平成23年11月26日 余呉トレイル・音波(おとなみ) 873m

年度別

 11月1日横山岳登山の翌日に、階段を踏み外して捻挫してしまった細君。そして捻挫のシップ薬か、肩こりのシップ薬が悪かったのかアレルギー性気管支炎になり、捻挫が治っても咳き込んで山に登れずだったが、やっと咳きも治まり、標高差の少ない音波山から下谷山(途中で中止)に登ることにする。

 長浜市から北国街道(国道365号線)を走る。椿坂峠付近からは昨日の雨のため道路は凍結していたが、冬用タイヤに換えていたので支障なく運転。
しかし登山口がわからずに栃ノ木峠までの区間で3往復して30分ほどロス。


周辺地図(中心は登山口) 

8:15登山口〓9:21関電電波塔〓9:48巡視路分れ〓10:28〜33音波山〓11:05〜12:03食事〓12:32音波山〓13:15巡視路分れ〓14:25登山口

 巡視路である登山口はベルク余呉スキー場入口辺りなのだが分からず。車から降りて探すと直ぐに見つかる。
ゲート内に入ると踏み跡程度の道があった。高時川の左岸を10m程行くと雑木林の尾根にプラスチック階段があり、足元の小さな杭に『余呉トレイル・下谷山』とあった。雪が凍結した急階段を慎重に登ると、昨日のだと思われる足跡が1つ。
県境尾根の中央分水嶺に登り着くと緩やかになり、陽が差し込み暖かく感じる。右からの道と合流するとグループの登山者と思われる下りの足跡で泥濘の道になってしまう。

 見晴らしのよいの鉄塔下から15分ほどで関電電波塔に着く。この辺りまで高度を上げるとブナの木が目立つようになり、落葉した樹間から白く輝く白山が望まれた。そして電波塔から先の雪道には足跡と平行していた電柱もなくなる。
しかし送電線下の道であるため、大量のブナの木が伐採されており、痛々しい。


凍結していた道路
画像消滅
ベルク余呉スキー場の横手に登山口(黄矢印)があった。

鉄塔下からの展望はよい。

泥濘の道。
登山者ではなく関電関係者の踏み跡だった。

関電の電波塔

電波塔付近の樹間から望めた白山  中央右;部子山・銀杏峰

伐採されている送電線下のブナ林

白山の展望がよい巡視路分れ

巡視路分れからの白山・ 中央;部子山・銀杏峰  右端;金草岳・冠山


白山ズームアップ 

 巡視路分れに着く。送電線が北東に下る地点で、白山が望まれるが送電線も撮影することになる。
巡視路と分れ右折すると一変、登山道は20cmから30cmの雪に埋もれ、雪の重さでササが倒れており道を塞ぐ。
やがて見渡す限りブナの原生林になり、鹿や小動物のトレースを辿ったりして、自然を満喫。
ひときわ目立つブナの大木が現れる。しかし、樹の撮影は苦手である。どのように的を絞って撮影すればよいのか分からない。

 大木を過ぎると直ぐに南半分が開けた音波山頂上だったが、気付かずに目的地の下谷山、奥に金糞岳・横山岳、西に野坂岳・青葉山の展望を楽しんだ後に、ルートを探すが行き止まり。気付けば小さな個人的な山名プレートがあり山頂であることが分かる。
コースタイムと同じ所要時間で音波山に辿り着いたが、久しぶりの山歩きと雪道で、少々疲れが出てきた。ここから下谷山までコースタイムでは往復3時間とあるので諦めて、白山が望めそうな場所を捜しながら中央分水嶺を下谷山方向へ向かう
しかし見渡す限りブナ林が続き展望ポイント見つけることが出来ずに、何とか白山が望めるブナ林内で昼食にする。



ブナの大木

ここ道かな?
一際目立つブナの古木

テラスのような音波山頂上に着く。

音波山頂上からの展望。 中央(南東)が目的地の下谷山だが。


音波山頂上より

食事場所を捜すため更に下谷山方向へ。

ここなら何とか白山が望める。

初めての煮込みラーメン

食事場所からの白山。銀杏峰の奥に荒島岳の山頂部が。

 朝の踏み跡を辿ればよいので、戻りは楽だった。余裕が出来たためか、往路では分からなかったナメコを採取し、今日の夕食は鍋に決定。
音波山近くで、ブナの大木を撮影する男性に出会っただけで、ブナに癒されながら無事に下山する。


360度ブナ林。食事をしていると足が冷えて来た。下山しよう!

踏み跡を辿って下山。

ガンバル!古木

今日の夕食は鍋に決定。

巡視路分れまで戻ってくる。

白山の見納め。

のんびり下ろう

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