平成22年6月24日(木)夕焼け鑑賞、そして翌日は御来光を拝む。 部子山1464m
三周ヶ岳登山を終えてから、『そま山・花はす温泉』で入浴する。『花はすまつり』の幟が道路端に立っていたが、花は咲いていない。お陰で、見物客はいないので温泉も空いていた。 越前市のスーパーで夕食と朝食を調達してから池田町へ向かう。 |
周辺地図 |
林道終点には綺麗な避難小屋があった。テント泊を予定していたが、避難小屋を利用することにする。
その前に、夕日と御来光を拝むための下見にカメラだけ持って部子山に登ってみる。
13分で部子山頂上に着いてしまう。360度の展望は素晴らしかったが、ブヨの大群に早々下山する。
再度、食料と蚊取り線香を持って山頂へ登り、刻々と変わる大自然のスペクタクルを鑑賞しながら二人だけの晩餐会をする。
部子山林道入口(帰り撮影) |
P3付近、南方面の展望は最高だが。 (下山時撮影) |
無事の林道終点(登山口)に着く。 思っていたほど荒れていなかった。 |
今日は私たちだけのようだ. 避難小屋に泊まることにする。 |
林道終点からの部子山頂上。 |
【夕食前の下見登山】
大野盆地と白山 |
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荒島岳 中央;銀杏峰 |
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大野盆地と白山
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能楽の里牧場と避難小屋方面 |
避難小屋 |
【山頂で晩餐会】
5箇所に蚊取り線香を。 |
ラジオ体操を始める細君。 |
西日を受けて輝く越前海岸。 |
更に拡大;西日を受けて輝く越前海岸。 |
姥ヶ岳(手前)と能郷白山 |
のんびりと夕焼けを観るのは初めてかも? |
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日本海に沈む太陽 7:21 |
太陽が沈み撮影も限界になってきた。 |
町の明かりが燈るようになった。 7:28 |
【翌日の御来光と展望】
夜はすることがない。月明かりで散歩はできるが、携帯ラジオを聞きながら20時過ぎに寝袋に入る。
3時半に南アW杯サッカーのオランダ対日本戦が始まった。私たちも行動を開始する。4時半過ぎが日ノ出時間だが、東の空は薄明るくなっていた。
気温は13℃前後、虫対策をしないで、山頂に4時20分に着くと、早朝なのにブヨが飛んでいた。帽子を被ってないので、気付いた時には数箇所やられていた。
刻々と、空全体が赤く染まってくる。少し目を反らしている間にも明るくなる。
そして4時41分に感激の一瞬を迎えた。細君は涙を出している。1分もすると直視できないほど輝きを増し、真っ赤に染まっていた雲は白くなって、大自然のスペクタクルは終焉した。
明るくなるとブヨはいなくなり、サッカーも日本の勝利で終わっていた。
山頂で朝食をとりながら、山座同定を楽しんでいると、7人ほどのグーループが登ってくる。
話を聞けば、仕事前の早朝登山を楽しんでいるとか。近くに山があり羨ましい限りである。
前日、避難小屋近くの千本杉を見に行ったが、分からなかった。グループに教えてもらうと、雪の重みで上には成長していない杉の群生地らしい。再度観察しに行くと疎らに自生していた。
食事を済ませたグループが帰っていった。私たちも帰宅準備をする。
白山。御来光が観られそうだ。 |
御来光前の山座同定も楽しいがブヨには・・。 |
槍ヶ岳・穂高連邦 |
日ノ出16分前。刻々と空が鮮やかに染まってくる。荒島岳の左・穂高連邦 右・乗鞍岳 |
日ノ出10分前。鯖江・福井市方面 |
御来光10分前 |
4時41分 感激の一瞬。 |
御来光から2分経つと直視できない。 |
左端;別山。 願教寺山付近からの御来光だったようだ。 御来光から8分30秒後。 |
冠山が分かれば山座同定も分かりやすくなる。 |
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冠山の岩壁と金糞岳 |
金草岳と三周ヶ岳(中央) |
山が霞むようになってきた。能楽の里牧場と日野山 |
杉を捜しに行く |
部子神社跡にあった千本杉 |
部子神社跡付近より。中央;白山 取立山 艶ヤ兎山 手前中央;経ヶ岳 |
マイヅルソウ |
マイヅルソウ |
カラマツソウ |
イブキトラノオ |
イワギク |
梅雨の晴れ間に、大自然からの大きなプレゼントを戴き、6時前に帰路に着く。
急いで帰宅することはないので京都東ICまでは下道を走り、10時に枚方に着く。
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