平成21年11月8日 池ノ又谷コースよりB三周ヶ岳 1292m
7年ぶりに三周ヶ岳に登ることにする。前回は10月中旬だったが紅葉には早すぎた。しかし今回は遅いかも知れないが・・。 |
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周辺地図 |
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7:03登山口〓8:08幽幻ノ滝〓8:50〜55夜叉ヶ池〓10:07〜11:15三周ヶ岳〓12:30夜叉ヶ池〓13:47登山口 |
ガランとした駐車場だった。準備をしていても車が上がって来なかった。池ノ又谷の遠方に夜叉壁を観て、駐車場奥の登山口より谷に下りて行く。枝谷を横切り、本谷を渡り右岸へ。再び左岸に戻ると急坂になり、つづら坂を中腹まで登ると、小さなアップダウンを繰り返す道になり、登っているのか下っているのか分からない。やがてブナ林になるが殆ど落葉しており、晩秋を感じさせる風景だ。汗ばむ気温だが枝谷からの水で喉を潤すほどでもない。
枝谷から落ちる幽幻ノ滝に着き、幽幻ノ滝を過ぎると、直ぐに流れの細った池ノ又谷を横切る。
夜叉壁と呼ばれる岩壁を見上げながらの登りになり、昇竜ノ滝が谷を挟んで見えて来る。
6月下旬頃だとニッコウキスゲが咲く岩場の急な登りになる。今回は夜叉壁と紅葉のコントラストを楽しみにしていたのだが、ここまで登って来ると終わっており残念だ。
湧水が岩場を流れる個所が一部あるが、足場の岩は階段状に削られており、備え付けのロープは必要なかった。
下町の高級車だけ? |
登山口と夜叉壁 |
右岸へ |
左岸に戻ると急登 |
夜叉ヶ山と夜叉壁 |
幽幻ノ滝 |
ダイモンジソウ |
池ノ又谷を横切る。 |
夜叉壁 |
シモツケソウ |
昇竜ノ滝 |
カライトソウ |
県境尾根に登り着くと福井県側に夜叉ヶ池がある。誰もいない池の辺で小休止する。
県境尾根を北へ。池ノ又谷から見えていた夜叉壁の上部を歩く。
稜線を登って直ぐのピークで三周ヶ岳が初めて山容を現し、背丈程のササ道を下る。7年前もササはあったが、随分と延びており閉口する。
所々でササに悩まされ、2ヶ所ある大岩を右から巻き、次は乗越えて行くと、山頂と間違いそうなドッシリとしたピークへの登りになる。
展望の良いこのピークが登山口から見えていたようで、眼下に駐車場が見えている。
前方には山頂が見えているが、手前には幾つかのアップダウンも見えている。
葉を落とした低木の枝、そしてササが交互に現れ、窪地には泥濘もあって歩行を妨げる。
夜叉ヶ池 |
左端;三周ヶ岳 |
大岩を右から巻いて。 |
ここの岩は乗越えて。振り返れば夜叉ヶ山 |
左端:三周ヶ岳・幾つあるのかな?アップダウン。 |
未だアップダウンがあるな! ;日野山 |
【三周ヶ岳頂上】
途中で、福井県側から登って来た男性とすれ違っただけで、誰もいない一等三角点の三周ヶ岳頂上に着く。土俵程の広さの山頂はササに覆われて、座ると展望がなくなる。条件が良ければ御嶽山・白山が望まれるのだが、しかし両白山地の山々・伊吹山地・敦賀半島の山が望まれた。
山頂が込み合ってきたので下山する。
山頂直下 |
【下山】
11月とは思えない暖かさだ。夜叉ヶ池まで戻って来ると多くの登山者が寛いでいる。
三国岳にも登りたいが、ガイド本ではササを掻き分けての登りで展望がないとある。もうササを掻き分けてまで、登る元気はない。
今日は早く帰宅しようと夜叉ヶ池にも寄らずに池ノ又谷を下る。
夜叉ヶ池山と夜叉ヶ池 |
小さなアップダウンがある山腹の道。 |
池ノ又谷に下りて来る。 |
満車状態 |
凄い紅葉が続く。しかし好ポイントには駐車場所がない。 |