平成23年10月27日 E御在所岳 1212m
ネットで知った地元新聞10/25号のニュースによると御在所岳の紅葉が見ごろらしい。 |
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武平トンネル内を歩き三重県へ。トンネル東口にもゲートがある。三重県側も、ここまで車で入れるのに、何故ゲートがあるのか解らない。
道路沿にある登山道を歩くが、途中から距離は長くなるが、「道路の方が早いかも?」と思って道路を歩くと、
一ノ谷御在所山ノ家に着き、少し先の一ノ谷右岸の中道登山道口へ。
樹林内の急坂、そして花崗岩が露出した登山道になっても暫くは急坂が続き、負ばれ石がある岩稜に辿り着く。辛い登りから開放されると、展望が広がり鈴鹿南部の山々、伊勢湾が朝日を受け輝く。そして恵那山、御嶽山、更に中央アルプス・南アルプスも何とか望める。
ここからは撮影時間に費やして、後続の登山者に抜かれ通しである。登山者の殆どが地元新聞を見て登ってきたようで、本谷の紅葉、ロープウェイの岸壁をみて、「新聞の写真とは随分と違う」とがっかりしている声が聞こえてくる。それにしても平日なのに登山者が多いのには驚いたが、私たちと同じ年代ばかりだ。
地蔵岩を見て、岩場のキレットを下る。このキレットも初めて下ったときから見ると容易くなったが、危険な箇所であるのは今も変わらない。
登り返しは樹林になり、岩棚に出ると鈴鹿北部の山々が望まれる。左折して岸壁を少し下ってから、山頂公園の東端に富士見岩へ。
富士見岩からは南半分の展望が広がる。登山者は紅葉狩りを諦めたようである。何時もだと賑やかな山頂公園なのだが静かである。なんと9時営業のロープウェイが動いていないのに気付く。
山上公園駅の手前より、クマザサが茂る踏み跡より下り大黒岩へ(この道は、危険でお勧めできない。一ノ谷新道からの方が、安全で時間も同じだろう)。
ここで、すれ違った本谷から登ってきた手ぶらの男性「停電でロープウェイが動かないと」。ロープウェイの社員のようで、汗だくで山上駅へ登って行った。今日の人出は登山客だけで観光客は一人もいないのだ。
武平トンネル西口。 |
大崩落した斜面も綺麗になっていた。 |
車道を歩く方が早いかな? |
一ノ谷御在所山の家。 |
中道登山口。 |
花崗岩の岩盤の登山道 |
負ばれ石 |
負ばれ石 |
中日新聞では紅葉が見ごろですが? |
枯紅葉でも楽しむしかない。 |
雲母峰と伊勢湾 |
地蔵岩 |
こんな写真を撮り合っているのだから後続の登山者に抜かれっぱなし。 |
キレット地点からの富士見岩。 |
鎌ヶ岳とロープウェイ。あれ!ロープウェイが・・。 |
キレットを下る。 |
国見岳・眼下に藤内小屋が見える岩棚 |
富士見台 国見岳 釈迦ヶ岳。ロープウェイ会社のHPでは1000m付近が紅葉見ごろとあったが・・。 |
この辺りは藤内壁の一部になるのだろうか。 |
こんな黄葉でも撮らないと。 |
富士見岩。 眼下に湯ノ山温泉。 |
富士見岩。 南アルプスが何とか望まれたのだから条件が良ければ富士山も。 |
眼下に名古屋市街地。恵那山と南アルプス |
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中央アルプスと恵那山 |
これから行く大黒岩。 |
大黒岩。本谷を急降下して大黒岩の右手の急斜面をよじ登った。左の岩棚に登山者。 |
本谷まで下り、急斜面を登り返し大黒岩に立つ。「もしかしたら、新聞に載っていた写真と同じ風景が観られ、ロープウェイ会社の宣伝に貢献」と思って来たが。今日の目的の紅葉は見事に撃沈。
完全にテンションが落ち、一ノ谷新道に出て、レストラン横手の山上公園に戻り、アスファルト道を歩き山頂へ。
広い広場になった一等三角点のある御在所岳頂上で、記念写真を撮り、西の展望岩へ移動して展望を楽しみながら食事をする。
下山、どのコースを下っても紅葉は期待できないので、最短コースの武平峠への尾根道を選ぶ。
序に未だ行ったことのない長者池と御嶽大権現に寄ってからアスファルト道を歩き、下山口へ。
下山口には相変わらずロープが張られていたが、登山道に入り、前方に鎌ヶ岳を望みながら下る。
武平峠で右折して武平トンネル西口に下りて来る。
大黒岩 |
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大黒岩からの岩壁の紅葉だが、枯紅葉で、赤く染まるヤシオツツジの葉は赤くなる前に落下。 |
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トラブルで営業していない山上公園駅。 |
大黒岩より。本谷の紅葉の方が増しかな。 |
レストラン横手の山上公園に戻り山頂へ。 |
御在所岳頂上 |
山頂の西にある展望台で食事。琵琶湖方面だが霞んで見えず。 雨乞岳・タイジョウ・イブネ・ヨコネ。 |
西方面の展望 |
北方面 |
白山遠望。 |
南方面。中央;鎌ヶ岳 初めて行った御嶽大権現神社 |
北アルプス(乗鞍岳) 御嶽山 |
御在所岳を中心に飛んでいた。 見ごろの紅葉を撮りに来た中日新聞ではないだろうな。 |
⇔池には落ち葉があるが綺麗な水。飲み水とあるが・・。 |
御嶽大権現 |
武平峠下山口へ。 |
工事中のロープが張られた武平峠下山口。 |
鎌ヶ岳を望みながらの下山。 |
鞍部が峠のようだ。 |
雨乞岳方向に下ればトンネル西口。 |
西口登山口。 |
無事下山 |
鮮やかな紅葉・黄葉を観ることなく山行を終える。 ~(>_<。)~ アウ−!