平成21年12月20日 京都 M愛宕山924m A地蔵山 948m

年度別


黒線が今回のルートです。
愛宕山まで4,5km・地蔵山まで8.4km

総歩行距離17.3km

 奈良県の台高の山を予定するが、アメダスでみると登りたい山には雨雲がかかっており、山では雪が降っているようだ。雪に対する心の準備も出来ていないので止める。
そして決めたのが、年末か年始にお札を戴くために登る防火・鎮火の神様である愛宕山だった。


 6時半に枚方を出発する。上空は雲一つない。冬型気圧配置になると良くあることだが、北部では大雪とは思えない。
向日市の国道171号線で早朝からネズミ捕りをしておりビックリ。嵐山・観月橋で日の出を観て、清滝へ。
愛宕山表参道横の有料駐車場を横目に見て、清滝川右岸の林道(東海道自然歩道)に入る。堂承川沿いに約1km走り、水場のある所で車をUターンしてから駐車する(清滝より約1km)。 枚方から30km


周辺地図

7:47駐車場所〓7:51林道分岐〓9:17月輪寺道出合〓9:38〜10:30愛宕山神社〓10:51愛宕山三等三角点〓11:02地蔵山分岐〓11:51〜55地蔵山〓12:55首なし地蔵分岐〓13:30首なし地蔵〓13:50梨ノ木谷林道出合〓14:24月輪寺登山口〓14:35場所

 氷点下近い気温で寒い。「何処から登ろうか?」何処から登っても辛い登りが続く愛宕山だが。取り敢えず月輪寺登山口への林道を歩くと、林道分岐がある。
今回は大杉谷を詰めることにして、狭い林道左の細い林道に入り、右岸に付けられた山腹道を歩く。
途中で林道と分かれ右の山道に入ると、空也ノ滝だと思われる滝音が谷底から聞こえてくる。
水場のある第1ベンチから第4ベンチまで登ると、山斜面の急なジグザグ道になり、月輪寺からの道と合流して尾根に取り付く。少し登ると岩魂があり京都市街地、南方面にはポンポン山が望まれる。
岩魂を過ぎると広い道に出て左折、表参道と出合い石段を上る。
少しは雪と樹氷が観られるだろうと思っていたが、異常乾燥注意報が出ているようでは無理なようである。


今回は左の道へ。

大杉谷  第4ベンチより

岩塊まで来るとホッとする。

岩上で岩下を見渡す。

 登山者は少なく参拝者が殆どで、最高峰に建つ愛宕山神社はひっそりとしていた。
用を済ませて、薪ストーブのある休憩所で、ポットの湯を入れてカップヌードルを食べる。
ストーブの番をして長く居過ぎた。月輪寺経由で下山するつもりで、出発すると、温まっていた身体には堪える寒さで、ブルブル震える。
月輪寺下山口から少し先の展望の良い場所に行ってみると、比良の武奈ヶ岳・蓬莱山が薄っすらと雪化粧して望めた。このまま下山するのも惜しい。地蔵山に行くことにする。

 広い道を歩く。首なし地蔵分岐を過ぎ、右の小高い所を登り、愛宕山の三等三角点に寄ってから、広い道に戻る。
竜ヶ岳分岐を過ぎると、『旧愛宕スキー場跡地』の標示があり、プレートの端に『地蔵山』とマジックで記されていたので、ここより地蔵山に登ることにする。
旧愛宕スキー場跡地には帰りに寄ることにして直進。アセビが多く自生するなだらかな潅木の尾根道だ。
ササが枯れた箇所からの展望が良く、東に開けた所からは、愛宕山・北山の山々・比良山・遠くは鈴鹿の山が望まれ、西に開けた所からは、亀岡市、能勢の山々、遠くは六甲山が望まれた。
反射板のあるピークに着くが、展望は良くなかった。前方に見える小高い峰を目指す。


愛宕山(神社)。アイゼンは必要なかった。

比良山地・武奈ヶ岳と蓬莱山

愛宕山・三等三角点

広い道と分かれて、ここから地蔵山へ。

地蔵山   於ウヶ岳

愛宕スキー場跡

アセビの林。

反射板からの地蔵山。

 展望の効かない地蔵山頂上だった。動いていないと寒いので早々引き返す。『旧愛宕スキー場跡地』に寄ってから、三体のお地蔵さんがある首なし地蔵分岐まで戻る。
首なし地蔵までは、歩き易い尾根道で、首なし地蔵近くまで、林道があるので、近い将来はここから愛宕山に登ることになるかも知れない。

 首なし地蔵から伐採された梨ノ木谷を下る。清水が湧き出した谷間を滑らないように注意して下ると、
林道に出る。林道を約3.6km歩き、駐車場所に戻ってくる。


一等三角点の地蔵山頂上だが展望はない。

旧愛宕スキー場に寄ってみる。

ここから首なし地蔵へ。

崩落箇所より。最後の展望。「霊仙山(鈴鹿)かな?」

ポンポン山に似ているな。

首なし地蔵。

伐採された梨ノ木谷を下る。

林道出合・月輪寺登山口まで2、5km・駐車場所まで更に1、1km

月輪寺登山口

駐車場所に戻ってくる。

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