平成23年6月15日(水) 越美山地・平家岳 1442m
年度別
雨は降らないが梅雨空が続き、山に登る元気は失せていたが、久しぶりに日本海側に晴れの予報が出た。予報では1日だけで、再び週末は天気が悪いらしい。チャンスを逃すことは出来ない。 |
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県道230号線入口のゲートと箱ヶ瀬橋。 |
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6:41駐車場所〓7:38日ノ谷道分岐〓9:19美濃平家岳分岐〓9:30井岸山〓9:44〜10:44平家岳〓12:36日ノ谷道分岐〓13:10駐車場 |
下草や枝の茂る林道を10分ほど歩き、面谷本流の沢を渡り細尾根に取り付く。急坂の細尾根道だが、小刻みにジグザグと登るので登り易く、タニウツギやドウダンツツジなどのツツジ科の花が数多く咲いている。
やっと下りになると日ノ谷道分岐に着く。左折し、落葉樹の大木のある日ノ谷側斜面を少し下ってから、ジグザグに登り高度を上げると、送電線下の切り開かれた斜面に出て来る。奥越の山々・白山が望まれた。
更に登り尾根上の鉄塔下から暫く展望を楽しむ。
送電線から外れると自然林の美しい森で、咲き終わったシャクナゲが茂るが、殆どが伐採された道である。
陽を好むハルリンドウが道端に咲き続ける。3つ目の鉄塔下まで登ると平家岳が望めるようになる。
更に登ると東方面も開けてパノラマ尾根となり、御嶽山が望まれ、右には薄っすらと中央アルプス、左には乗鞍岳・北アルプスが何とか望まれた。
4つ目の鉄塔を過ぎると美濃平家岳分岐がある。緩やかな尾根にはニッコウキスゲ・ササユリの花芽が出始めている。早いと年だと咲き始める頃だ。少し期待していたが、やはり早すぎた。
一旦下り、ブナやヒノキの樹林内に入り井岸山への登りになる。樹林から抜けると展望の良い井岸山の三角点に辿り着く。
眼前に見える平家岳へ向かう。一旦鞍部に下るが大した下りではなく、山斜面にある一筋の登山道を登る。
10分ほどで登り切ると、西端へ道が延びている。
平家岳頂上からは雄大なパノラマが広がる。伊吹山・能郷白山・荒島岳・白山・乗鞍岳が判ったので、地図を広げての山座同定も楽だ。
ビールで展望に乾杯して、至福のひと時を過させて戴き、御嶽山・乗鞍岳に雲がかかる頃、往路を下山する。
鉱山跡 |
⇔駐車場 |
面谷川を渡渉 |
細尾根をジグザグに登る。 |
桧の巨木 |
タニウツギ |
ウラジロヨウラク |
サラサドウダン |
シロバナフウリンツツジ |
ウラジロヨウラク |
ウラジロヨウラク |
ウラジロヨウラク |
シロバナフウリンツツジ |
日ノ谷道分岐 |
送電線下に出ると白山が望まれた。やはり白山を観ないと・・。 ;白山釈迦岳 中央;白山・別山・三の峰・銚子ヶ峰へ続く石徹白道 。鴛ス瀬道の大倉山か? |
美濃平家岳 中央;井岸山と平家岳への吊尾根。 |
ナナカマド |
御嶽山 右には中央アルプスが望まれたが・・。 |
乗鞍岳も望まれた。 |
近づいてきた山頂。10日もすればニッコウキスゲ・ササユリが咲きそうだ。 |
三角点のある井岸山から白山望む。 |
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コバイケイソウ |
西端へ。御嶽山に雲が迫ってきた。 |
平家岳頂上。奥;能郷白山 |
中央;鷲ヶ岳・母袋烏帽子岳 奥左;北アルプス 奥右;乗鞍岳 |
北アルプス。笙ヶ岳・槍ヶ岳方面。 |
360度の展望も撮り終わった。ビールで乾杯してコンビニ弁当とカップヌードルを食べ下山。 コシアブラ・タラノメ・ワラビを少々採取して駐車場に戻ってくる。 |
新しいカメラと旧カメラの画像サイズが違っています。
ホウチャクソウ |
ギンリョウソウ |
ツクバネソウ |
ユキザサ |
ヤマハタザオ |
チゴユリ |
ハルリンドウ |
ハルリンドウ |
アカモノ |
アカモノ |
ニッコウキスゲ(蕾) |
シャクナゲ |
コイワカガミ |
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ジキタリス |
ジキタリス |