平成22年9月18日(土) 京北山 経ヶ岳889m  A三国岳(さんごくだけ)959m

年度別

 夏の猛暑時、展望狙いで北アルプスの蝶ヶ岳に登ったが、見事に裏切られてガスだった。あれ以来どうも調子がでない。再トライしたいのだが、少しでも天候に不安があると中止にしてしまう。
ネットで上高地ライブから穂高連邦の画像を見て「やっぱり登れば良かった」と落ち込んでしまい、他山に登る意欲もなくなり、週2度の登山計画も1回がやっとになってしまう。
涼しくなり、低山からリズムを取り戻そうと思い、決めたのが高島トレイルの三国岳。

 国道367号線から梅ノ木で、安曇川に架かる橋を渡り、県道781号線(麻生古屋梅ノ木線)を走る。バス停『桑原』で桑原橋(橋のガードレールに観光トイレの表示あり)を渡ると左に『高島トレイル便所』の建物があり、トイレ前が登山口になる。車は橋を渡って直ぐに右折すると10台ほどの駐車スペースがある。


周辺地図

6:50桑原の登山口〓7:52丹波越〓8:20〜27経ヶ岳〓8:54丹波越〓9:26岩谷峠分岐〓9:32〜10:28三国岳〓11:27岩谷峠〓12:00林道出合〓林道歩き〓12:40古屋〓車道歩き〓13:20〓駐車場

 トイレ前の登山口から左岸に移動して植林内の急坂を登ると真っ直ぐな尾根道になる。
時々、自然林交じりになるが見るものも少なく、雪のために変形した古木を見る程度。
尾根から外れて谷の源頭部を登ると、左に小ぢんまりした広場がある。ここが茶屋跡かな?
茶屋跡から直ぐに丹波越の鞍部に着くが、丹波側には踏み跡はなかった。

 丹波越で左折、稜線を30分ほどアップダウンすると経塚が納められた経ヶ岳頂上に着くが杉に囲まれて展望は無い。

 丹波越まで戻り直進する。気温は20度以下で気持ちよい北風を受けながらの広い尾根を歩き、岩谷峠分岐に着く。直進を選ぶと5分ほどで三国岳頂上に辿り着く。

 三国岳頂上は東方面が開け、比良の山・手前には白倉連邦、遠くは琵琶湖と伊吹山が望まれた。
分岐まで戻り岩谷峠を目指すと、やせ尾根の急な下りがあった。ここから北方面が開け、百里ヶ岳が望め、乗鞍岳へ続く高島トレイルの山々の稜線が望めた。尾根上にあるブナの大木、変形したスギ・ミズナラの古木を見ながら歩く。

 岩谷峠に着く。高島トレイル方面の踏み跡は薄くなっている。殆どの登山者は古屋に下るようだ。
右の山斜面に付けられた道を平行に下る感じで進むと石塔がある。ここからは明確な尾根道になり、昔からよく使われている生活道のようで、くぼ地の道になる。
やがて、植林内に入り斜面をジグザグに下ると谷間に下り、10分ほど下ると林道に出合う。林道を40分ほど歩くと古屋の集落に着く。
ここからは車道を2,7km歩いて桑原へ。誰にも出会わない静かな山行が終わる。


桑原(橋)バス停からの駐車場

登山口前のトイレ

自然林になって喜んだが続かなかった。


茶屋跡

丹波越

経ヶ岳頂上
取り立てて見るものも無い。静かで寛げるのが取り得の山かな。

分岐

三国岳頂上

東方面が開けた山頂

伊吹山と琵琶湖

靴を忘れてサンダルでの登山、予定していた
コースを歩けそうだ。


百里ヶ岳

高島トレイル北方向の山並み  大御影山・赤坂山が見えているのかな?

ここより古屋へ下山

石塔

U字の尾根道
谷間に下りてくる。

林道出合

広い保谷林道と出合う。

古谷の登山口。

危険を感じて飛び立つ。

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ

ツルボ

 登山靴を忘れてサンダルでの山歩き、どうなることかと心配したが予定コースを歩けて良かった。

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