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カメラを間違って動画にセット。私の×××な肉声が入っているので、動画は非公開です。 |
⇔2年前との水量の違い |
いつまで続くのだろう渡渉。 |
犬星大滝。 やっと靴を脱がずに渡渉できるようになった。 |
長石谷を詰める。 |
右の支谷の滝。ここからは伏流となる。 |
鎌ヶ岳の南壁が見えてくる。 |
水沢岳への鎌尾根。 酷い黄砂だ。 |
鎌ヶ岳頂上に立つ。晴れてはいるが黄砂で展望は良くないが、南の水沢岳へと続く鎌尾根を見ながら、今年初めてのコンビニ弁当を食べる。
下山は馬の背尾根にするか迷ったが、武平峠へ下ることにする。迂回道として山頂の南から下り、西側を巻く道もあるが、やはり鎖のある北壁は魅力的である。
一気に高度を下げる。三ツ口谷分岐まで下るとガレ場の急斜面も終わる。岩峰で鎌ヶ岳と分れ、ブナの自生する尾根を下る。
武平峠で右折すると武平トンネル東口に出てくる。道路を横断して鈴鹿スカイライン沿いの山道を湯の山温泉へ。
アカヤシオが咲き始めているが花芽が少ないように思われる。今年は不作かも?
三ツ口谷分岐を過ぎ、御在所岳から流れる支谷の渡渉も丸太橋などがあり支障もなく下る。
中道・一ノ谷新道分岐で左折して車道に出ると、スタート地点の駐車場は直ぐだ。
御在所岳 |
雨乞岳 |
鎌尾根を見ながら食事。 |
知らなかった。 食事場所の右にあった迂回道。 |
【下山】
三ツ口谷分岐からの鎌ヶ岳 |
ブナ林 |
武平峠 |
横断 |
今年のアカヤシオ花数が少なく思える。 |
戻ってきました。 |
【花】
イワウチワ |
エゾムラサキ |
ボタンネコノメソウ |
ショウジョウバカマ |
ハルリンドウ |
バイカオウレン |
バイカオウレン |
タムシバ |
ヤブツバキ |
アカヤシオ |