平成21年7月26日 湖北・乗鞍岳 865m

年度別

 一日中雨だと思っていたら、昼前後まで持ちそうな天気になった。予定を立てようとするが、半信半疑の予報では、なかなか決まらずに寝てしまう。
5時に目覚めて、空をみると東の空は朝焼けだ。「よし、山に行くぞ!」。しかし行き先を決めていないことに気付くが、土壇場になると選り好み出来ずに、直ぐに決まったのが今回の山だ。展望を諦め、雪シーズンの下見のつもりで登ることにする。

 湖西道路(国道161号線)を走り、山中峠のある国境スキー場に。シーズンオフのスキー場は駐車場所がなく難儀する。


周辺地図

7:20砕石場入口駐車〓23登山口〓7:46二番目の鉄塔8:50〜9:20乗鞍岳〓10:28スキー場登山口〓10:53砕石場入口駐車  7.1km

 鉄塔巡視路から登ることにする。誰もいない砕石場内に入り、紅白に塗られた鉄塔方向へ歩く。
巡視路を捜すと鉄塔の右下方向に『火の用心』のプレートと赤いテープ(登山口)を見つけて山に入る。
5分ほど滑りやすい斜面を登ると紅白の鉄塔に着く。気温は25℃で湿度が高く、既に汗が噴出している。
ここからは、はっきりした尾根道になって2番目の鉄塔に辿り着く。
2番目の鉄塔を過ぎると直ぐにスキー場からの登山道と合流(下山道)、美しいブナ林になりガスの中に入ってしまう。

 北からの稜線と合流して左折する。やっと微風と緩やかな登りになり、辛かった登りから開放されP789mに辿り着く。『火の用心』に記された鉄塔32がある左の稜線を行く。
開けた鞍部に出てくると鉄塔32番があった。北半分が開けているのだがガスで見えず残念だ。
登り返すと、滑りやすい急坂にはロープが張られており、下草が刈られていて助かる。
ブナ林に癒されながら登ると広い巡視路と分かれて左の道を登ると、岩がゴロゴロする狭い道になり山頂は近い。

 無線中継所が建つ乗鞍岳頂上に着く。琵琶湖方面が開けているが・・。直進して電波塔の建つ地点まで行こうとしたが、雨が何時降り出すか分からないので、諦めて山頂までにする。


砕石場前の駐車スペース

登山口

砕石場との境界道と合流。

巡視路を登る。

2つ目の鉄塔を過ぎるとブナ林になる。

ホツツジ

オトギリソウ

東方面が開けているが・・。

【下山】

 下山、鉄塔32番まで戻って来るとガスがなくなっており、野坂岳・夕暮山・岩篭山、東には琵琶湖が望めた。
スキー場分岐まで戻り、5分ほど下るとゲレンデに出てくる。ゲレンデからは山頂が見えている。「もう少し山頂に居ればよかったかな」と少し後悔したが、駐車場所まで戻って来ると雨が降り出し、やがて大雨になる。
数箇所で大雨の滋賀県内を走る。帰宅した時には洗車しなくても良いほど奇麗になっていた。


ゲレンデの登山口に下りてくる。

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