平成22年10月18日 奥美濃・花房山1190m

年度別

 今月の11日に直線で4kmも離れていない小津権現山に登ったのだが、期待以上に良かった。お隣の花房山もきっと良い山だろうと思い登ることにした。

 今回も滋賀県から国道303号線を走り揖斐町へ。ここで失敗があった。横山ダムを徳山ダムと勘違いし、国道417号線を頻繁に走るダンプカーの後ろを走り山奥に入ってしまった。
気付き、引き返す。横山ダムの上流で藤橋城の道標を見て曲がり揖斐川のドンドン橋を渡り50mほど直進すると、右手に廃墟となった神社があり、奥の空き地に駐車する。登山口は駐車場所の前で林道を挟んだ所にあった。


周辺地図


7:45登山口〓9:03行程の半分(花房山の展望)〓10:33〜11:40花房山〓12:50花房山の展望〓13:35登山口

 登山口から期待を裏切る植林である。ロープを張られた急坂尾根を登ると、モミの大木が点在する。
今日は身体が重く、細君に離されどうしである。植林から抜けても、左右のどちらか一方に植林が残る。

 モミの木平のプレートがあった。一本のモミの大木はあるが、小さな広場で坂の途中である。
その後、くりの木平663m)があるのだが、登るのに必死で気付かず、下山時に分かる。ここも坂の途中だったが、少しは傾斜が緩くなっているかな。

 行程の半分790m)、初めて花房山が望める地点にたどり着くと、これから登る稜線も望まれる。
初めての下りになる。岩が露出した箇所や、根の張り出した痩せ尾根になり、数回のアップダウンを繰り返す。ブナ林になると山頂へのキツイ登りが続く。時々見える左前方の尾根、先端は山頂だと思われるが、見上げる位置にあり、私にとっては辛い登りが続く。期待していたブナの黄葉には早すぎたのが、元気をなくす原因でもある。

 ブナ林から背丈の低い木になり視界が広がる。前方のピークを山頂だと思い、腰辺りの高さの低木に邪魔されて登ると、道は左に曲がっていた。
今度は、背丈を越すササがある薮漕ぎになる。時々道が分からなくなるが目印の赤い紐に助けられての歩きである。


駐車場からの藤橋城

登山口

キツイ坂の連続です。ロープ2本も

ホツツジ

モミの木平

モミの木

植林内に一本だけあったブナの大木。

コースの半分地点からの山頂(左の低く見えるのが頂上)

痩せ尾根になりアップダウンを繰り返す。

元気だな〜。

しんどいな。もう、あきまへん。

あれが、頂上? フー。

明るくなってきたぞ!山頂かな?

手前のピークでした。

手前のピークからの花房山

山頂はもう少し。

凄いササだ。
最初の登山道とはえらい違いだ。

 花房山に着く。「しんどい山やったな」と言うと、細君は「小津権現山の方がしんどかった」と。今日は私の体調が悪かったようだ。
展望は北の方面には徳山ダム、そして冠山・能郷白山、東には近くの山並みが望まれるが北アルプスは望めなかった。御嶽山はうっすらと見えていたが写真には撮らなかった。南には小津権現山、奥には伊吹山から横山岳辺りまで望めた。山座同定をしていると時間の経つのは早い。
往路を下山することにする。登りに見つけたナメコは・・・。気付いた時には通り過ぎていた。


誰もいません。

朝、あの橋まで走り引き返しました。どじな私です。

左;濃尾平野  養老山・伊吹山方面

左;三周ヶ岳方面  中央;能郷白山

下りが苦手ですが、今回は楽でした。

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