平成21年4月26日 D大和葛城山 959m

年度別

 前日は低気圧通過で全国的に雨だった。今日は季節外れの冬型気圧配置で山は大荒れの予報。
行き先に困るが、『葛城山にカタクリが咲いている』とY新聞に載っていたのを思い出し、「大阪南部なら少しは天気も増しだろう」と思い登ることにする。

 奈良県より国道24号線・309号線を走る。途中で旧道309号線に入り水越峠へ。峠には既に10台以上の車が停まっていたが、青崩(あおげ)から登るので、大阪府側に下ったバス停『水越峠』横の駐車場(更に下ったところにも駐車場あり)に置く。 65km

周辺地図

7:30バス停『水越峠』横・駐車場〓47青崩側水越峠トンネル〓8:21クサリ場〓56弘川道出合〓9:12〜散策〓9:55葛城山頂上〓10:55水越峠〓11:00駐車場

 駐車場から大阪府側に下り、水越トンネル手前の国道にかかる高架橋を渡り、青崩貯水槽前の二俣になった道を左へ下って行くと、バス停『青崩』からの登山道と出合う。
天狗谷の青崩道は殆どが植林の道。クサリ場があるが大した岩場でもなく、水場を過ぎると山斜面から尾根道の道になる。再び斜面の道を歩くと、弘川道に出合い右折するとショジョウバカマが多く咲く林内になる。
やがて、山頂北斜面のロープウェイからの道に出てくる。山頂は後ほどにして、カタクリを観に行くことに。

ロープウェイ乗場へ下る途中に自然研究路入口がある。新緑が美しい周遊道だがハイカーがいない。
もしかしたら・・・。カタクリの群生地に来るとピークを過ぎ、更に昨日の雨で痛んで、観賞できる花はなかった。自然研究路の散策を諦め山頂へ。
ロープウェイからのメインストリートを歩き山頂へ。ススキの草原を登ると、ここにもカタクリがあったが、終わりかけだった。


バス停『水越峠」横の駐車場

水越トンネル。焔309号線

クサリ場

水場を過ぎ尾根へ。

自然研究路入口

新緑が美しい自然研究路

望遠がいるカタクリ群生地

今回、一番のベッピンさんのカタクリ

高原の葛城山頂上からは広大な展望が広がる。灰色雲に覆われているが、紀伊山脈・四国・六甲山・奈良盆地が見えたが、台高・大峰には雲がかかっていた。
ゆっくりと展望を楽しみたいが気温2℃で寒い。よろける程の突風でコンビニ弁当を食べる気分になれない。
ツツジ園に寄ってみると、蕾が膨らみ掛けたのがパラパラとある程度だった。
水越峠へ下山することに。正面に金剛山を見ながら、段差のある木階段を下りると石畳の道になる。この石畳が良く滑る。前回は滑ってカメラを壊してしまったので慎重に下る。一部では石階段が造られて、歩き易くなったが。谷川沿いに下るようになり、水越峠に下りてくる。峠から駐車場までは直ぐだった。
 

 


凄い強風  大阪方面。

奈良県側。

金剛山

ヤマナシ

ミツバツツジ

桜は満開だったが・・。

膨らみ始めたツツジ。

急な木階段が続く。

滑る石畳。

水越峠。焔熏ьRへ。

 下山後、暖かいラーメンでも食べてから帰宅しようと、大阪府から帰ることにしたが、千早赤阪村の道の駅付近まで来ると、カーブを曲がり切れなかったバイクの転倒事故(相手方100パーセントの責任)で車が大破してしまう。お陰で寒さと恐怖で、ブルブル震えながら1時間以上の事故処理があり、食事できず。
JAFのレッカー車に乗って帰宅する。(レッカー代15kmまで無料。1km毎に700円で25200円支払うが相手の保険で戻ってくる)
 前回はカメラ、今回は車の破損と、葛城山とは相性が悪いようだ。



イチリンソウ

ホウチャクソウ

ムラサキケマン

チャルメルソウ

ヤマブキ

ツルカノコソウ

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ(白)

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