平成22年10月24日(日) 飛騨・位山 1529m
23日の川上岳登山を終え位山登山口に移動する前に高山市一之宮町(国道41号線沿い)にある『臥龍温泉ひまわり』で入浴。そして近くにあったコンビニ・ローソンで夕食・朝食と山での食事を調達してから、道の駅『モンデウス飛騨位山』へ。 |
||
分水嶺の碑 |
道の駅からの御嶽山 |
朝食 |
周辺地図 |
7:00登山口〓7:50〜8:00スキー場頂上〓8:30馬頭観音〓9:14天ノ岩戸〓9:22〜24白山展望広場〓9:26位山頂上〓9:45〜10:43白山展望広場〓12:15登山口 |
曇り空のなかを出発する。登山口はゲレンデの北側にある。道の駅からだと裏手に回り着色したアスファルト道を歩くと良いが、分水嶺公園に寄ってから登るのも良い。
ゲレンデを100mほど登ると、北アルプスが見え始める。諦めていた展望なのでラッキーだ。ゲレンデにはススキが群生するが「陽が射せばもっと綺麗だろうな。」と贅沢なことを思ってしまう。
途中、コースから外れて祭壇岩を見学に行く。直ぐに見つかるだろうと思っていたが、草木に隠れていて手間取ってしまう。
始めは初心者コースだったゲレンデ内の登山道が、上級者コースの坂となり、樹林との境目を登る。
スキー場頂上からは、これが見納めになるかも知れない北アルプス・御嶽山が望まれた。
ここから、紅葉した広葉樹林の山道に入る。10数分登ると三角点があったが、境界線のコンクリート杭と勘違いするような箇所で「ここが太奈山?」。少し登ると広場になったピークがあり、中央に4本栗の樹がある。ここなら納得するのだが山名板はなかった。右斜面には黄葉した細い樹のダケカンバが群生していた。
檜林に入ると馬頭観音がある。
立て札に岩名が記された大岩を細君は触れながら登って行き、天ノ岩戸に着く。ここでダナ平林道からの登山道(林道を利用すれば最短時間で山頂へ登れる)と合流して左折すると、木道となり針葉樹林内を行くと道は二手にわかれる。案内地図では山頂へはどちらから行っても良い。時計とは逆回りで歩くことにする。
時期は少し遅かったが紅葉したサラサドウダンのトンネルを抜けると展望広場に出てくる。見えるとは思ってもいなかった白山が望まれ喜ぶ。
登山口 |
少し登ると北アルプスが見え始める。 |
ブヨが飛んでいた。刺されても痒くない? |
祭壇岩。「世界平和のために、○○にえ。」 |
スキー場頂上 |
スキー場頂上。右から樹林内へ。 |
栗の古木 |
4本栗 |
馬頭観音 |
云われは知らないが普通の大岩では。 |
ダナ平林道分岐 |
木道 |
時計と逆周りで。 |
サラサドウダンの紅葉 |
展望広場からの白山。 |
|
白山ズームアップ |
一回り後、展望広場で食事する。 |
山頂を目指す。直ぐに川上岳分岐があり、その先に位山頂上があった。山頂は潅木に囲まれて展望は効かない。ガイド本では展望台があるはずだが、見当たらない。ガイド本は2ヶ月前に購入したばかりなのだが・・。
位山から東に下山すると道は左右に分かれる。右は天の泉(水場)だが、寄らずに左折すると乗鞍岳展望ポイント、少し先には御嶽山展望ポイントがあり、両山とも拝むことができ、周回が終わる。
食事をするとなると白山が望める展望広場しかない。再び展望広場へ戻る。今日は、雨に降られても困らないようパン食だ。
展望台があったのか気にはなるが、往路を下山する。スキー場頂上まで戻って来ると、南からの厚い雲で御嶽山上部には雲がかかっており、乗鞍岳にも雲がかかり始めていた。前方の北アルプスを見ながら下る。
位山頂上。 三角点にタッチ。 |
乗鞍岳 |
御嶽山 |
ダケカンバ |
御嶽山には雲がかかっていた。 |
位山には岐阜県の県木であるイチイの原生林があるらしいが、山行中にイチイの樹があったのかは分からなかった。
山名もイチイに関係しているとか。樹を見たくなり、ダナ平林道を車で走り、イチイの大木を観にいく。
イチイを観察後、戻る途中、北アルプスに雲がかかっていたが、標高の低い焼岳だけは見えていた。
13時30分に道の駅『モンデウス飛騨位山』を出発。高山西から飛騨清見ICで東海北陸自動車道を走る。
郡上八幡辺りから雨が降り出すが、カーラジオからの天気予報は降っているのに「夕方から雨」。
目的を達成できた後なので、間違った予報を聞いても腹立たしく思わなかった。
19:00に枚方着。走行距離660km
ヨメナ |
イチイ |
ノリクラアザミ |
|
マツムシソウ |