平成21年8月16日 蓼科山 2530m
14日、15日は孫達と兵庫県の竹野海岸へ海水浴に行く。今年は天候不順で涼しく、子供は何の抵抗もなく海に入るが、大人が入るのには勇気がいる。 2時半に枚方を出発、帰省による渋滞もなく、中央道・諏訪ICで降り(6:25)、蓼科高原方面へ。蓼科からビーナスライン(県道192)を走り、スズラン峠(大石峠)へ。 |
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蓼科湖からの蓼科山 周辺地図 |
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7:13スズラン峠駐車場〓14登山口〓8:24標高2120m〓9:35森林限界〓9:55〜11:26蓼科山頂上〓13:25スズラン峠駐車場 |
既にスズラン峠駐車場には10台ほど駐車しており、4組ほどが準備をしていた。ここまで来ると関東方面の登山者が多く、関西弁(標準語が話せない)で会話しても、突っ込みもなく、冷めた感じがするので静かに登山準備する。
バス停『蓼科山登山口』前が登山口で、刈り取られた背丈以上のササが茂るダケカンバ・カラマツの森に入る。
やがて、石がゴロゴロするミズナラの山道になり、山斜面を登るとカラマツの森になる。
大岩が現れ段差のある急な登りになるとダケカンバが現れ、背後に蓼科高原・南アルプスが望まれる地点を過ぎる。
標高2120の道標があるある地点に辿り着き、暫くは緩やかな道になり、心地よい風(20℃以下)を受け汗もひいてしまう。
しかし長続きはしない。石がゴロゴロする直線の登りになり、私の短足にあった段差を見つけて登るが、偶には大石をよじ登る段差もある。急登は覚悟していたが、足元を見ながらの登りに飽き飽きする。
やがて石も少なくて快適に歩ける平坦な道になると、細枝のダケカンバ・針葉樹が密集しており、樹木越しに見える山頂は遠く感じた。
再び、大きな石のキツイ直登になる。休みがてら振り返れば八ヶ岳・南アルプスが望まれるようになる。針葉樹の立ち枯れが目立つようになると、中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・穂高連邦も望まれるようになる。
急に植物のない森林限界に出る。赤いポールとペンキの矢印に導かれて、岩石が重なった道を慎重に山頂を巻くように歩くと山頂ヒュッテが見え、手前で折り返すと数分で頂上だ。
スズラン峠駐車場 |
バス停前が蓼科山登山口 |
ササ原とダケカンバ。 |
ミズナラ |
カラマツ |
石がゴロゴロする道になる。 |
タテヤマウツボグサ |
オニシモツケ |
クガイソウ |
蓼科湖 |
ヨツバヒヨドリ |
ホタルブクロ |
キバナノヤマオダマキ |
標高2120mの道標 |
ヤマハハコ |
ダケカンバ・カラマツが密集する。 山頂が望まれた。 |
シナノオトギリ |
青空とダケカンバ |
ベニバナイチヤクソウ |
クモマニガナ |
シロバナノクモマニガナ |
振り返れば八ヶ岳・南アルプスが望まれた。 |
ミネウスユキソウ |
気温が低いので助かる。 |
立ち枯れ区間はキツイ登りだった。 |
穂高連邦方面 |
オンタデ |
ミヤマアキノキリンソウ |
森林限界かな? |
目印は沢山ある。 |
山荘ヒュッテが見えてくる。 |
山荘ヒュッテ |
アカモノ(実) |
山荘ヒュッテからの山頂 |
【蓼科山頂上】
蓼科山からの八ヶ岳 |
火口の中央にある蓼科神社。 |
三角点のある蓼科山に立つ。独立峰のため360度の展望だ。火口だった山頂は岩塊の広い平地で窪んだ中央には蓼科神社が祭られている。 |
南アルプス ; 中央左が日本で2番目に高い北岳か? |
白樺湖 |
乗鞍岳 |
中央;穂高連邦 |
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ズーム;穂高連邦 |
【下山】
往路を戻る。登りより慎重に膝を傷めないように下る。
スズラン峠駐車場に戻って来ると、意外と車が少ない。更科牧場の七合目登山口からの登山者が多かったようだ。
登りより緊張 |
登りでは冷たかった石だか。 |
営業していたバス停前の女神茶屋。 |
途中にあった女の神氷水(駐車場あり)を汲み、山から見えていた蓼科湖へ。湖畔はお盆の最終日だが、賑わっていた。
カーナビを帰路にセットすると、「この先9キロ渋滞しております」と。諏訪ICから諏訪南ICに変更して中央道に入る前に給油、最初のSAで食事とトイレを済ませてから一路大阪へ。
6箇所ほど渋滞(計2?km)があったが21時頃に帰宅する。
走行距離727km ガソリン41リットル(5100円)。
淀IC〜諏訪IC 1400円
諏訪南IC〜淀IC 1550円