平成23年12月12日(月) 伊吹山地・鍋倉山(日坂より) 1050m

年度別


今年4月17日、貝月山から撮影

 「アッ!」カメラ忘れてしまった。出発して1時間後である。財布も運転免許証も。幸いにも携帯電話はリュックに入れてあった。
 滋賀県・木ノ本から国道303号線を走り、八草峠トンネルを抜けて岐阜県揖斐川町に入る。
道の駅『夜叉ヶ池の里・さかうち』を過ぎ、『揖斐高原』の道標に従い右折、県道274号線を走り、山を越えて揖斐高原を目指す(冬季規制あり、)。

揖斐高原日坂スキー場から県道32号線を東へ数分走ると東海道自然歩道入口に石碑があった。 枚方から157km

周辺地図(中心は入口)   山行地図

 石碑があるので、東海道自然歩道入口は直ぐに分かる。入口は駐車場のような広い道路なので、ここに駐車する。
曇り空の和佐谷はひんやりしている。左岸を10分ほど歩くと道は二股、東海道自然歩道は斜め右の坂道(六合への標示)へ、渓流を眼下に見ながら上がって行く。
右岸に渡ると少しは傾斜を増し、ブナ・コナラ・ミズナラの落ち葉が山道を隠す。やがて、せせらぎが途絶えると貝月山が樹間から見え出し、長者平からの道と合流する日坂峠の尾根に辿り着く。

 日坂峠からは緩やかなアップダウンが続くので身体は冷えてくるが、ブナ・コナラの自然林は素晴らしい。
道端のお地蔵さんに迎えられ、日坂越を過ぎると、前方に鍋倉山の山塊を見ながら緩やかに下る。やがて階段となり、ジグザグの登りなるが、息を切らすほどではない。
途中で、長者平を裾野にして貝月山が望める展望箇所で小休止する。
雪道となり、右に折れると「ここが?」。

 あっけなく三角点のある鍋倉山頂上に着いてしまう。山道の途中にあるような頂上、雪もあり食事する雰囲気ではないので、10分ほど先の南峯にある避難小屋まで行くことにする。
小さなコブを越すと鍋倉山避難小屋の広場に出る。屋内に入り煮込みうどんを食べる。

 往路を下山、避難小屋を出ると震えるほどの寒さを感じる。酔いもあり小さなコブを越すのに息切れしながら鍋倉山頂上を過ぎる。後は下りが続くので、勝手に足が動いてくれるが。
初冬の静かなハイクを楽しみながら下る。


東海道自然歩道入口

六合方向へ(六合って?)

残っていたブナの枯黄葉。

せせらぎを聞きながら日坂峠へ。

せせらぎが聞こえなくなると貝月山が見え出す。

日坂峠。ここからは緩やかな尾根道が続く

前谷(北)越しに見えるは小津権現山か。

前方に鍋倉山

ブナ林

日坂越のお地蔵さん。

展望ポイント   長者平と貝月山

ジグザグ道。

この先で右に曲ると。

着きました鍋倉山の三角点。

三角点より50m程先のほうが高いように思えるが。

10分ほど歩き避難小屋で食事。

奥はトイレ室。

下山後、湧水を汲んで。