平成23年3月28日(月) E赤坂山 824m   ルート地図  周辺地図

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 例年だと鈴鹿の福寿草が咲き終わる頃だが、今年は雪が多く未だ雪に覆われて観る事が出来ないようだ。
もう少し雪山を楽しむことにして赤坂山に登ることにする。

 国道161号線(湖西道路)の沢IC(交差点)からマキノ高原へ。ゲレンデ前のガランとした駐車場に着く。スキーシーズンが終わっていたので無料だった。

7:05マキノ高原駐車場〓7:15登山口〓8:07あづま屋休憩所〓9:10〜10:38赤坂山〓12:20駐車場

 ゲレンデ内のアスファルト道を歩き寒風分岐を左に見て、直進の地道を歩く。以前は大きな松を目標に登山口へ歩いたのだが、なくなっている。
トイレと赤坂山歩道の案内板がある登山口から、雑木林内の木階段を登ると雪道になり銚子ヶ滝分岐を過ぎる。一番の入山者のようだがトレースのある雪道なので、今日は楽に登れそうだが、凍結した雪を踏むと「ザクザク」と音がしてあまりよい感触ではない。
きつい登りから開放され、三角点484mを左から巻き、少し急登するとあづま屋休憩所に出る。
松林の細い尾根を登ると左手に沢が流れるようになる。この辺りは雪がなければ、昔の面影を残す石畳の峠道である。
堰堤を越してから山腹を登ると、感触の良い雪質となり、ブナの木に癒されながらの登りとなる。

 鉄塔が現れると高原になる。高原に出ると風のいたずらなのかトレースがなくなる。ここまで登れば迷う心配はない。むしろ気持ちよい山頂へのプロームナードである。
寒風分岐、粟柄越も気付かずに通り過ぎる。寒風へ縦走するつもりでいたが、今回はトレースのない縦走道(高島トレイル)は遠慮して山頂でのんびりすることにする。


寒風分岐

赤坂山登山口

凍結した雪、踏み跡が残らない。

あづま屋休憩所

沢沿いの古道(峠道)

堰堤を過ぎるとブナの尾根へ。

比良山地の蓬莱山・武奈ヶ岳・蛇谷ヶ峰が望まれた。

 麓では靄がかかっていた琵琶湖だが、赤坂山頂上からは若狭湾、白山が望める展望で幸運だった。
平日なので私達だけかと思っていたら、スキー板を担いだ若者が登って来た。暫く団欒の後、滑走すると直ぐに見えなくなってしまう。その後も、私と同じように暇と元気のある同年代の登山者が登ってくる。


伊吹山・霊仙山方面


白山

乗鞍岳と金糞岳

金糞岳

伊吹山

霊仙山・御池岳方面

 下山時は緩むと思っていた雪、アイゼンもカンジキも使用しなくても良かったが、自家製のスノーシューを試すために付けて楽しみながら下る。

 6回目にして白山が望まれ、改良の余地はあるもののスノーシューは壊れず、満足しながら駐車場に戻ってくる。


スキーだとここまで1分もかからない。下山して7分だが、山頂が未だ見えている。

ゲレンデ(登山口)に下りてくる。

湧水を汲みに寄り道する。(お気に入りの湧水)

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