平成22年1月10日 F御在所岳 1212m
樹氷で知られる冬の御在所岳に登ったことがないので、登ることにする。 |
|
7:15駐車場〓17中道登山口〓8:25キレット〓9:17富士見岩(展望台)〓山頂散策〓10:20一の谷新道下山〓11:47一の谷新道登山口(山の家) |
駐車場から鈴鹿スカイラインの車道を100mほど歩くと、山の家手前の中道登山口に着く。ガードレールの切れ目から谷間に入り、右の斜面を登る。
ロープウェイ下を過ぎると、辛い登りももう少しで、展望の良い岩稜に辿り着き、辛さから開放される。
おばれ岩・地蔵岩などの大岩、奇岩のアートを観て、鎖の付いた岩壁のキレットに着き慎重に下る。
キレットを過ぎると急な登りとなり、北方面の山々が見られるようになるが今日はガスがかかっている。
溝状の急坂を登り、藤内壁上部の岩場を通過し、ガスの中に入ると樹氷が現れるようになり、富士見岩の展望台に着く。
山上公園を散策する。気温は−4℃前後で風が強く、天候の回復は望めそうもない。
展望の良い一等三角点まで行く元気はなくなってしまう。一の谷新道下山口近くにある人工的に造られた氷ばくの裏手で、風を避けて煮込みウドンを食べる。
下山する登山者は「何度も登っているが今日は最悪だ。寒いのに樹氷が育たない」と。言われれば一の谷側には樹氷が出来ていない。
駐車場 |
中道登山口 |
岩に金属(アイゼン)が擦れる音を立てて登ってくる。 |
おばれ岩 |
おばれ岩;輝く伊勢湾と雲母峰。 |
青空だ。しかしぬか喜びだった。 |
地蔵岩 |
地蔵岩 |
キレット |
そろそろゴアテックスの手袋に。 |
藤内壁の岩峰を巻いて。 |
|
巻き終わり。 |
やっと観られた樹氷 ガスの国見尾根 |
富士見岩 こんな日もあるさ! |
朝陽台の樹氷 |
人工的に造られた氷ばく。 |
寒さに我慢できずに、逃げるように初コースの一の谷新道を下ると予想以上の積雪で、山斜面を慎重に下る。
谷道かと思っていたが尾根道で、急坂が続き登りも下りも厳しい坂だ。しかし利用者が多いようでトレースがしっかりあり助かる。
ガスから抜けると一の谷を挟んで、登った中道の岩稜、手前にゴンドラが樹間から見える。
途中でアイゼンを外し、汗ばんでくる頃、山の家の屋根が見えてきて車道に出る。
一の谷新道下山口 |
少し緊張する山斜面の道。 |
やっと身体が温くなる。 |
山の家前の車道に出てくる。 |