平成21年10月25日 ブナの黄葉三昧。加賀大日山1368m ・鈴ヶ岳1175m 加賀甲1312m

年度別

 週間天気予報では傘マークで、久しぶりにゆっくり休もうと思っていたら、2日前に晴れマークに変わる。毎週、遠出が続き疲れ気味だが「登れる時に登っておこう。次週が晴れるとは限らないから」。
 太平洋側より日本海側の天気が良いらしい。久しぶりに北陸道を走り、ブナの黄葉を観に行くことにする。
先々週の三方岩山ではブナ林は青々していたが、黄葉していると思われる。
先ず、思い出したのが今回の山、H19・7.1に池洞尾根からガスの山頂に登った時、長く続くブナ林が美しかった。

 ネットで検索するが、花のシーズンばっかりで、ヒットしない。不安を感じたが、己を信じて登るぞ!
知られていないのなら、静かな山登りができそうだ。そして前回、見られなかった展望にも期待する。

 3時過ぎに枚方を出発する。福井北ICより国道364号に入り大内峠を越して我谷ダムに。富士写ヶ岳登山口を過ぎ、県道153をダム湖畔沿いに走ると大日山登山口・真砂の道標。ここより右の林道を大聖寺川沿いに6、5kmほど走り真砂集落跡へ。
真砂集落跡でT字路がある。直進にある『大日山』の標示に従い轍のある林道をゆっくりと500mほど走ると、別荘風の建物が見えて、直ぐ先の駐車場に着く。 枚方から230km


周辺地図

ここより約6.5km

6:48駐車場〓6:51徳助新道登山口〓9:00〜05小大日山〓9:55〜10:00大日山〓10:42かたくり小屋〓11:05〜11:50鈴ヶ岳〓12:55〜13:06大日山〓13:35加賀甲(大日山小屋難小屋)〓15:07池洞尾根登山口〓15:20駐車場

 駐車場から林道を50mほど歩くと鳥居がある。更に50mほど歩くと、橋の手前の徳助新道登山口に着く。
石垣が残る横から山に入る。少し先で山斜面の急坂を5分ほど登り尾根に取り付くと、脹脛(ふくらはぎ)の筋肉が伸ばされて痛く感じる雑木林の急坂が続く。
やがて幹の細い密集したブナ林が30分ほど続き、高度を上げるほど色付きが良くなる。
明るい潅木の道になり展望の良い徳助の頭に着くと、小大日山・大日山・加賀甲が見渡せ、眼下には小松方面の市街地が望まれる。
初めての下りになり、小さなコブを二ツ越すと、小大日山の4等三角点があったが、最高点は50m先にあった。

 360度の展望が広がる小大日山。加南(江沼)三山の大日山・富士写ヶ岳・鞍掛山が望まれる。また、大日山の左には白山が望まれる展望にリュックを下ろして小休止する。
前方に大日山を見ながら緩やかに下り、高度を90mほど下げてから登りになる。
この登りが辛かった。ここまで登って来て焦る必要はないのだが、山頂が近くなると休まずに登ってしまう。


駐車場

以前はここが徳助新道登山口だった。

徳助新道登山口

唯一の大岩

細い幹のブナが多い徳助新道だった。

ササが刈られていて感謝。

徳助の頭より。小松方面と日本海。

徳助の頭より。小大日山・大日山・加賀甲。

小大日山へ。

小松方面

小大日山より

小大日山からの白山

加南の山々。富士写ヶ岳は???

大日山へ。

鞍部から登り返しは樹林内の道。

【大日山】

 誰もいない大日山頂上に着く。霞んではいるが白山・荒島岳も望まれる展望だ。
時間も早いので、鈴ヶ岳まで下ることにする。狭い急斜面の道を一気に下ると、しっかりした尾根道になる。
ここの黄葉は見頃で、徳助新道よりも大きい樹が多い。樹間から見える山斜面は全山紅葉して見えるが樹木が邪魔して、撮影ポイントがない。

 10組ほどの登山者とすれ違い、登りになるとかたくり小屋に着く。小屋裏の切り開かれた場所からは白山が望まれ、ベンチが設置されているが休まずに登る。
山頂と間違った花立の岩がある地点を過ぎ、ひと登りする。

鈴ヶ岳へ


鈴ヶ岳へ。

カタクリ小屋

花立の岩

【鈴ヶ岳】

 東半分が開けた鈴ヶ岳に着き、白山と山斜面の黄葉を観ながら食事にする。この時間帯になると大杉から登ってくる登山者もなく、のんびりと寛ぐ。
 朝出会った登山者と再会しながら大日山へ戻る。酔いも大日山の登りになる頃には覚めていたが、やはり息を切らしての登りになり、細君はサッサと登ってしまう。


鈴ヶ岳からの白山と別山

白山・ズームアップ

別山・ズームアップ

鈴ヶ岳の北方面。

大日山へ戻る。 奥;加賀甲 縁ャ大日山

【大日山】

 大日山頂上に戻ると2組だけで、先に着いた細君は談笑していた。白山に目を向けると中間に雲があって全容が見られなくなっていた。
 雲空になり、帰りの時間が気になり始めて加賀甲へ。登って来た徳助新道の直ぐ隣の登山道を下る。鞍部の水場を過ぎ、登り返すとササ原のカタコガ原に出て、前方に大日山避難小屋の屋根が見える加賀甲へ登る。

 背丈ほどのササに覆われた加賀甲だが、登山道だけは広く刈られており助かる。振り返れば大日山にガスがかかるようになり、登山者は私達だけで何となく寂しさを感じるようになる。
ササ原を抜け、池洞尾根の樹林内に入ると滑り易い急な下りになる。やがて落葉したブナ林から始まり、下れば下るほど青々したブナに変わっていった。
杉の木が混生するようになり、池洞山の鞍部に下りてくる。ここで右折すると緩やかな道が暫く続いた後、今回の一番の難所と思われる急斜面を下る。支谷を二ツ渡って池洞尾根登山口がある林道に下りてくる。
林道を400mほど下ると登った徳助新道登山口で、更に100mほどで駐車場に着く。
駐車場には帰宅準備をしている車があった。今日、ここから登ったのは2組だけのようだ。


見えなくなった白山

加賀甲から池洞尾根へ


カタコガ原からの大日山

カタコガ原より。加賀甲へ、避難小屋の屋根が見える。

加賀甲より。 ガスがかかる大日山。

加賀甲より。  左端;加賀大日山   右端;越前大日山か?

落葉が目立つブナ林。

逆コースの方が良かったかな?滑る登山道。

大日谷側

池洞尾根のブナ林も奇麗だ。

黄葉は未だ先のようだ。

今回一番の難所か?

池洞尾根登山口に下りてくる。

 今日は3つの尾根を歩き、予想以上に素晴らしいブナ林を見学できた。言葉では表現できないが、それぞれ違った雰囲気を持っており、充分に楽しませてもらった山行だった。

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