平成24年2月27日(月) J高見山1249m

年度別


関西のマッターホルン高見山(国道166号線より)

 一週間に1回は山に登りたいと思っているが、天気が良くても、悪くても、なかなか決まらない山旅。
迷いに迷って究極は『登れればいい』となり、少々厭き気味になっている高見山へ。

 国道166号線(伊勢街道)から『たかすみの里・たかすみ温泉』の看板を見て県道28号線に入り4kmほどで、たかすみの里の駐車場に着く。

周辺地図(中心は、たかすみ温泉付近)   山行ルート


 6:52たかすみの里(たかすみ温泉)駐車場〓7:45高見杉(避難小屋)〓8:17近畿自然歩道出合〓9:14〜10:37高見山〓12:25たかすみの里

 たかすみ温泉駐車場裏手から平野川沿いに下り赤い橋を渡って左折、5分ほどで民家の横手にある登山口に着く。
登山口が分かれば木階段が続く登山道はしっかりしているので迷うことはないが、一応コースを紹介する。
登山口から支谷にある2ツ堰堤を見てから尾根道になるが、やがて大谷に下りて来て川沿いに登ると、避難小屋のある高見杉に着く。ここで枝分かれした沢の小尾根を登ると、再び右の沢に下だる。渡渉後に尾根に取り付くと、杉谷からの近畿自然歩道の尾根に出合う。ここまでは植林内の登山道である。

 出合い辺りで木階段からから開放されると気温が下がったのを肌で感じ、樹氷が観られるようになる。小峠でアイゼンを着け厚着をしようと思って登っていたら国見岩に着いてしまい「あれぇ?」。平野からの登山道だと小峠を通過しないのを、何回も登っているのに忘れてしまっていた。少々、ショックを受けた自分の脳細胞である。
幸いにして、よく踏み固められた登山道はアイゼンなしでも登れ、身体が冷えることなく樹氷を観ながら登る。
山頂直下、風上に向かって成長する15センチ以上に成長したエビの尻尾が現れると流石に冷たい。急いで展望台下の避難小屋に入り厚着しアイゼンを着けて樹氷見学。

 高見山頂上では小峠から登ってきた男性が写真撮影をしていた。風通しの良い避難小屋は外と気温(−8℃)は変わらず。煮込みうどんを食べながら晴れ間を一時間以上も待つが、諦めて往路を下山する。
週末だと数百人の登山者でごった返す高見山、今日は10人ほどの登山者と出会っただけ。青空と展望は観られなかったのは残念だが、のんびり出来てよかった。


たかすみ温泉・雪はなし氷点下5℃

裏手の平野川沿いに歩き赤い橋を渡る。

木階段
下山時には足に負担が。
久しぶりに翌日は軽い筋肉痛

高見杉

杉谷からの近畿自然歩道出合

リュックの温度計は氷点下6℃
一瞬の青空

展望の良い笛吹岩;何にも見えません。

展望台下の避難小屋に着きました。

山頂の高角神社

下山

 身体が冷え切っていたので、たかすみ温泉に入浴しようと思っていたが、足に負担がかかる下山時の木階段で身体が温もってくる。「就寝前に風呂に入る方が良い」と細君。途中、宇陀にある道の駅によってから帰宅する。

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