平成22年4月4日 台高;古ヶ丸山 1211m
以前から登りたいと思っていた古ヶ丸山は、台高山脈主稜線・池小屋山から東に派生する尾根上の峰で、山頂付近には原生林が残る展望の良い山らしい。 行楽シーズンなので、3時過ぎに枚方を出発する。国道166号線を走り高見トンネルを抜け三重県に入り、国道422号線を宮川沿いに走り大台町に入ると『からすき谷公園』に着く。からすき谷公園には、5台分の駐車場と、あづま屋と更衣室のあるトイレがあった。 枚方から129km |
周辺地図 |
6:13からすき谷公園登山口〓5:56番屋の頭〓7:49柁(かじ)山〓8:13清治山〓8:52奥芋口〓9:30〜10:35古ヶ丸山〓往復〓12:45からすき谷公園登山口 |
登山口は駐車場左の絵地図横にあった。犂(からすき)谷の右岸の杉林内を暫く歩いてから、ジグザグに登り尾根に取り付くと、しっかりした尾根道の急坂が続く。
やがて、南側が雑木林になると、北は桧の幼木でネット沿いの登りになり、迷岳が望まれる。
展望のない番屋の頭を過ぎ、急坂と見通しの悪い道にうんざりする。やがて尾根が消えて、北方向への山腹道を登ると、犂谷へ下る踏み跡らしきがあったが定かではない。ここで左折して、再び尾根に取り付くと植林帯を抜けて柁山に辿り着くが、ここも展望は良くない。
柁山を過ぎるとブナやヒメシャラの古木、トウヒ等の自然林になり、疲れを癒してくれるようになる。
前方に古ヶ丸山が樹木越しに望まれる、右手に迷岳・桃の木平・口迷岳への稜線を見ながら登る。
清治山を過ぎると、南方面が開けた地点があり大台ケ原を望む。
大岩が現われ、シャクナゲ群生地を過ぎる。タイガーロープが張られた岩場を急登。緩やかになるとレンガ滝分岐があり、直ぐに奥芋口に着き、リュックを下ろし小休止する。前方の樹間からは、3ツの峰が見えている。手前が山頂であることを願う。
ガレ石の急坂になる。密集したブナの潅木帯、コウヤマキ群生地を過ぎ、露岩の中を登り切ると三等三角点があった。
古ヶ丸山頂上に着く。展望は桧塚から大台ケ原の西半分で、大峰の大普賢岳、釈迦ヶ岳も望まれた。山頂から連なる稜線を目で追い、白倉山・野江股ノ頭、池木屋山を山座同定する。
直ぐ近くに見える白倉山だが往復すると3時間ほどかかる難路。今回はここまでにして食事にする。
誰もいない山頂で展望を独占しての食事は美味しい。そして最高に気持ち良い。
からすき谷公園。満開の桜。 |
⇔登山口はここかな?頭上にあった標示。 |
尾根に取り付きネット沿いに登る。 |
宮川と国道422号線。 |
番屋の頭 |
テープも多くあり、しっかりした道だ。 |
桧林内の急な登り。 |
柁山 |
迷岳・桃の木平・口迷岳 |
シャクナゲの花芽は・・。 |
右が山頂だと思っていたが(樹林で見えず)。 |
清治山 |
清治山からの山頂 |
清治山付近から |
大木が目立つようになる。 |
尾根上に大岩現われるようになる。 |
タイガーロープの急坂 |
奥芋口からの古ヶ丸山(左)。 |
迷岳方面 |
トウヒ?シラビソ? |
癒される。 |
密集したブナの潅木。 |
山頂への最後の登り。 |
古ヶ丸山頂上 中央;池木屋山 |
朝食?昼食? |
大峰遠望。 釈迦ヶ岳 大普賢岳望む |
中央・左奥;白鬚岳 |
下山する。 |
往路を下山する。直下で単独の男性と出会い談笑。男性の年齢は71歳だったが、元気一杯だ。 |