平成24年1月16日 D野坂岳 914m

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 京都南IC〓京都東IC〓湖西道路(国道161号線)〓国道8号線に出て、国道27号線との交差点岡山1手前の岡山2を左折して県道210号線へ。前方には曇り空だが野坂岳が望まれ、三ノ岳付近のブナ林は樹氷が出来ているようだ。

県道225号線に入る。道標に従い左折、粟野駅近くの線路下を潜り、最初の三叉路を左折すると、野坂いこいの森に入る。
 枚方から122km 2時間15分   周辺地図(中心は駐車場所) 山行ルート


ふるさと夢市場前より。野坂岳(左端)

7:30少年自然の家〓40登山口〓8:14トチノ木地蔵〓8:55一ノ岳〓9:57〜11:32野坂岳頂上〓13:25少年自然の家

工事中のため登山口前の駐車場までは入れず、『少年自然の家』付近の路上に駐車。既に地元の軽トラが一台置かれていた。
車道を10分ほど歩き、野坂登山口(地元では野坂岳ではなく野坂山で慕われている)からは雪道になる。やがて沢沿いの道になり数回沢を渡渉し、高度を上げるとトチノキ地蔵の最後の水場に着く。
渡渉して山斜面を登ると谷間の遠方に敦賀半島の西方ヶ岳が望まれる。

右にカーブするところから本コース(今回は両方ともトレースがあった)から離れ、冬道の尾根に取り付く
急斜面を雪に滑りながら10m程登ると尾根に取り付き電波塔施設がある。
ブナの大木がある尾根を登る。踏むごとにザクザクと音がしていたが、雪質が変わり音がしなくなると寒くなり、ウィンドブレーカーを着込む。

 本コースと合流して東方面の展望が良い一ノ岳に着くが、休むと身体が冷えてしまう。前方に見える二ノ岳・三ノ岳へ。
二ノ岳の標示は分からずに通り過ぎると、地元の登山者が下山してくる。
私たちより30分早く登ったと言っていたが、私たちの脚力では到底30分で山頂に立てない。
更に数名に追い越され、私たちが山頂に着く前に下山してくる。地元の60歳代から80歳代の年配者が散歩感覚で登っているようで、明日も登るのだろう。恐るべし野坂山である。
お陰で外者でもトレースが出来ているので安心して登れるのだが。
三ノ岳付近のブナ林になると樹氷が観られるようになる。身体が冷えこまない程度に樹氷を観ながら登る。


少年自然の家に路上駐車

野坂山登山口

沢沿いの道を登る。

トチノキ地蔵。西方ヶ岳が望めた。

冬道の尾根に取り付くと電波塔ある。西方ヶ岳望む。

一ノ岳まで登りが続く。

ブナ

一ノ岳からの展望

三ノ岳  二ノ岳 

一ノ岳からの展望

トレース外は壷足に。

青空だと最高なのだが。 前夜は曇り時々晴れの予報だったが。

 360度の展望が広がる野坂岳頂上に立つ。遠くは白山も望まれる。しかし氷点下5℃(手持ちも温度計)で風もあり、ゆっくりと展望を楽しんでおられず、野坂権現が祀られている避難小屋へ。
なんと、引き戸半分の高さまで雪に埋もれている。10分ほどスコップで除雪する体験をさせてもらう。
お陰で指先は感覚がなくなり、痛く感じるほどになって、やっと引き戸が開く。
「これでは避難小屋にならない」と思っていたら、78歳の元気な男性が、「2階の窓から入れるよ」と。
地元の同年代の夫婦と談話しながら食事をする。気付けば1時間半も山頂にいたことになり、追い越された地元の人が登る所要時間と同じである。

 下山、せっかく持ってきたので、スノーシューを着けて新雪に踏み跡を残し、往路を下る。


野坂岳頂上。足元にプレート

白山 荒島岳

伊吹山  養老山地  鈴鹿山脈方面

三国岳 赤坂山 雲谷山 若狭湾 方面

雪掻きを初体験

チャーシュー煮込みラーメンとぜんざい

下山はスノーシューを着けて。

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